キリスト教/ロシア正教古儀式派教会の首座がモルドバで自動車事故に。両国の対立が報道される中(2017年11月)

 キリスト教/東方正教会系の古儀式派の教派の一つ、ロシア正教古儀式派教会の首座/モスクワ・全ロシア府主教コルニリー座下(His Eminence Metropolitan Korniliy of Moscow and all Russia)が、モルドバ共和国で自動車事故に巻き込まれた模様。

 座下は、同教会のキシナウ・全モルドバ主教エヴメニー座下(His Grace Bishop Evmeny of Chisinau and All Moldova)の誕生日を祝福するのを理由の一つとして訪問されていたようです。

 さいわい事故による重傷者は出ていないようで、モルドバ政府とロシア政府の対立が続く中でヒヤリとさせられる一報です。

 また、コルニリー府主教座下は、モルドバ共和国大統領イゴル・ドドン閣下(His Excellency Mr Igor Dodon)と会談した模様です。

 

キリスト教/“マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】”が、ブルガリア正教会を“母なる教会”として認めたいと要請した模様(2017年11月)

 キリスト教の東方正教会では、マケドニア共和国【マケドニア旧ユーゴスラビア共和国】において最有力の教会である“マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】”は、セルビア正教会の管轄権を無視して設立された教会法上合法でない集団です(が、それらの教会のなかでは東方正教会の他の教会との交流が一番多いとみられています)。

 

 そのマケドニア正教会-オフリド大主教庁(とマケドニア政府)は、教会法(つまりセルビア正教会)に従う正教オフリド大主教庁のオフリド大主教ヨヴァン6世座下(His Beatitude Archbishop Jovan VI of Ohrid)に対する弾圧・人権侵害を続け、欧州連合【EU】からも非難を受けていました。

 

 もともとマケドニア人とブルガリア人は人種的・文化的に近いと考えられているため、マケドニア正教会-オフリド大主教庁とブルガリア正教会も仲良くやっていました。
 そのマケドニア正教会-オフリド大主教庁がブルガリア正教会を“母なる教会”として認め、ブルガリア正教会がマケドニア正教会-オフリド大主教庁の自治を認めるというような事態になると、マケドニア正教会-オフリド大主教庁が教会法上合法な教会(の一部)となります。
 これは、ブルガリア正教会と他の東方正教会に属する教会との関係に影響を及ぼします。とりわけ、セルビア正教会及びロシア正教会との。

 

 そのようなわけで、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria)はそのようなことを承認するのに否定的とみられていたのですが、どうも今回、承認する形で話が進められているという報道がされています(最後までどうなるかわかりませんけど)。

 

 もしそうなると、セルビア正教会とブルガリア正教会のフル・コミュニオンの解除(相互破門のような見出しがニュースに出たり)もあるかもしれません。

 

選出から4年(2017年3月13日):キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下のローマ教皇選出から4年

 2017年3月13日、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)がローマ教皇に選出されてからちょうど4年が経過しました。

 

 教皇フランシスコ、選出から4年 | バチカン放送局