新型コロナウイルス感染者との接触により待機していたキリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下の検査結果は陰性(2020年10月)礼拝をおこなっている模様。待機日数が短いとの指摘が

 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の感染者と接触したため待機していた、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・ロシア全土【ルーシ全土】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)ですが、検査結果は陰性となり、普通に礼拝をおこなっているようです。

 ギリシャの正教会系メディア Romfea.gr の英語版 Orthodox Times は、モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))が、14日間の待機に例外はないと述べたと伝えており、今回のキリル総主教の待機は14日よりはるかに短く医療的なガイドラインを破っているのではないかと示唆しています(はっきりとは言ってませんけど)。
(ギリシャでは「マスクは悪魔の教え」と発言する府主教が出るなど、温度差はありますが、全体的に感染対策より宗教生活を優先するべきだと述べる聖職者が多い気がします)

 

 (英語)Patriarch of Moscow tested negative for coronavirus & participated in Sunday Divine Liturgy – Orthodox Times

 

キリスト教/キプロス大主教クリソストモス2世座下が、アテネの病院で脊柱管拡大手術(?)を受ける(2020年10月)

 2020年10月10日、キリスト教/東方正教会/キプロス正教会の首座/ノヴァ・ユスティニアナと全キプロスの大主教クリソストモス2世座下(His Beatitude Archbishop Chrysostomos II of Nova Justiniana and all Cyprus)は、神経外科で脊柱管拡大手術(?)を受け、手術は成功した模様です。

 

 (ギリシャ語:キプロス正教会 公式サイト)Σε χειρουργική επέμβαση υπεβλήθη ο Αρχιεπίσκοπος Κύπρου – Εκκλησία της Κύπρου

 

 (英語)Archbishop of Cyprus underwent operation – Orthodox Times

Orthodox TimesさんはTwitterを使っています 「Archbishop Chrysostomos of Cyprus underwent today, on Saturday, 10 October 2020, neurosurgery for spinal canal enlargement #orthodox_times https://t.co/BCFEeQBk02」 / Twitter

 

キリスト教/ジョージア総主教【グルジア総主教】イリア2世聖下が、ジョージア駐箚のアルメニア・アゼルバイジャン各大使と会見(2020年10月)

 「停戦」前のことになりますが、キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia)は、2020年10月7日にジョージア駐箚アルメニア共和国特命全権大使ルベン・サドヤン閣下(Ruben Sadoyan)と会見しました。

※掲載写真が、聖下に無理に立ってもらおうとしているような光景なのですが……。

 

 (ジョージア語【グルジア語】:ジョージア総主教庁 公式サイト)საქართველოს საპატრიარქო | სრულიად საქართველოს კათოლიკოს-პატრიარქი სომხეთის ელჩს შეხვდა

საქართველოს საპატრიარქო ❲ოფიციალური გვერდი❳ | Facebook

 

 (英語)Catholicos Patriarch meets with Armenian Ambassador – 1TV

პირველი არხი – ილია მეორე სომხეთის ელჩს შეხვდა | Facebook

 

 翌10月8日、今度はジョージア駐箚のアゼルバイジャン共和国特命全権大使ファイグ・グリエフ閣下(Faig Guliyev)と会見しました。

 

 (ジョージア語【グルジア語】:ジョージア総主教庁 公式サイト)საქართველოს საპატრიარქო | სრულიად საქართველოს კათოლიკოს-პატრიარქი აზერბაიჯანის ელჩს შეხვდა

საქართველოს საპატრიარქო ❲ოფიციალური გვერდი❳ | Facebook

 

 (英語)Catholicos-Patriarch of All Georgia meets with Ambassador of Azerbaijan – 1TV

პირველი არხი – ილია მეორე აზერბაიჯანის ელჩს შეხვდა | Facebook

 

 ジョージアも両国と隣接し、ロシアの(行動の)影響を強く受けるため、紛争は他人事ではありません。

 

 (英語)Patriarch of Georgia met Ambassador of Armenia, Azerbaijan – Orthodox Times

Orthodox TimesさんはTwitterを使っています 「“There is nothing more precious than the truth. We should seek it," said the Patriarch of Georgia #orthodox_times https://t.co/R8IUQbybTp」 / Twitter

 

キリスト教/“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の“フィラレート総主教”が、ウクライナ駐箚スロバキア大使と会見(2020年10月)

 2020年10月9日、“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”首座/“フィラレート総主教”(キーウ・ルーシ=ウクライナ全土総主教フィラレート聖下 : His Holiness Patriarch Filaret of Kyiv and All Rus’-Ukraine)は、ウクライナ駐箚スロバキア共和国特命全権大使マレク・シャフィン閣下(Marek Shafin)と会見しました。

 

 (ウクライナ語:キエフ総主教庁 公式サイト)Патріарх Філарет зустрівся з Послом Словаччини в Україні – Українська Православна Церква Київський Патріархат

9 жовтня 2020 року Святійший Патріарх… – Патріарх Філарет | Facebook

 

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】検査で陽性となったキリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロ府主教アンフィロヒイェ座下の早期の回復を願う書簡(2020年10月)

※この記事は世界の王室ニュースと重複します。

 

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)およびユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)は、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】検査で陽性の出たキリスト教/東方正教会/セルビア正教会の重鎮、モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下(His Eminence Metropolitan Amfilohije of Montenegro and the Littoral)の早期の回復を願う書簡を送ったようです。

 

 (セルビア語キリル文字:セルビア正教会モンテネグロ府主教庁 公式サイト)Престолонаследник Аклександар Карађорђевић пожелио брз опоравак Митрополиту Амфилохију | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

Aleksandar II Karadjordjevic(@royalserbia) • Instagram写真と動画

 

関連:
 キリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロ府主教アンフィロヒイェ座下が新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の感染検査で陽性(2020年10月)
 訃報(2020年10月30日):キリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下が永眠(1938~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の治療で入院との既報
 現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、永眠したキリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下を追悼(2020年10月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】