キリスト教/コプト正教会首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下が、シナイ正教会首座/ダミアノス大主教座下と会見(2024年4月)

 2024年4月10日、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)は、キリスト教/東方正教会/シナイ正教会の首座/シナイ・ファラン・ライソ大主教ダミアノス座下(His Beatitude Archbishop Damianos of Sinai, Faran【Farum】 and Raitho【Raithu】, and Abbot of the Holy Monastery of Saint Catherine of Mount Sinai)と会見しました。

 

 (英語:コプト正教会 公式ウェブサイト)H.H. Pope Tawadros II Receives H.E. Metropolitan Dmitri Samatzis Demanios, Archbishop of St. Catherine’s Monastery – Coptic Orthodox Church

 (英語)Pope Tawadros II and Damianos of Sinai Discuss Cooperation, Social Service, and Education – Orthodoxy Cognate PAGE

قداس… – Coptic Orthodox Church – الكنيسة القبطية الأرثوذكسية | Facebook

キリスト教/ラテン・エルサレム総大司教ピエールバッティスタ・ピッツァバッラ枢機卿座下らが、キプロスにおける総大司教代理ブルーノ・ヴァッリアーノ神父を司教に叙階(2024年3月)

 2024年3月16日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/ラテン典礼エルサレム総大司教ピエールバッティスタ・ピッツァバッラ枢機卿座下(His Beatitude Patriarch Pierbattista Cardinal Pizzaballa, O.F.M., Latin Patriarch of Jerusalem)らは、キプロスにおける総大司教代理のブルーノ・ヴァッリアーノ神父(Father Bruno Varriano, OFM)を司教に叙階しました。
 エルサレム補佐司教/アスティギ名義司教/キプロスにおける総大司教代理ブルーノ・ヴァッリアーノ司教座下(Bishop Bruno Varriano, O.F.M., Auxiliary Bishop of Jerusalem, Titular Bishop of Astigi, Patriarchal Vicar for Cyprus)となります。

 キプロスで常駐して活動する(ラテン典礼の)カトリック司教は 340 年ぶりということですが、その 340 年前の人物については特に触れられていません。

 司教叙階をおこなったのは、エルサレム総大司教の他、二名:
 サンタ・マリア・イン・ヴィア・ラータ助祭枢機卿フォルトゥナート・フレッツァ枢機卿座下(His Eminence Fortunato Cardinal Frezza, Cardinal-Deacon of Santa Maria in Via Lata)、
 マロン東方典礼カトリック教会キプロス大司教セリム・ジャン・スフェイル座下(Archbishop Selim Jean Sfeir, Maronite Archbishop of Cyprus)、

 司教叙階式には、以下の人々らが臨席:
 セトゥーバル司教アメリコ・マヌエル・アルヴェス・アギアール枢機卿座下(His Eminence Américo Manuel Cardinal Alves Aguiar, Bishop of Setúbal)、
 サンパウロ大司教オディロ・ペドロ・シェーラー枢機卿座下(His Eminence Odilo Pedro Cardinal Scherer, Archbishop of São Paulo)、
 キプロス駐箚ローマ教皇大使ジョヴァンニ・ピエトロ・ダル・トーゾ大司教座下(ヨルダン駐箚ローマ教皇大使 : フォラティアナ名義大司教 : Archbishop Giovanni Pietro Dal Toso, Apostolic Nuncio to Jordan, Apostolic Nuncio to Cyprus, Titular Archbishop of Foratiana)、
 東方正教会キプロス大主教ゲオルギオス座下(His Beatitude Archbishop GeorgeGeorgios】 of Cyprus)、
 東方正教会エルサレム総主教庁の代表、
 アルメニア使徒教会のキプロス府主教(?)、

 

Christian Media Center – English:
Episcopal Ordination Br. Bruno Varriano 2024 | Nicosia, Cyprus – YouTube

 

 (英語:ラテン・エルサレム総大司教区 公式ウェブサイト)Latin Patriarchate of Jerusalem – After 340 years… Msgr. Bruno Varriano, Bishop to the Island of Cyprus
 (英語:ラテン総大司教区キプロス代理区 公式ウェブサイト)Episcopal Ordination of HE Bruno Varriano – Homily & Video – Latin Patriarchal Vicariate of Cyprus

