訃報(2019年7月21日):キリスト教/ホセ・マヌエル・エステパ・リャウレンス枢機卿座下が帰天(1926~2019)

 2019年7月21日、キリスト教/ローマ・カトリック教会のスペイン従軍裁治区名誉大司教ホセ・マヌエル・エステパ・リャウレンス枢機卿座下(His Eminence José Manuel Cardinal Estepa Llaurens)が帰天しました。
 1926年1月1日生まれの93歳。

 帰天に伴い、枢機卿の人数は218人に減少しました。

 

 (英語)Spanish cardinal José Manuel Estepa Llaurens dies at the age of 93 | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Spanish cardinal José Manuel Estepa Llaurens dies at the age of 93 – YouTube

 

 (スペイン語)Fallecimiento del Eminentísimo y Reverendísimo Sr. Cardenal D. José Manuel Estepa Llaurens

 

キリスト教/枢機卿二名らが、ローマ教皇フランシスコ聖下からのメッセージをシリア大統領アサド閣下に届ける(2019年7月)

 キリスト教/ローマ・カトリック教会の、
 ローマ教皇庁人間開発のための部署長官ピーター・コドウォ・アッピア・タークソン枢機卿座下(His Eminence Peter Kodwo Appiah Cardinal Turkson, Prefect of the Dicastery for Promoting Integral Human Development)、
 シリア・アラブ共和国駐箚ローマ教皇大使マリオ・ゼナリ枢機卿座下(His Eminence Mario Cardinal Zenari, Apostolic Nuncio to Syria)、
 は、
 シリア・アラブ共和国大統領バッシャール・アル・アサド閣下(His Excellency Bashar al-Assad)を訪問、
 キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)よりの親書を手渡したようです。

 

 (英語)President al-Assad receives letter from Pope Francis reiterating support for restoring stability in Syria – Syrian Arab News Agency

 

SANAEnglishOfficialさんのツイート: "President al-Assad receives letter from Pope Francis reiterating support for restoring stability in Syria https://t.co/rioJfKX2wA"

 

President al-Assad receives letter from… – Syrian Arab News Agency SANA | Facebook

 

 (英語)Pope Francis sends letter to Assad and asks for reconciliation in Syria | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Pope Francis sends letter to Assad and asks for reconciliation in Syria – YouTube

 

追加リンク
 教皇、シリア大統領に市民の保護を願う書簡 – バチカン・ニュース

 

キリスト教/コプト正教会首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下が、アフリカ系のメディアと会見(2019年7月)

 キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)が、アフリカ系のメディアと会見したようです。

 

 (英語)Pope Tawadros receives African media delegation – Egypt Today

 

キリスト教/ウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)の渉外局副局長が、「コンスタンティノープルは教会に“政治ウィルス”を持ち込んだ」「彼はすでに滅んだ帝国(ビザンツ帝国)の総主教」(2019年7月)

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で高度な自治的権限を保有するウクライナ正教会の渉外局副局長ミコライ・ダニレヴィチ長司祭(Mykolay Danylevychニコライ・ダニレヴィチNikolay Danilevich)が、インタビューに答えています。

 

Перший Козацький:
Абсурд патр. Варфоломея на 1+1: ложь от отчаяния? Быстрое Погружение с Катей Жарких – YouTube

 

 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Протоієрей Миколай Данилевич: У Тіло Церкви прагнуть внести політичний вірус, та Церква бореться (відео) – Українська Православна Церква

 (英語)UOC Spokesman: Head of Constantinople is a patriarch of non-existent empire – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 

 「コンスタンティノープルのバルソロメオス総主教は教会に“政治ウィルス”を持ち込んだ」
 「コンスタンティノープルの総主教は、すでに存在しない帝国【ビザンツ帝国or東ローマ帝国】の総主教。全地総主教の“全地”はビザンツ帝国内の全地のこと世界全体ではない。ギリシャ人が“全地”といった場合、彼ら以外のバルバロイ【野蛮人】の住む土地は含まない」
 「コンスタンティノープルは、海外の教区がなければ、トルコ内の小集団」
 「ローマ教皇は、コンスタンティノープルの総主教に書を送るとき、宛先を“コンスタンティノープル=新ローマ大主教”として送る」
 といったようなコメントをしているようです。
 率直に指摘しますと、最後の項目は間違いだと思います。確かにローマ教皇は宛先をコンスタンティノープル=新ローマ大主教としますが、続けて全地総主教と書いた文書がローマ教皇聖座の公式サイトに掲載されています(少なくとも現在のローマ教皇フランシスコ聖下はそうだということです)。

 その前の項目について、“ikumeni”の解釈については、判断する知識がありませんが、なによりもいっておかねばならないことが一つあります。
 それは、コンスタンティノープルには東方正教会全体への権威はないとするならば、そこが愚かで政治的で教会法や使徒継承性をまるで無視した行為をおこなったことに対し、とっとと破門(Anathema)を宣言しない理由はなぜなのか、ということです。

 もちろん、ウクライナ正教会には昨年当時そういう意見がありましたが、ロシア正教会モスクワ総主教庁にはそのような意見がないことは明白です。
 結局のところ、コンスタンティノープルと縁を切ることを決断できないのであれば、それはコンスタンティノープルを“並ぶもののない第一人者”として認めているわけであり、「なんとかコンスタンティノープル様に考えをあらためていただきとうございます」と言っているだけのこと。

 

 コンスタンティノープルが、同教会系ウクライナ正教会【OCU】を独立正教会として承認してから半年以上が経ちました。
 コンスタンティノープルは、 OCU の首座“エピファニー府主教”が教会法上合法な聖職者であるとすら述べていない状況で、しかし首座として独立正教会として承認するトモスを渡しました。
 “フィラレート総主教”に関しては、破門(Anathema)を撤回する理由も説明されず(政治的パフォーマンスであることは明らかなので)、しかもその後フィラレート総主教が OCU と対立を始めると、遺憾の意を表明して終わり。そもそもその後の展開を見れば、フィラレート総主教の破門を撤回する理由がまったくなかったという現実もあります(モスクワへの嫌がらせと、他の独立正教会の警戒心を高めただけ)。ウクライナのシスマを終わらせるとほたえていたのは大ボラもいいところで、遺憾の意を表明して「わしゃ知らんよ」で終わり無能かつ無責任なバルソロメオス総主教
 フィラレート総主教は、そもそも自分への破門はもとから有効ではなかったと主張しています。そうでないと OCU には教会法上合法な聖職者【神品】が存在しないことになるからです。これに対し、コンスタンティノープルは沈黙するのみで、話題を誤魔化してひたすら「独立正教会はウクライナの人々が望んだこと」と繰り返すばかり。もちろん(彼の想定する)ウクライナ人はイエスより偉いと彼が信じているなら何も矛盾はありませんが、それはウクライナ真理教でありキリスト教ではありません。

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、アレッポ使徒座代理ジョルジュ・アブー・ハーゼン司教座下と会見(2019年7月)

 2019年7月20日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会のアレッポ使徒座代理【代牧】ジョルジュ・アブー・ハーゼン司教座下(Bishop Georges Abou Khazen, O.F.M., Apostolic Vicar of Alep)と会見しました。

 シリア正教会より、総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)が同席。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with Latin Apostolic Vicar in Syria | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل سيادة النائب… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

 ハーゼン座下ですが、ラテン典礼の聖職者で、シリア出身という情報と、レバノン出身という情報があります。
 ラテン典礼の聖職者ですが、レバノン出身だとすると、マロン派の総大司教を輩出している有力家門ハーゼン家の一員である可能性があります。