動画:キリスト教/東方正教会エルサレム総主教庁が、聖墳墓教会【復活教会】【復活大聖堂】でのアルメニア使徒教会エルサレム総主教庁との争いの映像を公開(2020年1月)

 キリスト教/東方正教会/エルサレム総主教庁が、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会/エルサレム総主教庁との聖墳墓教会【復活教会】【復活大聖堂】での争いの映像をアップロードしています。

 

Jerusalem Patriarchate(東方正教会エルサレム総主教庁 公式チャンネル):
ΔΙΑΜΑΡΤΥΡΙΑ ΔΙΑ ΤΑΣ ΕΝΕΡΓΕΙΑΣ ΒΙΑΣ ΤΩΝ ΑΡΜΕΝΙΩΝ – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SrW8KtsZYgE

 

関連:
 キリスト教/東方正教会エルサレム総主教庁とアルメニア使徒教会エルサレム総主教庁が双方を批判する声明を発表(2020年1月)聖墳墓教会【復活教会】【復活大聖堂】の礼拝利用に関する行き違いか

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下らが、キプロス大主教クリソストモス2世座下と会見(2020年1月)

 2020年1月21日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、
 キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)、
 キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/カルデア東方典礼カトリック教会首座/バビロニア総大司教【バビロン総大司教】ルイ・ラファエル1世サコ枢機卿座下(His Eminent Beatitude Louis Raphaël I Cardinal Sako, Patriarch of Babylon【Babilonia】, Archbishop of Baghdad, Chaldean Patriarch)らとともに、
 キリスト教/東方正教会/キプロス正教会の首座/ノヴァ・ユスティニアナとキプロス全土大主教クリソストモス2世座下(His Beatitude Archbishop Chrysostomos II of Nova Justiniana and all Cyprus)と会見しました。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁 公式ウェブサイト)Meeting with His Beatitude Archbishop of Cyprus Chrysostomos II | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

قداسة سيدنا البطريرك يلتقي غبطة رئيس… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

ウクライナ法務省当局のサイトに、キリスト教/コンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】が、“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の後継団体として登録されていない模様(2020年1月)登録されていなかったらどうなのかは不明

 ウクライナ法務省当局のウェブサイトに、キリスト教/コンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】が、“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の後継団体として登録されていない模様です。
  OCU の“エピファニー府主教”の問い合わせに同省が「そういう内容を掲載してほしければ、しかるべき人が後継団体として示す書類を持ってきて手続きしてね」というような回答をしているみたいです。

 登録されていなかったらどうなのかは不明ですが、そこまでの騒ぎになっていないところをみると、この件だけでなにかが起こるというわけではないように思いますが……。
 しかし後継団体として登録されていないことが、後継団体として認められていないということにつながると、 UOC-KP 自体が消滅していなければ教会財産を返還しなければならなくなるかもしれませんし、 UOC-KP が消滅しているとすると教会財産は場合によってはすべて国家のものになるのではないかという気がしますが……。

 

 (英語)Ministry of Justice: OCU is still not registered as a successor of UOC-KP – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 

Ministry of Justice: OCU is still not… – Union of Orthodox Journalists – UOJ | Facebook

 

追加リンク:
 “キエフ総主教庁”も記事を出しています。

 (ウクライナ語:キエフ総主教庁【UOC-KP】公式ウェブサイト)Православна Церква України не є правонаступником Української Православної Церкви Київського Патріархату – Українська Православна Церква Київський Патріархат

 (英語)UOC-KP: OCU has no right to use property of the Kiev Patriarchate – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 

キリスト教/“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の“フィラレート総主教”が、「キエフ総主教庁の再生」と題した記者会見(2020年1月)ほぼコンスタンティノープル批判一色

 2020年1月20日、“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”首座/“フィラレート総主教”(キーウ・ルーシ=ウクライナ全土総主教フィラレート聖下 : His Holiness Patriarch Filaret of Kyiv and All Rus’-Ukraine)は、「キエフ総主教庁の再生」と題した記者会見をおこないました。
 主張はだいたい今まで通りで、ほぼコンスタンティノープル批判一色という、この人は少し前までどこと闘争していたのかと疑問がわくほどです。

 また、コンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】が、ウクライナ東方典礼カトリック教会【UGCC】とユーカリスティック・コミュニオンに入ることを望んでいる発言をしていることについては、「それは単にローマ教皇に従う東方典礼カトリック教会の一員になるだけ」とシンプルに否定(まあ、そうなんですが)。

 

Інтерфакс-Україна(Interfax-Ukraine):
Відродження Київського Патріархату – YouTube

 

Київський Патріархат(キエフ総主教庁【UOC-KP】公式チャンネル):
Прес-конференція Патріарха Філарета щодо ситуації в Українському Православ'ї – YouTube

 

 (ウクライナ語:キエフ総主教庁【UOC-KP】公式ウェブサイト)Відбулася прес-конференція Патріарха Філарета щодо ситуації в Українському Православ’ї – Українська Православна Церква Київський Патріархат

 (英語)Interfax-Religion: Filaret demands that Constantinople return original of decree issued by UOC-KP assembly on its dissolution

 (英語)Filaret: Patriarch Bartholomew seeks to destroy Kiev Patriarchate – UOJ – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Head of UOC-KP: OCU has no right to enter into Eucharistic unity with UGCC – UOJ – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Head of UOC-KP: Tomos from Phanar divided Kiev Patriarchate into two parts – UOJ – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Phanar’s advance, UOC-KP’s future greatness & other revelations of Filaret – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 

キリスト教/東方正教会エルサレム総主教庁とアルメニア使徒教会エルサレム総主教庁が双方を批判する声明を発表(2020年1月)聖墳墓教会【復活教会】【復活大聖堂】の礼拝利用に関する行き違いか

 キリスト教/東方正教会/エルサレム総主教庁と、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会/エルサレム総主教庁が、双方を批判する声明を発表しています。

 ざっと読んだ限りでは、2020年1月18日~19日における聖墳墓教会【復活教会】【復活大聖堂】の礼拝利用に関する行き違いに思えますが……。
 細かい事態の展開はともかくとして、東方正教会側は事前申請を通してあるので自分たちが優先、アルメニア使徒教会側はアルメニア使徒教会の降誕祭においては24時間アルメニア使徒教会が優先、ということを主張しているように思えます。

※係争の場については、「Grotto of the Nativity」、大聖堂内の、イエス降誕の場(として扱われている場所)です。
 東方正教会側が「cave」、アルメニア使徒教会側が「Grotto」という表記を使っています。「cave」は「God-receiving Cave」とも表記されます。

 最終的に、東方正教会側はパレスチナ当局が彼らの主張を受け入れたとし、アルメニア使徒教会側はパレスチナ国大統領マフムード・アッバース閣下(His Excellency Mr Mahmoud Abbas)らの調停を受け入れ今年だけギリシャ人側の行動を受け入れたとしています。
 アルメニア使徒教会側によれば、この後、問題解決のための話し合いがおこなわれるようですが、東方正教会側にはそういった記述はありません。

 単なる行き違いであれば解決は可能でしょうが、「行き違いなのかこれは……?」という感じもあります。

 

 (英語:東方正教会エルサレム総主教庁 公式ウェブサイト)PROTEST AGAINST THE VIOLENT ACTIONS OF THE ARMENIANS
 (英語:アルメニア使徒教会エルサレム総主教庁 公式ウェブサイト)Official Communiqué – Christmas 2020 | Armenian Patriarchate of Jerusalem

 

関連:
 動画:キリスト教/東方正教会エルサレム総主教庁が、聖墳墓教会【復活教会】【復活大聖堂】でのアルメニア使徒教会エルサレム総主教庁との争いの映像を公開(2020年1月)