XユーザーのLatin Patriarchate of Jerusalemさん: 「قبرص – السبت 16آذار 2024، الرسامة الأسقفية للأب برونو فريانو، النائب البطريركي في قبرص، بتكريس غبطة الكاردينال بييرباتيستا. Cyprus – On Saturday, March 16th, 2024, Card. Pizzaballa presided over the Episcopal Ordination of Fr. Bruno Varriano, Patriarchal Vicar of Cyprus. https://t.co/tYIfVPMkIV」 / X

 

 (英語:ロシア真正教会 西欧教区 公式ウェブサイト)“Archbishop” George of the “Orthodox Church” of Cyprus Attends the Ordination of the New Latin Vicar Bishop – True Orthodox Diocese of Western Europe
 東方正教会の教会法上合法でない、あるいは単に規模が大きくない教会の一つ、ロシア真正教会西欧教区の公式ウェブサイト。
 過去のカトリック側による弾圧にも関わらず、東方正教会のキプロス大主教が臨席しているということで(もちろん批判的な意味で)記事にしています。

キリスト教/東方正教会/エルサレム総主教セオフィロス3世聖下が、ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教アントニー座下に勲章を授与(2024年4月)

 2024年4月2日、キリスト教/東方正教会/エルサレム・全パレスチナ総主教セオフィロス3世聖下(His Beatitude Theophilos III, Patriarch of Jerusalem and All Palestine)は、同地を訪問中のキリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Anthony of Volokolamsk, Chairman of the Department for External Church Relations of the Moscow Patriarchate)に、東方正教会の聖墳墓騎士団の大司令勲章(the Grand Commander of the Order of the Knights of the Holy Sepulchre)を授与しました。

 

 (英語:東方正教会エルサレム総主教庁 公式ウェブサイト)HIS BEATITUDE DECORATES THE METROPOLITAN OF VOLOKOLAMSK WITH THE GRAND COMMANDER MEDAL – Jerusalem Patriarchate News Gate
 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁 公式ウェブサイト)a href=”http://www.patriarchia.ru/en/db/text/6119055.html”>Meeting of the DECR Chairman with His Beatitude Patriarch Theophilos III of Jerusalem took place / News / Patriarchate.ru
 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局 公式ウェブサイト)Meeting of the DECR Chairman with His Beatitude Patriarch Theophilos III of Jerusalem took place

 (英語)Patriarch of Jerusalem decorated Metropolitan of Volokolamsk with the Grand Commander medal | Orthodox Times (en)

 

XユーザーのJerusalem Patriarchateさん: 「HIS BEATITUDE DECORATES THE METROPOLITAN OF VOLOKOLAMSK WITH THE GRAND COMMANDER MEDAL #jerusalemPatriarchate https://t.co/boebhzBGRh https://t.co/Oqounrr6PS」 / X

 

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キリスト教/東方正教会/エルサレム総主教セオフィロス3世聖下が、アルメニア使徒教会エルサレム総主教ヌルハン・マヌージャン座下を訪問(2024年1月)

 2024年1月20日、キリスト教/東方正教会/エルサレム・パレスチナ全土総主教セオフィロス3世聖下(His Beatitude Theophilos III, Patriarch of Jerusalem and All Palestine)は、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会/第97代エルサレム総主教ヌルハン・マヌージャン大主教座下(His Beatitude Archbishop Nourhan Manougian, the Armenian Patriarch of Jerusalem)を訪問しました。

 降誕祭に伴う挨拶です。

 

 (英語:東方正教会エルサレム総主教庁 公式ウェブサイト)CHRISTMAS GREETINGS TO THE ARMENIAN PATRIARCHATE – Jerusalem Patriarchate News Gate

 

XユーザーのJerusalem Patriarchateさん: 「ΕΠΙΣΚΕΨΕΙΣ ΤΗΣ ΑΓΙΟΤΑΦΙΤΙΚΗΣ ΑΔΕΛΦΟΤΗΤΟΣ ΕΠΙ ΤΗ ΕΟΡΤΗ ΤΩΝ ΧΡΙΣΤΟΥΓΕΝΝΩΝ ΤΩΝ ΑΡΜΕΝΙΩΝ #jerusalemPatriarchat https://t.co/jCPtXygckQ https://t.co/ChQplApIcP」 / X

 

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キリスト教/東方正教会コンスタンティノープルの司祭が「バルソロメオス総主教のウクライナにおける行動は誤り」(2023年10月)

 (ウクライナ語)«Вважаю дії патріарха Варфоломія стосовно українського питання помилковими»

