キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、シリア正教会のアンティモス・ジャック・ヤコブ座下と会見(2021年4月)

 2021年4月16日【17日?】、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の青年・宗教教育担当総主教補佐“モル”・アンティモス・ジャック・ヤコブ座下(His Eminence Mor Anthimos Jack Yakoub, Patriarchal Vicar for Youth Affairs and Religious Education)と会見しました。
 シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下よりの親書が手渡されたようです。

 また、座下は、
 ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿座下(His Eminence Kurt Cardinal Koch, President of the Pontifical Council for Promoting Christian Unity)、
 ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会次官ブライアン・ファレル司教座下(アビティナエ名義司教 : Bishop Brian Farrell, L.C., Secretary of the Pontifical Council for Promoting Christian Unity, Titular Bishop of Abitinae)、
 とも会見した模様。

 

 (ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会 公式サイト)2021 04 20 Visit Mor Anthimos Jack Yakoub
 
 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁 公式ウェブサイト)Private Message from His Holiness Patriarch Aphrem II to His Holiness Pope Francis | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

キリスト教/コンスタンティノープルの聖シノドがカルケドン府主教アサナシオス座下を罷免(2021年2月)フランス府主教エマニュエル座下が新たにカルケドン府主教となる

 キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープルの聖シノドは、同教会のカルケドン府主教アサナシオス座下(His Eminence Metropolitan Athanasios of Chalcedon)を罷免し、フランス府主教エマニュエル座下(His Eminence Metropolitan Emmanuel of France)を新たにカルケドン府主教とすることを決定したようです。

 アサナシオス府主教罷免の理由は、バルソロメオス総主教と聖シノドに従わなかったことが理由のようですが、どうもなにがあったのかよくわかりません。
 また、エマニュエル府主教がフランスから移るようですが、これに伴い、府主教の補佐をしていたリジオ主教イリネオス座下(His Grace Bishop Irinaios of Rigio)がフランス府主教庁の臨時の責任者となるようです。

 アサナシオス府主教近辺の理由も気になりますが、エマニュエル府主教がフランスから移るのが恒久的なものなのかもはっきりしないところです。
 エマニュエル府主教は、コンスタンティノープルとモスクワのシスマにおいてコンスタンティノープル側を代表する行動をしており、もしこのままカルケドンに移るのであれば、コンスタンティノープルの対外的な役割が再編成されるかもしれません。

 

 (英語)Metropolitan of France was elected Elder of Chalcedon and Bishop of Abydos Metropolitan of Krini (upd) – Orthodox Times
 (英語)Constantinople’s Metropolitan Emmanuel of France transferred to Chalcedon / OrthoChristian.Com

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、レバノン駐箚のUAE大使と会見(2019年8月)

 2019年8月27日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、レバノン共和国駐箚アラブ首長国連邦【UAE】特命全権大使ハマド・サイード・アル・シャムシー博士閣下(His Excellency Dr Hamad Saeed Al Shamsi)と会見しました。

 同教会の、UAE・アラブ湾における総主教代理“モル”・バルテルマウス・ナタナエル・ユセフ座下(His Eminence Mor Barthelmaus Nathanael Youssef, Patriarchal Vicar in the UAE and the Arabian Gulf)が同席したようです(“the Arabian Gulf”という表記について、シリア正教会がイラン・イスラム共和国と仲良くなるつもりはないのか、その辺りはよくわかりませんが)。

※同大使ですが、「Al Shamsi」という名は、 UAE 内の企業グループなどでも知られていますが、もともと UAE が成立する前にあった小国の統治をおこなっていた家の名でもあります。この大使がその家に属しているかどうかはわかりませんが……。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with the Lebanese Ambassador in UAE | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل السفير… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/シリア正教会/アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下、東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下、メルカイト東方典礼カトリック教会/アンティオキア総大司教ユーセフ・アブシ座下らが会見(2019年8月)

 2019年8月12日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)の招待により、
 キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(ジョン10世 : His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)、
 キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/メルカイト東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア・東方全土(、アレクサンドリア、エルサレム)総大司教ユーセフ・アブシ座下(His Beatitude Patriarch Youssef Absi, S.M.S.P., Patriarch of Antioch【Antiochia】 and All the East, of Alexandria and Jerusalem of the Melkite Greek Catholic Church)、
 シリア・アラブ共和国駐箚ローマ教皇大使【ローマの使徒座使節】マリオ・ゼナリ枢機卿座下(His Eminence Mario Cardinal Zenari, Apostolic Nuncio to Syria)、
 らが会見しました。

 シリアにおけるテロリストとの戦いへの団結の呼びかけや、拉致されたまま行方のわかっていない、
 シリア正教会のアレッポ大主教“モル”・グレゴリウス・ヨウハンナ・イブラヒム座下(Mor Gregorius Youhanna Ibrahim, Archbishops of Aleppo)、
 東方正教会/アンティオキア総主教庁のアレッポ府主教ブーロス・ヤジジ座下(ポール・ヤジジ大主教Boulos Yaziji【Paul Yazigi】, Metropolitan of Aleppo)、
 の無事の救出を祈ったようです。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Statement of the Meeting of the Heads of the Christian Churches in Damascus | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

Statement of the Meeting of the Heads of… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、シリア駐箚のインド大使と会見(2019年7月)

 2019年7月29日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、シリア・アラブ共和国駐箚インド特命全権大使ヒフズール・ラフマーン博士閣下(His Excellency Dr Hifzur Rahman)と会見しました。

 シリア正教会側から
 ホムス・ハマ・タルトゥース及び近郊大主教“モル”・セルワノス・ブートロス・アル・ネメ座下(His Eminence Mor Selwanos Boutros Al-Nemeh, Archbishop of Homs, Hama, Tartous and Environs)、
 総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)、
 らが同席した模様。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Visit of the Ambassador of India to Damascus | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل سعادة السفير… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook