書籍形式PDFファイル(2022年11月 アラビア語・一部英語):キリスト教/コプト正教会首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下のスピーチを集めたもの。掲載写真のうちキリスト教指導者では、ローマ教皇フランシスコ聖下、ロシア正教会モスクワ総主教庁キリル聖下、エチオピア総主教“アブネ”・マティアス1世聖下、ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教アントニー座下を重要視か

 キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)のスピーチ内容を集めた書籍形式の PDF ファイル「Their words to the end of the World」(アラビア語・一部英語)が公開されています。

 

 (英語版サイト)"Their words to the end of the World" .. An Online Book for H.H. Pope Tawadros II – Coptic Orthodox Church
※↑のページから PDF をダウンロードできます。

 

 掲載文章の中に写真が織り交ぜられているのですが、キリスト教指導者の他に、イスラム教指導者や世俗の要人などの写真も当然あります。
 キリスト教指導者で、コプト正教会以外、かつ集団で並んでいるわけではなく、二人で写っている写真が掲載されている方に限定すると、

  • (顔写真を並べたもの)ローマ・カトリック教会/ローマ名誉教皇ベネディクト16世聖下(His Holiness Benedict XVI, Pope Emeritus)
  • ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis
  • (故)オリエント正教会/シリア正教会首座/第122代アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・ザッカー1世イワス聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Zakka I Iwas, the Patriarch of Antioch and All the East, The Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)
  • 東方正教会/ロシア正教会首座/モスクワ・ロシア全土【ルーシ全土】総主教キリル聖下(キリール総主教キリイル総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)
  • オリエント正教会/エチオピア正教会首座/エチオピア総主教・カトリコス“アブネ”・マティアス1世聖下(His Holiness Abune Mathias I, Patriarch and Catholicos of Ethiopia)
  • クリストフ・シェーンボルン枢機卿座下(His Eminence Christoph Cardinal Schönborn, O.P., Archbishop of Vienna)>
  • 東方正教会/ギリシャ正教会首座/アテネ・ギリシャ全土大主教イエロニモス2世座下(His Beatitude Hieronymos II, Archbishop of Athens and All Greece and Primate of the Autocephalous Orthodox Church of Greece)
  • (二人ではありませんが)オリエント正教会/シリア正教会首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)とオリエント正教会/アルメニア使徒教会(アルメニア正教会)キリキア・カトリコスアラム1世聖下(His Holiness Aram I, Catholicos of the Great House of Cilicia【Catholicos of the Holy See of Cilicia】)
  • ↑の“イグナティウス”・アフレム2世と二人の写真
  • 東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Anthony of Volokolamsk, Chairman of the Department for External Church Relations of the Moscow Patriarchate)

※なお、周囲に人はいますが、ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/マロン東方典礼カトリック教会【マロン派】のアンティオキア・全レバント総大司教ベカラ・ブートロス・ライ枢機卿座下(His Beatitude and Eminence Moran Mor Béchara Boutros Cardinal Raï, O.M.M. , Patriarch of Antioch【Antiochia】 and the Whole Levant (Maronite))との写真もあります。

 訪問国の都合上ウィーン大司教とアテネ大主教は当然程度の扱い。
 また、シリア正教会とアルメニア使徒教会キリキア・カトリコス庁は同じオリエント正教会で近場=準・身内=重要なのは前提のようなものです。

 残りの方々のうち、フランシスコ教皇の取り扱いが一番多いです。
 続いて、エチオピア総主教、モスクワ総主教、ヴォロコラムスク府主教。
 カトリックに、ロシア正教会、エチオピア正教会、と、この辺りは当然のことでしょうか。

 エチオピア正教会は同じオリエント正教会で、コプト正教会側から20世紀に独立正教会と認められたとはいえ、信徒数はエチオピア正教会の方が多く、またエルサレムのスルタン修道院の件では争いも続いています。なかなか身内と言い切れない、そのような状況もあります。
 三者会合による声明からすると、シリア正教会およびアルメニア使徒教会キリキア・カトリコス庁はこの件においてコプト正教会側を支持しているようなので、この二教会のほうが立場が近い。
 また、オリエント正教会と東方正教会全体の会合はもう止まって終わったようなものですが、コプト正教会とシリア正教会はそれぞれロシア正教会と神学的対話を続けています。その観点からは、コプト正教会と一番近い立場にいる教会はシリア正教会となるでしょう。

