キリスト教/ロシア正教古儀式派教会の首座がモルドバで自動車事故に。両国の対立が報道される中(2017年11月)

 キリスト教/東方正教会系の古儀式派の教派の一つ、ロシア正教古儀式派教会の首座/モスクワ・全ロシア府主教コルニリー座下(His Eminence Metropolitan Korniliy of Moscow and all Russia)が、モルドバ共和国で自動車事故に巻き込まれた模様。

 座下は、同教会のキシナウ・全モルドバ主教エヴメニー座下(His Grace Bishop Evmeny of Chisinau and All Moldova)の誕生日を祝福するのを理由の一つとして訪問されていたようです。

 さいわい事故による重傷者は出ていないようで、モルドバ政府とロシア政府の対立が続く中でヒヤリとさせられる一報です。

 また、コルニリー府主教座下は、モルドバ共和国大統領イゴル・ドドン閣下(His Excellency Mr Igor Dodon)と会談した模様です。

 

キリスト教/ジョージア総主教【グルジア総主教】イリア2世聖下が、シオ府主教座下を首座代行(総主教代行)に任命、理由は不明。シオ府主教座下は大統領と近い人物との報道も(2017年11月)

 キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia)は、セナキ・チホロツク府主教シオ座下(His Eminence Metropolitan Shio of Senaki and Chkhorotsqu)を首座代行(Locum Tenens)に指名したようです。

 理由は不明ですが、生前での首座代行指名は異例(通常は総主教永眠から次の総主教選出まで務める)であり、事実上の総主教後継者としての認定との見方もあります。

 報道では、シオ府主教座下は、ジョージア大統領ギオルギ・マルグヴェラシヴィリ閣下(His Excellency Mr Giorgi Margvelashvili)に近い人物(子供時代の友人?)のようです。

 

キリスト教/コプト正教会の英国代表主教アンゲロス座下が、同教会のロンドン教区の長に(2017年11月)

 キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の英国代表主教アンゲロス主教座下(His Grace Bishop Angaelos, General Bishop in the United Kingdom)が、同教会のロンドン教区の長に叙任されたようです。

※ロンドン主教なのかロンドン大主教なのか現時点でははっきりしません。

 

Bishop Angaelos نさんのツイート: "Impossible to express my appreciation for love and support felt from every individual attending this momentous time of prayer for the birth… https://t.co/7kMMRwlxZu"

 

ドイツがマルタ騎士団と外交関係を樹立。ガブリエル副首相兼外相が騎士団本部を訪問(2017年11月)

※この記事は世界の王室ニュースと重複します。

 

 ドイツ連邦共和国が、主権実体のマルタ騎士団と外交関係を樹立した模様です。

 ドイツ連邦共和国連邦副宰相・外務大臣ジグマール・ガブリエルSigmar Gabriel, Vice Chancellor)閣下がマルタ騎士団本部館を訪問したようです。

 マルタ騎士団側は、外務大臣的職掌を多く含む“グランド・チャンセラー”のアルプレヒト・フライヘル・フォン・ベーゼラガー閣下(Grand Chancellor, His Excellency Albrecht Freiherr von Boeselager, Bailiff Grand Cross of Honour and Devotion in Obedience)が出迎えた模様。

 

 (英語:マルタ騎士団公式サイト)Official Visit of the German Foreign Minister Sigmar Gabriel, for the opening of diplomatic relations between
 (英語:ドイツ外務省公式サイト)Foreign Minister Sigmar Gabriel travels to Italy – Federal Foreign Office
 (英語:ドイツ外務省公式サイト)Germany establishes diplomatic relations with the Order of Malta – Federal Foreign Office

 

Order of Malta | Official Channel(マルタ騎士団公式チャンネル):
Germany and the Sovereign Order of Malta establish diplomatic relations – YouTube

 

続報:
 先月の話ですが、マルタ騎士団駐箚の初代ドイツ大使として(ローマ教皇聖座兼轄の)アンネッテ・シャーヴァン【アネッテ・シャバーン】閣下(博士論文盗用疑惑で辞任した元大臣)がマルタ騎士団副長に信任状を捧呈した模様(2018年4月)ドイツとマルタ騎士団は2017年11月に外交関係を樹立

 

キリスト教/“マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】”が、ブルガリア正教会を“母なる教会”として認めたいと要請した模様(2017年11月)

 キリスト教の東方正教会では、マケドニア共和国【マケドニア旧ユーゴスラビア共和国】において最有力の教会である“マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】”は、セルビア正教会の管轄権を無視して設立された教会法上合法でない集団です(が、それらの教会のなかでは東方正教会の他の教会との交流が一番多いとみられています)。

 

 そのマケドニア正教会-オフリド大主教庁(とマケドニア政府)は、教会法(つまりセルビア正教会)に従う正教オフリド大主教庁のオフリド大主教ヨヴァン6世座下(His Beatitude Archbishop Jovan VI of Ohrid)に対する弾圧・人権侵害を続け、欧州連合【EU】からも非難を受けていました。

 

 もともとマケドニア人とブルガリア人は人種的・文化的に近いと考えられているため、マケドニア正教会-オフリド大主教庁とブルガリア正教会も仲良くやっていました。
 そのマケドニア正教会-オフリド大主教庁がブルガリア正教会を“母なる教会”として認め、ブルガリア正教会がマケドニア正教会-オフリド大主教庁の自治を認めるというような事態になると、マケドニア正教会-オフリド大主教庁が教会法上合法な教会(の一部)となります。
 これは、ブルガリア正教会と他の東方正教会に属する教会との関係に影響を及ぼします。とりわけ、セルビア正教会及びロシア正教会との。

 

 そのようなわけで、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria)はそのようなことを承認するのに否定的とみられていたのですが、どうも今回、承認する形で話が進められているという報道がされています(最後までどうなるかわかりませんけど)。

 

 もしそうなると、セルビア正教会とブルガリア正教会のフル・コミュニオンの解除(相互破門のような見出しがニュースに出たり)もあるかもしれません。