現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

※この記事は世界の王室ニュースと重複します。

 

 2020年11月20日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)およびユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)は、永眠したキリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)への弔意を表明しました。

 

 (英語:セルビア王室 公式サイト)CROWN PRINCE ALEXANDER AND CROWN PRINCESS KATHERINE: “TRAGICALLY WE LOST OUR GREAT SPIRITUAL LEADER” – The Royal Family of Serbia

 

Моја супруга и ја смо, са великом тугом,… – Александар Карађорђевић | Facebook

 

Aleksandar II Karadjordjevic(@royalserbia) • Instagram写真と動画

 

関連:
 訃報(2020年11月20日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が永眠(1930~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】
 ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

 現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、永眠したキリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下を追悼(2020年10月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

 

訃報(2020年11月20日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が永眠(1930~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

 2020年11月20日、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)の永眠が発表されました。
 1930年生まれの90歳。

 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で入院、昨日容態の悪化が発表されていました。

 

Телевизија Храм:
Упокојио се у Господу Патријарх српски Иринеj – YouTube

 

Телевизија Храм:
Архиепископ пећки, Митрополит београдско – карловачки и Патријарх српски Иринеј (1930 – 2020) – YouTube

 

Orthodoxy Cognate PAGE:
A Tribute to Patriarch IRINEJ of Serbia – YouTube

 

 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Serbian Patriarch Irinej reposed in the Lord | Serbian Orthodox Church [Official web site]
 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)His Holiness Kyr Irinej Archbishop of Pec, Metropolitan of Belgrade-karlovci And Serbian Patriarch Reposed in the Lord on November 20, 2020 | Serbian Orthodox Church [Official web site]
 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Serbian Patriarch Irinej (1930-2020) | Српскa Православнa Црквa [Званични сајт]

 (英語:ルーマニア正教会通信)Patriarch Irinej of Serbia reposed in the Lord – Basilica.ro
 (英語)Patriarch Irinej of Serbia reposes in the Lord / OrthoChristian.Com

 

 セルビア正教会は、先月のアンフィロヒイェ府主教に続き、総主教の永眠となりました。
関連:
 訃報(2020年10月30日):キリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下が永眠(1938~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の治療で入院との既報
 葬儀:キリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下の葬儀がおこなわれる(2020年11月)

 今回も多数が参列する葬儀がおこなわれる可能性もあるのですが……。
 新型コロナウイルス対策の観点からすると大問題になりかねない状況ではないかと思います。

 また、独立正教会の首座の葬儀での共同礼拝となりますが、現在の東方正教会は分裂しており、モスクワかコンスタンティノープルのいずれかの神品(聖職者)を排除しなければなりません。
 おそらくセルビア正教会はコンスタンティノープルを排除するものと思いますが、それは葬儀の時まで確定しません(コンスタンティノープルを礼拝から排除した場合に、コンスタンティノープルが主教を派遣すると、彼は共同司式に参加せず礼拝を見物するだけになるでしょう)。
 また、セルビア正教会がコンスタンティノープルを排除した場合、両者はフル・コミュニオンの状態にすでにないとの指摘は起こるでしょう。

 

関連:
 キリスト教/東方正教会の首座らが、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

 ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿座下が、永眠したセルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

 現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】
 ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

 セルビア大統領アレクサンダル・ブチッチ閣下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)
 ロシア大統領ウラジーミル・プーチン閣下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)
 フランス大統領エマニュエル・マクロン閣下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)
 モンテネグロ大統領ミロ・ジュカノヴィッチ閣下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

ボスニア・ヘルツェゴビナ/スルプスカ共和国【セルビア人共和国】大統領ジェリカ・ツヴィヤノヴィッチ閣下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

 セルビア首相アナ・ブルナビッチ閣下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)三日間の服喪を宣言
 モンテネグロ次期首相に指名されているズドラヴコ・クリヴォカピッチ氏が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)
モンテネグロ次期首相に指名されているズドラヴコ・クリヴォカピッチ氏が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下を弔問(2020年11月)

 バーレーン王国外相が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

 キリスト教/セルビア正教会の聖シノドが、セルビア総主教イリネイ聖下永眠に伴う一時的な体制に関する発表(2020年11月)
 永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下の遺体が大聖堂に到着(2020年11月)パニヒダなどの礼拝がおこなわれた模様
 キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下が、永眠したセルビア総主教イリネイ聖下への弔問のためセルビアを訪問(2020年11月)礼拝にはセルビア外相が参列

 

 葬儀(2020年11月22日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下の葬儀

 

