キリスト教/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下が、日本大使と会見(2021年9月)

 2021年9月7日、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会は、セルビア総主教ポルフィリイェ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Porfirije, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、セルビア共和国駐箚日本国特命全権大使勝亦孝彦閣下(かつまた たかひこ : His Excellency Takahiko Katsumata : モンテネグロ兼轄)と会見しました。

 マルカ主教に選出されているサワ掌院(Archimandrite Sava, elected Bishop of Marca)が同席。

 

 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Serbian Patriarch received the Ambassador of Japan to Serbia | Serbian Orthodox Church [Official web site]

訃報(2020年12月18日):キリスト教/東京名誉大司教 ペトロ岡田武夫 座下が帰天(1941~2020)

 2020年12月18日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/日本国の東京名誉大司教ペトロ岡田武夫座下(Archbishop Peter Takeo Okada, Archbishop Emeritus of Tōkyō)が帰天したと発表されています。
 1941年10月24日生まれの79歳。

 浦和司教、東京大司教、埼玉使徒座管理、などを務めました。

 

 訃報:ペトロ岡田武夫名誉大司教 | カトリック東京大司教区 ウェブサイト

カトリック東京大司教区広報さんはTwitterを使っています 「前東京大司教、ペトロ岡田武夫名誉大司教は、12月18日(金)午後1時22分、頸部食道がんに伴う出血性ショックのため東京医科歯科大学付属病院にて帰天されました。享年79歳でした。お祈りください。葬儀・告別式等の詳細に関しては、追ってご連絡いたします。https://t.co/eAvH6YC1f4」 / Twitter

 

前東京大司教、ペトロ岡田 武夫名誉大司教は、12月18日(金)午後1時22分、頸部… – カトリック東京大司教区 Catholic Archdiocese of Tokyo | Facebook

 

 岡田武夫・前東京大司教死去、79歳 司教協議会会長など歴任 : 訃報 : クリスチャントゥデイ

 

 

キリスト教/日本正教会首座/全日本府主教ダニイル(主代郁夫)座下らが、日本国駐箚ロシア連邦大使を訪問(2020年11月)

 2020年11月24日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会下で自治的な権限を持つ日本正教会【日本ハリストス正教会】の首座/東京大主教・全日本府主教ダニイル座下(His Eminence Daniel【Daniil】, Archbishop of Tokyo, Metropolitan of All Japan : 主代郁夫ぬしろ いくおIkuo Nushiro)、仙台大主教・東京副主教セラフィム座下(His Eminence Archbishop Seraphim of Sendai : 辻永昇つじえ のぼるNoboru Tsujie)は、日本国駐箚ロシア連邦特命全権大使ミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン閣下(His Excellency Mikhail Yurievich Galuzin)を訪問しました。

 

 日本正教会|ハリストス正教会 The Orthodox Church in Japanより:
 News&Topics | ロシア大使会見

 

東京でキリスト教/ルーマニア正教会の聖堂が成聖される(2020年11月)同教会の西欧・南欧大主教ヨシフ座下【イオシフ府主教】、日本正教会首座/全日本府主教ダニイル(主代郁夫)座下が臨席

 2020年11月3日、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会日本支部の聖堂の成聖式がおこなわれたようです。
 同教会の西欧・南欧府主教ヨシフ座下(イオシフ府主教 : His Eminence Metropolitan Iosif of Western and Southern Europe)が来日、
 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会下で自治的な権限を持つ日本正教会【日本ハリストス正教会】の首座/東京大主教・全日本府主教ダニイル座下(His Eminence Daniel【Daniil】, Archbishop of Tokyo, Metropolitan of All Japan : 主代郁夫ぬしろ いくおIkuo Nushiro)が臨席したようです。

 

 News&Topics | ルーマニア正教会 聖堂成聖式日本正教会|ハリストス正教会 The Orthodox Church in Japanより)

 (英語:ルーマニア正教会通信)Consecration of the Romanian Orthodox Church in Tokyo – Basilica.ro

 

Basilica.ro (EN)さんはTwitterを使っています 「Consecration of the Romanian Orthodox Church in Tokyo https://t.co/rozs249VqP #Orthodox #Romanian #Diaspora #Japan https://t.co/TREaalg4aG」 / Twitter

 

The service was officiated by Romanian… – Basilica News Agency | Facebook

 

 やや枠外の話ですが、興味深いのは、ギリシャの正教会系メディア OrthodoxTimes ( Romfea.gr の英語版)が 11月7日 付でこの件をルーマニア正教会通信の情報を引用する形で報じていたのですが、その後記事が削除されたことです。
 コンスタンティノープルによる、日本に対するロシア正教会の管轄権を認めず、またルーマニア正教会がそれを認めることも認めないという意思を受けてのものとも推察できます。
 もちろん、単純に別の理由かもしれませんが、東方正教会全体からみれば世界の片隅の日本の聖堂の成聖式でコンスタンティノープルとモスクワのシスマがすぐ連想されるというのはなんともいえないものです。

 

キリスト教/セルビア正教会/ブディムリャ・ニクシッチ主教ヨアニキイェ座下の体調不良への不安が広がっている模様(2020年11月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で永眠したアンフィロヒイェ府主教の葬儀で三密・マスク無しで大規模な人数が参列

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会/モンテネグロ・沿海府主教庁の一時的な管理者となっているブディムリャ・ニクシッチ主教ヨアニキイェ座下(His Grace Bishop Joanikije of Budimlja and Nikšić)の体調不良が報じられており、座下本人は自身の修道院で自主隔離に入っているようです。

 

 (セルビア語:モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Саопштење за јавност о здравственом стању Епископа Јоаникија | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

 普段からこのサイトをご覧いただいている方はすでにご存知かと思いますが、2020年10月30日に永眠したキリスト教/セルビア正教会の重鎮、モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下(His Eminence Metropolitan Amfilohije of Montenegro and the Littoral)の葬儀・埋葬およびその前の遺体到着時に多数の人が三密の状態で集まっており、かなりの割合の人がマスクをしていませんでした。
 礼拝時の聖職者・関係者でいえばマスクなど皆無に近い状況で、しかもCOVID-19が原因で亡くなった府主教の遺体にくちづけをしたりする人も多く、大丈夫なのかというか、これはクラスタ発生不可避なのでは、と少々唖然としていたのが正直なところです。
 新型コロナウイルス感染症をまったく気にしていないのかと首をかしげたりもしましたが、今回、ヨアニキイェ主教の少々の体調不良で大騒ぎになっているところをみると、アンフィロヒイェ府主教の永眠と大規模葬儀の興奮がしずまってきた今、あたりまえの不安が持ち上がってきているのかとも思えます。

関連:
 数千人が、永眠したキリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下の遺体到着を出迎える(2020年10月)ポドゴリツァのハリストス復活大聖堂
 葬儀:キリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下の葬儀がおこなわれる(2020年11月)

 

 なお、東方正教会の聖職者全体で、マスクへの抵抗は強く、特に聖堂内や礼拝中でのマスクへの拒否感は凄まじいものがあります。

※ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で自治的な権限を持つ日本正教会【日本ハリストス正教会】では、マスクをして礼拝に臨む主教らの写真が掲載されています。