 それにしても、アラビア語部分の最後が、ロシア正教会のアントニー府主教の来訪、ロシア正教会側からのメダルの授与、となっているのは示唆的ではあります。
 というか、率直に言って、驚きました。

関連:
 キリスト教/コプト正教会首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下が、ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教アントニー座下と会見(2022年11月)
 キリスト教/東方正教会シスマ2022:アレクサンドリア総主教セオドロス2世聖下が、モスクワ総主教キリル聖下の名を礼拝で挙げることを停止(2022年11月)ロシア側からは2019年に停止済み。相互に関係停止へ

 

 なお、 PDF の 89 ページは、タワドロス教皇の日本訪問時のものとなっています。

関連:
 キリスト教/コプト正教会首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下の来日、日本国外相 河野太郎 閣下と会見(2017年8月)

アンドラ共同統治公/ウルヘル司教ジュアン=エンリク・ビベス・イ・シシリア大司教座下が、アンドラ公国を駐箚する12ヶ国の大使を接受、信任状の捧呈を受ける(2022年10月)

※この記事は世界の王室ニュースと重複します。

 

 2022年10月28日、キリスト教/ローマ・カトリック教会のウルヘル司教で、個人として大司教に叙されているジュアン=エンリク・ビベス・イ・シシリア座下(Archbishop Joan-Enric Vives i Sicília, Bishop of Urgell)は、司教宮殿にて、アンドラ公国を駐箚する12ヶ国の大使を接受、信任状の捧呈を受けました。

※ウルヘル司教はフランスの国家元首と共に、アンドラ公国の共同統治公となります。

 

Bisbat Urgell(ウルヘル司教 公式チャンネル):
Presentació de Cartes Credencials al Copríncep Episcopal – YouTube

 

 (カタルーニャ語:ウルヘル司教 公式サイト)Presentació i lliurament de les Cartes Credencials dels Ambaixadors de Brasil i Mèxic al Copríncep Episcopal
 (カタルーニャ語:ウルヘル司教 公式サイト)Presentació i lliurament de Cartes Credencials de 10 Ambaixadors al Copríncep Episcopal

Bisbat d'UrgellさんはTwitterを使っています: 「Dia de gran tasca diplomàtica al Palau Episcopal. Dotze ambaixadors presenten les #CartesCredencials al #CopríncepEpiscopal https://t.co/VUT0X0PvcD」 / Twitter

 

 12ヶ国は、ブラジル連邦共和国、メキシコ合衆国、モルドバ共和国、アルメニア共和国、オーストリア共和国、ポーランド共和国、エクアドル共和国、デンマーク王国、コソボ共和国、チリ共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンゴル国、となっています。

着座式(2021年2月19日):キリスト教/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下の着座式

 2021年2月19日、2月18日に選出されたキリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Porfirije, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)の着座式がセルビア共和国ベオグラードの聖天使首ミハイル大聖堂でおこなわれました。

 

Tanjug News Agency official:
19.02.2021. – Saborna crkva – Ustoličenje novog patrijarha SPC – YouTube

 

 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Enthronement of the Serbian Patriarch Porfirije | Serbian Orthodox Church [Official web site]
 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)His Holiness Porfirije, Archbishop of Pec, Metropolitan of Belgrade and Karlovci and Serbian Patriarch enthroned | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 (マケドニア語:正教オフリド大主教庁 公式サイト)Православна Охридска Архиепископија » Вести | Избран и востоличен новиот Патријарх српски г.г. Порфириј

 (英語)VIDEO: Patriarch Porfirije of Serbia enthroned in Belgrade / OrthoChristian.Com

 (セルビア語:セルビア政府 公式サイト)Устоличен нови патријарх српски Порфирије
 (セルビア語:ボスニア・ヘルツェゴビナ スルプスカ共和国【セルビア人共和国】大統領府 公式サイト)Предсједницa Републике Српске присуствовала свечаном чину устоличења Његове светости господина Порфирија | Предсједник Републике Српске | Жељка Цвијановић

 

