キリスト教/シリア正教会/アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、メルカイト東方典礼カトリック教会/アンティオキア総大司教ユーセフ・アブシ座下と会見(2018年4月)

 キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/メルカイト東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア・東方全土(、アレクサンドリア、エルサレム)総大司教ユーセフ・アブシ座下(His Beatitude Patriarch Youssef Absi, S.M.S.P., Patriarch of Antioch【Antiochia】 and All the East, of Alexandria and Jerusalem of the Melkite Greek Catholic Church)と会見しました。
 アメリカ合衆国、英国、フランス共和国によっておこなわれたシリア・アラブ共和国への攻撃について、「国際法違反の侵略行為」などとする共同声明が発表されていますが、そのための来訪かどうかはよくわかりません(復活祭にあわせての来訪予定があったかもしれません)。
 シリア正教会側から、
 総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)、
 が同席したようです。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Beatitude Patriarch Joseph Absi | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل غبطة… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下が、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下と、米英仏のシリア攻撃について電話会談(2018年4月)

 ロシア連邦のTASS通信の記事によりますと、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)と、アメリカ合衆国・英国・フランス共和国によるシリア・アラブ共和国攻撃について電話会談したそうです。

 

 (英語)TASS: Society & Culture – Russian Orthodox Church head discusses Syria with Pope Francis

 

電話会談後のキリル聖下の会見/
russianchurch(ロシア正教会モスクワ総主教庁公式チャンネル):
Обращение Святейшего Патриарха Кирилла в связи с ситуацией в Сирии – YouTube

※ローマ教皇以外に、東方正教会の各首座との電話会談もおこなわれた模様。
※会見映像にはロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(ヒラリオン府主教 : His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))が同席。

 

追記:
 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Patriarch Kirill discussed situation in Syria over telephone with Pope Francis of Rome and Primates of Local Orthodox Churches | The Russian Orthodox Church
 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Peacemaking initiative of Christian leaders in response to the situation in the Middle East | The Russian Orthodox Church

 またキリル聖下の指示によりイラリオン座下は、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)及びキリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)と電話会談したようです。

 

追記2:
 (英語)Pat. Kirill discusses Syria with 4 brother patriarchs / OrthoChristian.Com

 キリル聖下の(東方正教会の首座に分類される)電話会談相手は、
 キリスト教/東方正教会首席/コンスタンティノープル=新ローマ大主教・全地総主教バルソロメオス聖下(バーソロミュー1世世界総主教バルトロマイ1世ヴァルソロメオス1世 : His All-Holiness Bartholomew, Archbishop of Constantinople-New Rome and Ecumenical Patriarch)、
 キリスト教/東方正教会/アレクサンドリア・全アフリカ総主教セオドロス2世聖下(His Beatitude Theodoros II, Pope and Patriarch of Alexandria and All Africa)、
 キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)、
 キリスト教/東方正教会/エルサレム・全パレスチナ総主教セオフィロス3世聖下(His Beatitude Theophilos III, Patriarch of Jerusalem and All Palestine)、
 のようです。

キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下、シリア正教会/アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下、メルカイト東方典礼カトリック教会/アンティオキア総大司教ユーセフ・アブシ座下が、米英仏のシリア攻撃を「国際法違反の侵略行為」と批判する共同声明(2018年4月)

 キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)、
 キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)、
 キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/メルカイト東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア・東方全土(、アレクサンドリア、エルサレム)総大司教ユーセフ・アブシ座下(His Beatitude Patriarch Youssef Absi, S.M.S.P., Patriarch of Antioch【Antiochia】 and All the East, of Alexandria and Jerusalem of the Melkite Greek Catholic Church)は、
 アメリカ合衆国、英国、フランス共和国によっておこなわれたシリア・アラブ共和国への攻撃について、「国際法違反の侵略行為」などとする共同声明を発表しました。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)A Statement Issued by the Patriarchates of Antioch and all the East for the Greek Orthodox, Syrian Orthodox, and Greek-Melkite Catholic | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch
 (英語:東方正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)A Statement Issued by the Patriarchates of Antioch and all the East for the Greek Orthodox, Syrian Orthodox, and Greek-Melkite Catholic Damascus, 14 April 2018 – Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and All the East

