キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会/ロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下(His Eminence Archbishop Angaelos of London)へのインタビュー動画です。
Christian Youth Channel:
Live with His Grace Angaelos – YouTube
キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会/ロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下(His Eminence Archbishop Angaelos of London)へのインタビュー動画です。
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Live with His Grace Angaelos – YouTube
2018年9月19日、ガッサーン王朝の後継を称しているガッサーン王子ガリオス・エル・シェモル殿下(His Royal Highness Prince Gharios El Chemor)は、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会/ロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下(His Eminence Archbishop Angaelos of London)を訪問しました。
※下で書きますが、殿下の名前表記などから「Al-Nu’man VIII(アル=ヌーマーン8世)」などが削られています。
(英語)Prince Gharios El Chemor visits Coptic Archbishop of London – THE ROYAL HERALD
Very thankful to His Eminence @BishopAngaelos the Coptic Archbishop of London for taking some time of his busy schedule to see me. H.E. is not only a great Christian leader but I also have the privilege of calling him a dear friend. God Bless him and all the Coptics in the world pic.twitter.com/xplVjfo6rM
— HRH Prince Gharios El Chemor (@princegharios) September 19, 2018
※この殿下については以前書きましたが、昨年の途中まで使用していた His Imperial and Royal Highness をあらため、今は His Royal Highness にしています。
さらに最近のブログではその前の表記だった(His Royal Highness Prince Gharios El Chemor of Ghassan Al-Nu’man VIII)から「of Ghassan(ガッサーンの)」「Al-Nu’man VIII(アル=ヌーマーン8世)」が削られていますが、いまのところ単に短く書いているだけだと判断しています。
キリスト教/オリエント正教会/エチオピア正教会のディオニシウス大主教座下(Archbishop Dionissious)らが、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会/ロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下(His Eminence Archbishop Angaelos of London)を訪問しました。
少し前に、エチオピア正教会は、本国エチオピアのシノドスとアメリカの亡命シノドスの和解が成立しました。今回の訪問はその挨拶まわりという意味合いもあるのかもしれません。
関連:
キリスト教/亡命中のエチオピア正教会第4代総主教メルコリオス聖下と、本国の第6代総主教マティアス聖下の和解が成立。単一の教会が二人の総主教を戴く模様(2018年7月~8月)
Pleased to welcome #Ethiopoan #Orthodox Archbishop Dionissious and his delegation to @CopticCentreUK today, and blessed to have them pray in @StGeorgeUK Cathedral. Expressed my sincere joy at recent #EOTC reconciliation. Looking forward to our ongoing collaboration in Britain. pic.twitter.com/7whCdCYyXl
— Archbishop Angaelos (@BishopAngaelos) September 4, 2018
名前・称号表記ですが、とりあえず、アンゲロス座下のほうのツイートに従いました。
現在のエチオピア正教会の教区やシノドスの構成がよくわからないというのもあります。
EOTC (Orthodox Tewahedo) Channel:
በለንደን ከተማ በቅዱስ ጊዮርጊስ የቆጵጥስ ቤ/ክ የተደረገ ጉብኝት | Ethiopian Orthodox Archbishop and Coptic Archbishop – YouTube
こちらのチャンネルは、アメリカを中心としたエチオピア正教会の映像をアップロードしていますが、どのような位置付け(もともとは、亡命側だったのか、本国側だったのか、とか)なのかよくわからないです。
こちらでは、下記のような書き方をしています。
His Grace Abune Dionysius, EOTC Pope of Europe Diocese
まず、「His Grace」。現在の東方正教会では大主教(Archbishop)への敬称は「His Eminence」であることが多いですが、オリエント正教会では「His Grace」を見かけることも多いです。両方の表記を見かけた場合は、Eminenceで記述しています。
「Abune」はエチオピアなどでは名前の前につける尊称。
そのあとが名前ですが、アンゲロス座下のツイートとはスペルが違います(「Dionysius」「Dionissious」)。
「EOTC Pope of Europe Diocese」は、 EOTCが「Ethiopian Orthodox Tewahedo Church」(エチオピア正教合性論教会)の略。 Popeは、もちろん教皇ではなく、エチオピア系メディアやエチオピア正教会情報サイトなどでは割とよくみる Primate(首座)の意味合いで Pope を用いている記述です。したがって同教会の欧州主教区(Europe Diocese)の首座であるということですが、敬称のこともあり、 Bishop なのか Archbishop なのかこれだけではわかりません(が、アンゲロス座下のツイートに Archbishop とあるのでそうなのでしょう)。