主な参列者:
 セルビア正教会の管轄権下でマケドニア【北マケドニア共和国】において自治的な権限を持つ正教オフリド大主教庁の首座/オフリド大主教ヨヴァン6世座下(His Beatitude Archbishop Jovan VI of Ohrid)
 ダバル=ボスニア府主教フリゾストム座下(His Eminence Metropolitan Hrizostom of Dabar-Bosnia)
 ほか主教ら、
 スレム主教ヴァシリイェ座下(His Grace Bishop Vasilije of Srem)
 ブディム主教ルキヤン座下(His Grace Bishop Lukijan of Budim)
 バナト主教ニカノル座下(His Grace Bishop Nikanor of Banat)
 新グラチャニツァ=米国中西部主教ロンギン座下(His Grace Bishop Longin of New Gracanica-Midwestern America)
 カナダ主教ミトロファン座下(His Grace Bishop Mitrophan of Canada)
 ブリテン・スカンジナビア主教ドシテイ座下(His Grace Bishop of Dositej of Britain and Scandinavia)
 ジチャ主教ユスティン座下(His Grace Bishop Justin of Žiča【Zicha】)
 ヴラニェ主教パホミイェ座下(His Grace Bishop Pahomije of Vranje)
 シュマディヤ主教ヨヴァン座下(His Grace Bishop Jovan of Šumadija)
 ズヴォルニク=トゥズラ主教フォティイェ座下(His Grace Bishop Fotije of Zvornik-Tuzla)
 ミレシェヴァ主教アタナシイェ座下(His Grace Bishop Atanasije of Milesevo)
 ブディムリャ・ニクシッチ主教ヨアニキイェ座下(His Grace Bishop Joanikije of Budimlja and Nikšić)
 デュッセルドルフ・ドイツ全土主教グリゴリイェ座下(His Grace Bishop Grigorije of Düsseldorf and All Germany)
 ラシュカ・プリズレン主教テオドシイェ座下(His Grace Bishop Teodosije of Raška and Prizren)
 ゴルニ・カルロヴァツ主教ゲラシム座下(His Grace Bishop Gerasim of Gornji Karlovac)
 米国東部主教イリネイ座下(His Grace Bishop Irinej of Eastern America)
 クルシェヴァツ主教ダヴィド座下(His Grace Bishop David of Kruševac)
 スラヴォニア主教ヨヴァン座下(His Grace Bishop Jovan of Slavonia)
 オーストリア・スイス主教アンドレイ座下(Bishop Andrew of Austria and Switzerland)
 ビハチ=ペトロバツ主教セルギイェ座下(His Grace Bishop Sergije of Bihac-Petrovac)
 ティモク主教イラリオン座下(His Grace Bishop Ilarion of Timok)
 ニシュ主教アルセニイェ座下(His Grace Bishop Arsenije of Niš)
 ブエノスアイレス・中南米主教キリロ座下(His Grace Bishop Kirilo of Buenos Aires and South-Central America)
 ダルマチア主教ニコディム座下(His Grace Bishop Nikodim of Dalmatia)
 オシイェク平原・バラニャ主教ヘルヴィム座下(His Grace Bishop Heruvim of Osek-Polje and Baranja)
 ザフムリェ・ヘルツェゴビナ・沿海主教ディミトリイェ座下(His Grace Bishop Dimitrije of Zahumlje-Herzegovina and the Littoral)
 モラヴィツァ主教アントニイェ座下(His Grace vicar Bishop AnthonyAntonije】 of Moravica)
 レメジヤナ主教ステファン座下(His Grace Bishop Stefan of Remesiana, Vicar Bishop of the Serbian Patriarch)
 モハチ主教イシヒイェ座下(His Grace Bishop Isihije of Mohač, vicar of the diocese of Bačka)
 ドゥクリャ主教メトディイェ座下(His Grace Vicar Bishop Metodije of Dioclea)
 正教オフリド大主教庁/ポロク・クマノヴォ主教ヨアキム座下(His Grace Bishop Joakim of Polog and Kumanovo)
 正教オフリド大主教庁/ブレガニツァ主教マルコ座下(Hig Grace Bishop Marko of Bregalnica)
 正教オフリド大主教庁/ストビ主教ダヴィッド座下(His Grace Bishop David of Stobi)