新たな総主教選出:
 キリスト教/第46代セルビア総主教にザグレブ=リュブリャナ府主教ポルフィリイェ座下が選出される(2021年2月)1961年生まれの59歳

新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で入院中の、キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下の容態が悪化との発表(2020年11月)

 2020年11月19日付で、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で入院中の、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)の容態が悪化していると発表されています。

 

 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Press Release | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

追記:
 ほぼ同じ内容があらためて声明として出ています(追記の追記:どうもイリネイ総主教が永眠との誤報が広まったためではないかと思われます)。
前(上記)の文章に会った「physicians from the RF」のRFはロシア連邦のようです。
 また、今回の文章には stable とあり、安定しているということでしょう(しかしこれは急変したら大変だということでしかない気もします)。

 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Press release | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

追記2:

 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Rebuttal | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

続報:
 訃報(2020年11月20日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が永眠(1930~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

 

ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿座下が、永眠したキリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下への弔意を表明(2020年11月)

 2020年11月3日付の文書で、キリスト教/ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿座下(His Eminence Kurt Cardinal Koch, President of the Pontifical Council for Promoting Christian Unity)が、2020年10月30日に永眠したキリスト教/セルビア正教会の重鎮、モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下(His Eminence Metropolitan Amfilohije of Montenegro and the Littoral)への弔意を表明しました。

※宛先はキリスト教/東方正教会/セルビア正教会は、セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)。

 

 (英語:ローマ教皇庁 キリスト教一致推進評議会 公式サイト)2020 11 04 Amphilohije | In memoriam Metropolitan Amfilohije of Montenegro
※PDFファイルがページ内からリンクされていますが、11月3日付。

 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Папски савјет: Митрополит је био срдачни и дубоко духовни човјек, прави пастир који је знао да распозна знаке Божије у људској историји | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

 余談。
 コンスタンティノープルがアンフィロヒイェ府主教の追悼式をおこなったのは、コッホ枢機卿が弔意の表明をした/するのを知ったからではないかと思えてきます。式の日にちが枢機卿の出した文書の日付と同じです。
 ウクライナの件を巡って、生前にコンスタンティノープルを強く批判していた府主教を追悼する理由はコンスタンティノープルにはまったくなく、カトリック側が府主教への弔意を表明したので、東方正教会の盟主を自認する立場のため慌てておこなったのではないでしょうか。

関連:
 キリスト教/コンスタンティノープルの全地総主教バルソロメオス聖下が、永眠したキリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下の追悼式(2020年11月)

 

キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のPCR検査で陽性(2020年11月)11月1日にマスク無しで葬儀の礼拝、多数が集まる

 2020年11月4日付で、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会は、セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)が新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のPCR検査で陽性となったことを発表しました。

 

 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Press release | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

 聖下は、11月1日にマスク無しで多数と葬儀の礼拝をおこなっています。
 また、葬儀で共同司式をおこなった主教の一人が、すでに体調不良で自主隔離との情報が入っていました(こちらは続報で異常は見られないとしながらも、PCR検査の結果についてはまだ出ていない模様)。

関連:
 葬儀:キリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下の葬儀がおこなわれる(2020年11月)
 キリスト教/セルビア正教会/ブディムリャ・ニクシッチ主教ヨアニキイェ座下の体調不良への不安が広がっている模様(2020年11月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で永眠したアンフィロヒイェ府主教の葬儀で三密・マスク無しで大規模な人数が参列

 

追記:
 11月4日には、セルビア共和国駐箚ハンガリー大使と会見しているようです。
 掲載写真では、マスクはしていません。距離は取っていますが。

 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Патријарх српски примио Амбасадора Мађарске у Србији | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 ハンガリー大使はハンガリー首相オルバーン・ヴィクトル博士閣下(オルバン首相 : His Excellency Dr Viktor Orbán)からの、アンフィロヒイェ府主教への弔意を伝えたようです。

 

追記2:
 セルビア共和国大統領アレクサンダル・ブチッチ閣下(ヴチッチ大統領 : His Excellency Mr Aleksandar Vučić)が、イリネイ総主教の回復を祈るツイートをしています。

Александар ВучићさんはTwitterを使っています 「Његовој светости патријарху српском господину Иринеју желим добро здравље и успешан опоравак. Захвалан сам му на свему што чини за добро српског народа и државе Србије.」 / Twitter

 それはよいのですが、閣下もいわゆる濃厚接触者に該当するのでは……。

 

続報:
 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で入院中の、キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下の容態が悪化との発表(2020年11月)
 訃報(2020年11月20日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が永眠(1930~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】