キリスト教/ブルガリア正教会のヴェリチュカ主教シオニー座下が、バチコヴォ修道院を訪問したドイツ大統領シュタインマイヤー閣下と会見(2019年4月)

 キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会のバチコヴォ修道院修道院長/ヴェリチュカ主教シオニー座下(His Grace Bishop Sioniy of Velichka, Hegumen【Abbot】 of the Bachkovo Monastery)は、同地を訪問したドイツ連邦共和国大統領フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー博士閣下(His Excellency Dr Frank-Walter Steinmeier)と会見しました。

※日付は、ブルガリア総主教庁公式サイトでは4月4日、ドイツ大統領府公式サイトでは4月5日となっています。

 

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会【ブルガリア総主教庁】公式サイト)ПОСЕЩЕНИЕ НА ГЕРМАНСКИЯ ПРЕЗИДЕНТ В БАЧКОВСКИЯ МАНАСТИР

 (写真:ドイツ大統領府公式サイト)www.bundespraesident.de: Der Bundespräsident / Startseite

 

キリスト教/ブルガリア正教会のスタラ・ザゴラ府主教キプリアン座下が、「エルサレムの聖火」受け取り時に、教会法上合法でない“マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】”の主教を同行させる予定の模様(2019年4月)

 ギリシャの正教会系メディア Romfea によりますと、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会のスタラ・ザゴラ府主教キプリアン座下(His Eminence Metropolitan Cyprian of Stara Zagora)とブルガリア共和国首相ボイコ・メトディエフ・ボリソフ閣下(His Excellency Mr Boyko Metodiev Borisov)の会談において、今年の「エルサレムの聖火」の受け取り時に教会法上合法でない“マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】”の主教を同行させる方針が決まったようです。
 ブルガリア正教会は、教会法上合法でない MOC-OA との協調姿勢を崩しておらず、 MOC-OA の主教は、ギリシャ共和国と北マケドニア共和国間の国名問題解決に伴い、いずれコンスタンティノープルは MOC-OA を独立正教会として認めるだろうというコメントをしています。

 「エルサレムの聖火」は、東方正教会のエルサレム総主教が「復活教会【聖墳墓教会】」で使用したものを持ち帰って各教会が礼拝に使用するものですが、教会法上合法でない MOC-OA に直接エルサレム総主教側から聖火が渡せるものなのか。直接渡した場合、セルビア正教会がエルサレム総主教庁とのフル・コミュニオンを解除する可能性もあります。

 

 (英語)A “schismatic” bishop of the “Macedonian” Church will attend the ceremony of the Holy Fire – Romfea News

 

Romfea.newsさんのツイート: "Along with the Bulgarian delegation, a Bishop of the so-called “Macedonian” Church will also go to #Jerusalem for the Holy Fire #romfeanews #BulgarianChurch #HolyFire https://t.co/Q0pA7nWZVF"

 

Romfea.news – Along with the Bulgarian delegation, a… | Facebook

 

キリスト教/ブルガリア正教会が、2019年5月に予定されているローマ教皇フランシスコ聖下のブルガリア訪問について、共同礼拝などをおこなうつもりはないことを表明(2019年4月)

 2019年4月3日、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会は、2019年5月に予定されているキリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)のブルガリア共和国訪問について、共同礼拝などをおこなう予定はないことなど、やや冷淡というか当然というか、そういう表明をしたようです。
 ブルガリア共和国駐箚(マケドニア兼轄)ローマ教皇大使アンセルモ・グイド・ペコラリ大司教座下(Archbishop Anselmo Guido Pecorari : ポプロニア名義大司教 : Titular Archbishop of Populonia)に通知された模様。

 なお、今回の招待はブルガリア共和国によっておこなわれたものであり、教会は関わっていないようです。

 教皇が聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂に入る(入るだけ)ことは可能だし、教皇と聖シノドの会合はおこなわれるようですが、共同礼拝などを拒否、通訳の司祭についても大聖堂の訪問と聖シノドの会合を除いては祝福しない模様。
 当然のことといえば当然なんですが、ローマ教皇がブルガリアの招待でやってくるのに、政府に対して強く出れるほど強いわけでもないブルガリア正教会が、ここまでいってしまって大丈夫かと心配になります。
 とはいえ提案をのんだ瞬間にブルガリア正教会が分裂するかもしれず、東方正教会がムチャクチャになっているこの時期になぜブルガリアはローマ教皇を呼んでしまったのか、と不思議に思う次第です。

 

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会公式サイト)Решение на Св. Синод от 02.04.2019 г. относно посещението на папа Франциск у нас

 (英語)Bulgarian Orthodox Church refuses to take part in any services during Pope Francis’s visit – Romfea News
 (英語)Bulgarian Holy Synod takes hard stance against attending any services during Pope Francis’ visit in May / OrthoChristian.Com
 (英語)Decision of the Bulgarian Orthodox Church Holy Synod regarding Pope Francis’s visit ⋆ Orthodoxie.com

 

キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下が、離任するロシア連邦駐箚ギリシャ大使と会見(2019年4月)

 2019年4月2日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(ヒラリオン府主教 : His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))は、ロシア連邦駐箚ギリシャ共和国特命全権大使アンドレアス・フリガナス閣下(アンヅレアス・フリガナスAndreas Fryganas【Friganas】ΑΝΔΡΕΑΣ ΦΡΥΓΑΝΑΣ)と会見しました。
 同大使の離任の挨拶の模様。

 大使の任期の間に、ロシア・ギリシャ間では、国家・教会共に面倒ごとが多く発生してあまり解決していません。

 

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Metropolitan Hilarion meets with Greece’s Ambassador to Russia | The Russian Orthodox Church
 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Митрополит Иларион встретился с послом Греции в России | Русская Православная Церковь
 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Митрополит Волоколамский Иларион встретился с послом Греции в России / Новости / Патриархия.ru

 (英語)Greek Ambassador to Russia met Metropolitan Hilarion of Volokolamsk – Romfea News

 

Romfea.newsさんのツイート: "Metropolitan #Hilarion wished to Andreas Friganas much success in his forthcoming work #romfeanews https://t.co/1qni1zZgE3"

 

Romfea.news – Metropolitan Hilarion wished to Andreas… | Facebook

 

キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が、現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻と会見(2019年3月)

 2019年3月29日、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、セルビア総主教庁にて、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)及びユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)と会見しました。

 

 (セルビア語:セルビア正教会総主教庁公式サイト)Престолонаследник Александар код Патријарха српског | Српскa Православнa Црквa [Званични сајт]