 ローマ・カトリック教会より、
 セルビア駐箚ローマ教皇大使ルチアーノ・スリアーニ大司教座下(アミテルヌム名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Luciano Suriani, Apostolic Nuncio to Serbia, Titular Archbishop of Amiternum)
 ベオグラード大司教スタニスラヴ・ホチェヴァル座下(Archbishop Stanislav Hočevar, S.D.B., Archbishop of Belgrade【Beograd】)

 現在、セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室より、
 ユーゴスラビア王子【セルビア王子】フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・マリンコヴィッチDanica Marinković

 その他、
 セルビア共和国大統領アレクサンダル・ブチッチ閣下(ヴチッチ大統領 : His Excellency Mr Aleksandar Vučić
 ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会議長(・セルビア人代表)ミロラド・ドディク閣下(His Excellency Mr Milorad Dodik
 ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国【セルビア人共和国】大統領ジェリカ・ツヴィヤノヴィッチ閣下(Željka Cvijanović

ハプスブルク家のエドゥアルト大公殿下(ローマ教皇聖座駐箚ハンガリー大使)が、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下のルーマニア訪問への喜びを語る(2019年5月)ハンガリー系コミュニティなどの訪問予定が組まれている模様

 ローマ教皇聖座駐箚ハンガリー特命全権大使の、オーストリア大公エドゥアルト殿下(オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Eduard of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : エドゥアルト・フォン・ハプスブルクEduard von Habsburgエドゥアルト・ハプスブルク=ロートリンゲンEduard Habsburg-Lothringen)が、2019年5月末~6月頭に予定されているキリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)のルーマニア訪問への喜びを語っています。
 ハンガリー系コミュニティなどへの訪問予定があるようです。

 エドゥアルト殿下は、いわゆるハンガリー副王系の人物です。

 

 (英語)Hungarian Ambassador to Vatican on pope's trip to Romania: “for us it has a special meaning” | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Hungarian Ambassador to Vatican on pope's trip to Romania: “for us it has a special meaning” – YouTube

 

追記:
 聖ヨハネ・パウロ2世のルーマニア訪問時に、これらのハンガリー系コミュニティや教会関係の場への訪問がおこなわれなかったことを考えると(おそらくルーマニア正教会への遠慮でしょうから)、カトリックは、ルーマニア正教会を、そして東方正教会を“格下げ”したのでしょう(融和への努力が実ったと表現しても同じですが)。
 ウクライナをめぐる一連のいざこざというか醜態で東方正教会の敗北は決まりましたが、後は、これからどれくらいカトリック側が東方正教会のメンツを立ててさしあげるのかというところでしょう。
 今回も、おそらく教皇からは、ルーマニア側へのお世辞の数々が出るとは思いますが、もう勝ったと思えば、安いものです。

 

信頼性は?ですが、欧州で10万人中のキリスト教の司祭(Priest)数はギリシャが一番多いとのこと(2018年10月)最下位はブルガリア……え?

 欧州で10万人中のキリスト教の司祭数はギリシャが一番多い約88人だということです。

※抜けている国もあります。

 

 (英語)Number of priests per 100,000 people • Jo Di

Jo Di 🏳️‍🌈さんのツイート: "Παράγουμε περισσότερους παπάδες από όσους μπορούμε να καταναλώσουμε! https://t.co/4qOOKlUTNI"

 

 参照データが、Catholic-Hierarchy、Wikipedia(ウィキペディア)、OrthodoxWiki、スウェーデン国教会の公式サイト、となっているので、これらのサイトのデータをつぎはぎしたものだと思われます(ざっと見た限り、結構こういうせこいことをやっているニュース?サイトのようです)。

 

※なお、プロテスタントには司祭は存在しないという話を読んだ方も多いかと思いますが、欧州のルター派の多くの教会には司祭(Priest)が存在します(この Priest は司祭なのかという疑問がわいた方は、泥沼にはまってしまうので他のことを考えましょう)。

 

 それにしても、欧州で一番「無宗教」が多いとされるチェコ(18.9人)よりも、国民の四分の三がブルガリア正教会を含む東方正教会の信徒とされるブルガリア(12人)のほうが司祭が少ないというのは、そんなバカな……。これで教会が運営できるなら、ギリシャは司祭を七分の一に削減可能だということになりますが……。