 (英語)Phanar cleric from UOC-KP: I was re-ordained, why was OCU admitted in rank? – News – news of Orthodoxy – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Phanar priest: Patriarch Bartholomew’s actions in Ukraine are a mistake – News – news of Orthodoxy – the Union of Orthodox Journalists

 (英語)Constantinople priest: The OCU is a spiritually deluded, frivolous church—Patriarch Bartholomew greatly erred / OrthoChristian.Com

 

 キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープルの司祭がウクライナ語のインタビューで、バルソロメオス総主教のウクライナにおける行動は誤りと述べています。

※インタビューの中には、教会法以外の現実の問題の話もありますが、とりあえずここではルールの話に絞ります。

 2018年に、バルソロメオス総主教らの主導により、ウクライナで“統合会議”なるものが開催され、教会法上合法でなかった“ウクライナ正教会キエフ総主教庁(UOC-KP)”や“ウクライナ独立正教会(UAOC)”らの“主教”らによって、“ウクライナ正教会(OCU)”が結成されました。
 2019年、バルソロメオス総主教のトモスが OCU の“首座”“エピファニー府主教”に渡され、 OCU は独立正教会となった、というのが事の流れですが……。
  OCU を独立正教会、その“主教”らを神品(聖職者)と認めているのは、コンスタンティノープルやコンスタンティノープルに追随したギリシャ人系の教会(エルサレム総主教庁を除く)だけで、元・コンスタンティノープルの聖職者が首座を務めるアルバニア正教会ですら OCU を認めるのを拒否しているという状況。
 もともと、ウクライナには、ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で自治的な権限を行使していた教会法上唯一合法なウクライナ正教会(UOC)が存在し、こちらはロシア・ウクライナ間の事態の流れにより独立正教会であることを宣言してはいますが、今もこちらをウクライナ国内の唯一の教会法上合法な教会と認めている教会が多数。そもそも、ほとんどの教会にとって、 OCU の“主教”らは神品(聖職者)でない(=せいぜい平信徒、あるいは信徒ですらない)ので、 OCU が独立正教会かどうかというのは実はどうでもいい従属の問題(そもそも平信徒は教会を率いることはできないし、信徒でないならば無関係)です。
 ところが、日本の NHK を含む各国の報道がいい加減なこともあり、何も知らない人たちには、コンスタンティノープルがアホなことをやったという、ただそれだけのことが、まったく伝わっておらず、宗教的に意味があることがおこなわれたようなことになっている。これはまあ、カトリック系のメディアとかもいい加減なので、 NHK が悪いというよりは、所詮メディアは……ということなのでしょう。

 今回の司祭のインタビューでは、この件がさらに掘り下げられています。
 この人物は、上記の教会法上合法でない UOC-KP の“司祭”だったらしいのですが、 2004 年にコンスタンティノープルで叙聖を受けてコンスタンティノープルの司祭となりました。これは、 UOC-KP の“司祭”は司祭としては認められないというのがコンスタンティノープルの姿勢だったからです。つまり彼は、コンスタンティノープルの叙聖を受けるまで、教会法上合法な司祭ではなかったということです。
 ところが、2018年になって、突如上記のような事態になり、 UOC-KP や UAOC の神品(聖職者)は教会法上合法な存在だということになりました。なりましたというか、コンスタンティノープルの中でそうなったのかどうかすらわからないのですが、そう扱っているからそうなったのでしょう。しかし、これに関して、なんにも説明がないのです。なんでいきなり教会法上合法な存在になったのか? 天から何か降ってきたのか? 地から何かわいてきたのか? コンスタンティノープルは彼らを教会法上合法な存在にする行為を何もしていないのだから、元から教会法上合法な存在だったということになるしかないのですが、そうなると 2004年 にこの司祭は(コンスタンティノープルからどうこうされるまでもなく)教会法上合法な司祭だったはずです。しかし、すでに司祭になっている人物に(同格の)司祭の叙聖をおこなうのはこれまたルール違反なので、どこをつついてもコンスタンティノープルはムチャクチャという結論しか出ないのです。

 要するにコンスタンティノープルは、ロシア正教会にマウントをかけたいがために教会法を大幅に無視してムチャクチャをした、その結果多くの教会からスルーされ、今回自らの司祭から批判を受けている、それだけのことです。そして、ここで折れるともはや失墜が避けられないため、ルール違反をルール違反と知りつつ政治的に押し通そうとしているのです。
 それが成功するかどうかは、しないような気もしますが、わかりませんが、したところでだからなんなんだというしか……。