 (英語)A Statement Issued by the Patriarchates of Antioch and all the East for the Greek Orthodox, Syrian Orthodox, and Greek-Melkite Catholic / OrthoChristian.Com
 (アラビア語)المكتب الإعلامي لبطريركية الروم الملكيّين الكاثوليك

 (英語)Syrian church leaders blast 'brutal' and 'unjustified' airstrikes

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Patriarchs of three Syrian Churches make statement concerning escalation of the situation in the country | The Russian Orthodox Church

 

Mor Aphrem IIさんのツイート: "https://t.co/8NqQJpdR94… "

Mor Aphrem IIさんのツイート: "https://t.co/dIbkH2hHRD… "

 

A Statement Issued by the Patriarchates… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

بيان صادر عن بطريركيات أنطاكية وسائر… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

↑ のイグナティウス・アフレム2世聖下のアカウントは削除(?)されている模様。同内容がシリア正教会公式アカウント↓にあるので、Facebookの強制削除ではないかもしれませんす。
A Statement Issued by the Patriarchates… – Universal Syriac Orthodox Church | Facebook

 

بيان صادر عن بطريركيات أنطاكية وسائر… – Antioch Patriarchate | Facebook

東方正教会アンティオキア総主教庁のアカウントの記事は表示されなくなっています。

 

‎بطريركية الروم الملكيين الكاثوليك -… – بطريركية الروم الملكيين الكاثوليك – Melkite Greek Catholic Patriarchate | Facebook

ローマ・カトリック教会系列のメルカイト東方典礼カトリック教会のもの(もちろん同内容)は普通に表示されています。アラビア語版のみです。

 

キリスト教/英国正教会【イギリス正教会】首座/グラストンベリー府主教セラフィム座下の復活祭のメッセージ映像(2018年4月)

 キリスト教/英国正教会首座/グラストンベリー府主教“アバ”・セラフィム座下(His Eminence Abba Seraphim, Metropolitan of Glastonbury)の復活祭のメッセージ映像です。

 

British Orthodox Church -(英国正教会公式チャンネル):
The Christian Hope of the Resurrection – YouTube

 

 (英語:英国正教会公式サイト)Holy Pascha 2018 – The British Orthodox Church

 

 同教会はキリスト教/オリエント正教会/シリア正教会に関連した源流を持ち、一時期コプト正教会の管轄下に入りましたが、近年離脱。
 小規模な教会だからか、離脱後の他教会との関わりについてはニュースを見かけません。

キリスト教/コプト正教会/ロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下の復活祭のメッセージ映像(2018年4月)

 キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会/ロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下(His Eminence Archbishop Angaelos of London)の復活祭のメッセージ映像が公開されています。

 

BishopAngaelos(アンゲロス主教【司教】公式チャンネル):
Diocesan Feast of the Resurrection Message 2018 – YouTube

 

 (英語:コプト正教会ロンドン教区公式サイト)Feast of the Resurrection Messages | The Coptic Orthodox Church Centre UK

 

※コプト正教会系の組織は、日本ではカトリック風の訳語を使用している例があります(ex: Bishop を「主教」ではなく「司教」)。
これが正式な決定の元での訳語なのか、英和辞典などで出てきたから(カトリック風だとは知らずに Bishop は全部「司教」だと思って)そう書いているのかわかりませんが、とりあえず今回は併記しておきました。

※もちろんのことですが、東方正教会(など)の訳語として「主教」などが用いられるからといって、(コプト正教会を含む)オリエント正教会にそれを採用せねばならない理由まったくありません。それどころか東方正教会やオリエント正教会のそれぞれの教会の訳語が統一されねばならないわけでもありません。

※また、カトリックの訳語と同じものを使っていけない理由もありません。特にコプト正教会は、首座のPopeを(カトリックと同じく)教皇と訳出するのが普通になっており(日本国外務省もそう訳してます)、ほかの聖職者称号の訳語はあわせるべきでないというのもおかしな気がします。