2018年8月22日、ガッサーン王朝の後継を称しているガッサーン王子アル=ヌーマーン8世・ガリオス・エル・シェモル殿下(His Royal Highness Prince Gharios El Chemor of Ghassan Al-Nu’man VIII)は、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会(アルメニア正教会)のキリキア・カトリコスアラム1世聖下(His Holiness Aram I, Catholicos of Great House of Cilicia)を訪問しました。
殿下は、アラム1世聖下を、殿下が総長を務める聖大天使ミカエル神聖騎士団(Sacred Order of Saint Michael Archangel)の最高位に叙任したようです(おそらくナイト・グランド・カラー)。
※公式サイトの「VIP」のページに、おそらくこの最高位を叙任されている人々の写真が掲載されています(「VIP」って……)。ページの下部に、王室関係とキリスト教聖職者関連と国家元首格だけ名前を書いておきます。
この殿下は去年まで“His Imperial and Royal Highness”を称していたのですが、いつのまにやら Imperial を称さなくなっています(が、まだ残っているページもあるようなので、詳細は不明です)。
この Imperial は、東ローマ皇帝ニケフォロス1世が、ガッサーン朝の後裔であるという記述がされている書物があることによっているのではないかと思っていましたが、理由が記述された箇所を見た覚えはありません。
殿下のサイトには、「ニケフォロス1世がガッサーン王朝の当主であると宣言したことにより、ガッサーン王朝の構成員は東ローマ皇帝の一族となりその継承権を得た」ととれるような記述がありました(なお、当主であると宣言したというのが本当かどうか知りませんが、そもそもガッサーン朝の後裔かどうかもわからないのでは……)。
さて、ここでこの人物に関してすべてを説明する知識はありませんが、いちおう「こんな感じじゃないの?」と思っていることを書いておきます(責任は持てません)。
なお、殿下は、空手、古武道、合気道を学んでいるそうです(なぜますますうさんくさくなるのか……)。
(英語:アルメニア使徒教会キリキア・カトリコス庁公式サイト)HIS HOLINESS ARAM I RECEIVED PRINCE GHARIOS EL-CHEMOR OF GHASSAN AL-NU’MAN VIII | Armenian Church Catholicosate of Cilicia
(英語:アル=ヌーマーン8世殿下のブログ)Armenian Orthodox Patriarch joins “One Voice for Christians” – THE ROYAL HERALD
On August 22nd, 2018, His Holiness Aram I has generously received the #Royal House of Ghassan headed by HRH #Prince Gharios El Chemor of Ghassan Al-Nu’man VIII. #armenianchurch #holyseeofcilicia #stmarymonastery #մեծիտաննկիլիկիոյկաթողիկոսութիւն pic.twitter.com/ckvNcDCTJ4
— Armenian Church (@holyseeofcilici) August 25, 2018
Prince Gharios El Chemorさんのツイート: "Latest article!!! https://t.co/t0w2r7lDyv"
Latest article!!! https://t.co/t0w2r7lDyv
— HRH Prince Gharios El Chemor (@princegharios) August 22, 2018
Doing one of my favorite things in life, directing one episode of our series of documentaries “One Voice for Christians” with His Holiness Catholicos Aram I The Armenian Orthodox Patriarch of Cilicia https://t.co/Fj9HrfMa4B pic.twitter.com/vESNYslSB6
— HRH Prince Gharios El Chemor (@princegharios) August 22, 2018
Amazing audience with His Holiness… – Royal House of Ghassan | Facebook
聖大天使ミカエル神聖騎士団(Sacred Order of Saint Michael Archangel)の「VIP」のページに現時点で写真が掲載されている人々の名前を書いておきます。
なお、同騎士団は、非宗教の世俗騎士団で、おそらく慈善事業をおこなう NGO です。
騎士団が NGO という例は多いです。集金と節税とイメージアップが同時におこなえます。
ちなみに誤解している人がたまにいますが、主権実体であるマルタ騎士団はそれらとはまったく別種のものです。マルタ騎士団総長は外交関係を樹立している国々を公式訪問すれば国家元首と同じく日本でいう国賓待遇が取られます(公式訪問を短期間に繰り返せば、国家元首もそうですが、国賓待遇にはなりません)。
話がそれましたが、掲載されている方々(前職・元職の場合、叙任当時は現職かもしれません):
キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会/ロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下(His Eminence Archbishop Angaelos of London)の復活祭のメッセージ映像が公開されています。
BishopAngaelos(アンゲロス主教【司教】公式チャンネル):
Diocesan Feast of the Resurrection Message 2018 – YouTube
(英語:コプト正教会ロンドン教区公式サイト)Feast of the Resurrection Messages | The Coptic Orthodox Church Centre UK
※コプト正教会系の組織は、日本ではカトリック風の訳語を使用している例があります(ex: Bishop を「主教」ではなく「司教」)。
これが正式な決定の元での訳語なのか、英和辞典などで出てきたから(カトリック風だとは知らずに Bishop は全部「司教」だと思って)そう書いているのかわかりませんが、とりあえず今回は併記しておきました。
※もちろんのことですが、東方正教会(など)の訳語として「主教」などが用いられるからといって、(コプト正教会を含む)オリエント正教会にそれを採用せねばならない理由まったくありません。それどころか東方正教会やオリエント正教会のそれぞれの教会の訳語が統一されねばならないわけでもありません。
※また、カトリックの訳語と同じものを使っていけない理由もありません。特にコプト正教会は、首座のPopeを(カトリックと同じく)教皇と訳出するのが普通になっており(日本国外務省もそう訳してます)、ほかの聖職者称号の訳語はあわせるべきでないというのもおかしな気がします。