キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下がキリスト教/アッシリア東方教会カトリコス=総主教ゲワルギス3世聖下を訪問(2016年3月)

 キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・全東方総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、イラク共和国バグダッドのキリスト教/アッシリア東方教会首座/セレウキア=クテシフォンのカトリコス=総主教“マル”・ゲワルギス3世聖下(ギワルギス3世 : His Holiness Mar Gewargis III【Giwargis III】, Catholicos-Patriarch of the See of Seleucia-Ctesiphon of the Assyrian Church of the East)を訪問したようです。

 

記事:
 (英語:シリア正教会公式サイト)Visit to His Holiness Assyrian Patriarch Mar Gewargis III | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

キリスト教/英国正教会【イギリス正教会】がキリスト教/オリエント正教会/コプト正教会より離脱(2015年10月)

 英国正教会【イギリス正教会】公式サイトで2015年10月5日付けで掲載されている記事によりますと、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の傘下にあった英国正教会【イギリス正教会】首座グラストンベリー府主教セラフィム座下(His Eminence Metropolitan Seraphim of Glastonbury)とキリスト教/オリエント正教会/コプト正教会/英国代表主教のアンゲロス主教座下(アンジェロス主教 : His Grace Bishop Angaelos, General Bishop of the Coptic Orthodox Church in the United Kingdom)の共同声明として、イギリス正教会がコプト正教会より平和裏に離脱することが合意されたという文書が出されています。

 

 イギリス正教会は、シリア正教会系の教会として成立しましたが、1994年にコプト正教会の傘下に入っていました。
 今回の離脱後、1994年以前の「autonomous(自治)」教会の地位になるとのことですが、これがオリエント正教会全体でどのような位置付けなのかはよくわかりません。
 しかし、主流のコミュニオンには属さないということになるでしょう。

 

記事:
 (英語)Joint announcement from the Coptic Orthodox Church in the United Kingdom and the British Orthodox Church of the British Isles – The British Orthodox Church

 

キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下がシリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下、ヤコブ派シリア教会/インド“カトリコス”バセリオス・トマス1世座下と会見(2015年6月)

 2015年6月19日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・全東方総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)とシリア正教会に属するヤコブ派シリア教会(Jacobite Syrian Christian Church)のインド“カトリコス”バセリオス・トマス1世座下(東方カトリコス : バゼリオス・トーマス1世 : His Beatitude Baselios Thomas I, Catholicos of India)と会見されました。

 

ROME REPORTS in English:
Pope Francis to Syrian Church leaders: What unites us is stronger than what divides us – YouTube

 

記事:
 (英語)Pope: Blood of martyrs is the seed of unity in the Church – Vatican Radio
 (英語)Pope Francis revives Patriarch Ignatius Aphrem II & Catholicos Abune Baselios Thomas I – News | Orthodoxy Cognate PAGE

キリスト教/ウクライナ独立正教会(UAOC)首座に“マカリー府主教”が選出される(2015年6月)

 2015年6月4日、キリスト教/東方正教会系統の教会法上合法でないウクライナ独立正教会(UAOC)は、2月24日に永眠した“メフォーディー府主教”の後継を選ぶ選挙を行い、“マカリー府主教”(リヴィウ府主教マカリー座下 : His Eminence Metropolitan Makariy of Lviv)が選出された模様です。
 1944年10月1日生まれの70歳。

 同府主教は、ロシア正教会の司祭でしたが、後にウクライナ独立正教会(UAOC)に移ります。
 メフォーディイ座下の永眠に伴い、首座代行に選出されていました。

 ウクライナ独立正教会は、ウクライナ国内に展開する東方正教会系の教会の一つで、人口の10%近い信徒が存在するとの調査もありますが、東方正教会の各教会からは合法的な教会として承認されていません。

 

 (英語)UAOC elects a new Primate – RISU
 (英語)Metropolitan Makariy of Lviv elected new Primate of the Ukrainian Autocephalous Orthodox Church | News | Orthodoxy Cognate PAGE

キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下が、ヴォロネジ州知事、ヴォロネジ府主教と会見(2014年8月)

 2014年8月26日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、ロシア連邦構成主体ヴォロネジ州知事アレクセイ・ヴァーシリエヴィチ・ゴルデーエフ閣下(Alexey Vasiliyevich Gordeyev【Gordeev】)及びロシア正教会ヴォロネジ・リスキンスキー府主教セルギイ座下(His Eminence Metropolitan Sergii【Sergius】 of Voronezh and Liskinsky)と会見しました。

 会談では、ヴォロネジ府主教教区の更なる発展、教区と州政府の共同プロジェクト、ウクライナ東南部からロシア連邦への避難民(ヴォロネジ州へは17000人)への支援などについて話し合われたようです。

 

Патриарх Кирилл принял губернатора Воронежской области А.В. Гордеева – YouTube