訃報(2021年4月7日):アヴロナ・シノドの首座/“アンジェロス府主教”が永眠(1950~2021)

 2021年4月7日、アヴロナ・シノド(Avlona Synod)の首座/“アンジェロス府主教”(アヴロナ・ヴィオティア府主教アンジェロス座下 : His Beatitude Metropolitan Angelos of Avlona and Viotia)が永眠したようです。
 1950年生まれ。

 アヴロナ・シノドは(正式名称らしきものがいろいろ表記されていてよくわかりませんが)、キリスト教/東方正教会/ギリシャ正教会から1935年に分離したギリシャ真正教会からさらに1995年に分離した教会から、2010年に成立した集団です。

 同教会は、真正教会国際連合(International Union of Genuine Orthodox Churches : IUGOC)に加盟しています。

 

 (英語)Avlona Synod USA | REPOSE OF MET. ANGELOS
 (英語)Repose of Metropolitan Angelos of Avlona – The Autonomous Orthodox Metropolia of North and South America and the British Isles

 

 永眠後、フル・コミュニオンの状態にあるロシア真正教会(TOCiRのほう : True Orthodox Church in Russia)の首座“セラフィム府主教”の臨席のもとで、“ケロウブ主教”が新たな首座に選出され、府主教に昇叙となったようです。

 (英語)Avlona Synod USA | ELECTION OF MET. CHERUBIM

キリスト教/ルーマニア総主教ダニエル聖下が、永眠したセルビア正教会のアタナシイェ主教座下への弔意を表明(2021年3月)

キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の首座/ルーマニア正教会総主教ダニエル聖下(ブカレスト大主教 : ムンテニア・ドブロジャ府主教 : His Beatitude Daniel, Archbishop of Bucharest, Metropolitan of Muntenia and Dobrudgea, Locum tenens of the throne of Caesarea Cappadociae, Patriarch of the Romanian Orthodox Church)は、2021年3月4日に永眠したキリスト教/東方正教会/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下(His Grace Bishop Atanasije)への弔意を表明しました。

 

TRINITAS TV:
Patriarhul României: „Un teolog erudit şi un ierarh harnic – Episcopul Atanasie Jevtici” – YouTube

 

 (英語:ルーマニア正教会通信)Mesajul Patriarhului la trecerea în veșnicie a Episcopului sârb Atanasie Jevtici: Un teolog erudit şi un ierarh harnic – Basilica.ro

 

Basilica.roさんはTwitterを使っています 「Mesajul Patriarhului la trecerea în veșnicie a Episcopului sârb Atanasie Jevtici: Un teolog erudit şi un ierarh harnic. https://t.co/ck9gM4om15 https://t.co/5LgxHv3YEH」 / Twitter

 

訃報(2021年3月4日):キリスト教/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下が永眠(1938~2021)元ザフムリェ・ヘルツェゴビナ・沿海主教。新型コロナウイルス感染症【COVID-19】によるセルビア正教会の主教以上の永眠は5人目

 2021年3月4日、入院と容態悪化が報じられていたキリスト教/東方正教会/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下(His Grace Bishop Atanasije)が永眠したと発表されました。
 1938年1月8日生まれの83歳。

 

 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Retired Bishop Atanasije (Jevtic) reposed in the Lord | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 (セルビア語:ザフムリェ・ヘルツェゴビナ・沿海教区 公式サイト)Уснуо у Господу умировљени Епископ Атанасије | Епархија ЗХиП
 (セルビア語:ザフムリェ・ヘルツェゴビナ・沿海教区 公式サイト)Владиκο, бесмртног имена, вјечна ти успомена! | Епархија ЗХиП

Eparhija ZHiP(ザフムリェ・ヘルツェゴビナ・沿海教区 公式チャンネル):
Вјечни спомен и Царство небеско драги наш Владико! – YouTube

 

Телевизија Храм:
Биографија блаженопочившег Епископа Атанасија – YouTube

 

 (英語)Bishop Atanasije (Jevtić) reposes in the Lord / OrthoChristian.Com

 

関連:
 キリスト教/ルーマニア総主教ダニエル聖下が、永眠したセルビア正教会のアタナシイェ主教座下への弔意を表明(2021年3月)

訃報(2021年1月30日):在外ロシア正教会からの分派の一つ RusOC (D) の首位“ダマスキン府主教”が永眠(1956~2011)

 2021年1月30日、RusOC (D)の首位/“ダマスキン府主教”(モスクワ・ロシア全土府主教ダマスキン座下 : His Eminence Metropolitan DamasceneDmaskin】 of Moscow, First Hierarch of the Russian Orthodox Church【RusOC (D)】)が永眠したということです。
 1956年1月11日生まれの65歳。

 RusOC (D) は、ROCIE (A-D) という略称でも知られています。
 在外ロシア正教会から離脱(本人たちから見れば自分たちが正統)した亡命ロシア正教会(Russian Orthodox Church in Exile : ROCIE : ROCOR (V))という集団があり、ここからさらに分離した集団でロシア正教会(Russian Orthodox Church)を称する RusOC または ROCOR (V-A) または ROCIE (A) と呼ばれる集団があるのですが、そこからさらに分離したのが RusOC (D) または ROCIE (A-D) と呼ばれる集団です。(ROCOR (V-A-D))とは呼ばれないようです。
 また、RusOC (D) は一時期、ロシア正教自治教会(ROAC)という、これもまた、先行して在外ロシア正教会から離脱した勢力とコミュニオンの状態にあったようですが、すでに解除されているようです。

 永眠に伴い、RusOC (D) がどうなるかはわかりませんが、ペンザ主教ヴァシリー座下(His Grace Bishop Vasily of Penza)という人物が訃報記事の最後に発表者として名前があり、他の主教は存在するようです。
追記:
 やや年月が経過しましたが、どうやらその段階でも同教会には大主教1人と主教2人が(最低でも)存在するようで、後継者が擁立される可能性はあります(まだされていないように取れます)。また、大主教はペンザ・中央ロシア大主教ステファン座下(His Eminence Archbishop Stefan of Penza and Central Russian)となっていて、上記のペンザ主教ヴァシリー座下はどうなったのかはまったくわかりません。その他の二名は、ヴォスクレセンスク主教ウラジーミル座下(His Grace Bishop Vladimir of Voskresensk)、ベルゴロド主教ミハイル座下(His Grace Bishop Mikhail of Belgorod)で、他の主教も存在するのかどうかはわかりません。

 (ロシア語:RusOC (D) 公式ウェブサイト)Информационное сообщение о преставлении Первоиерарха Российской Православной церкви Высокопреосвященного митрополита Дамаскина | Российская Православная Церковь – официальный сайт
 (ロシア語)Дамаскин (Балабанов) (1955-2021) – «Ибо Я милости хочу, а не жертвы, и Боговедения более, нежели всесожжений» (Ос. 6:6) — LiveJournal

訃報(2020年12月18日):キリスト教/東京名誉大司教 ペトロ岡田武夫 座下が帰天(1941~2020)

 2020年12月18日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/日本国の東京名誉大司教ペトロ岡田武夫座下(Archbishop Peter Takeo Okada, Archbishop Emeritus of Tōkyō)が帰天したと発表されています。
 1941年10月24日生まれの79歳。

 浦和司教、東京大司教、埼玉使徒座管理、などを務めました。

 

 訃報:ペトロ岡田武夫名誉大司教 | カトリック東京大司教区 ウェブサイト

カトリック東京大司教区広報さんはTwitterを使っています 「前東京大司教、ペトロ岡田武夫名誉大司教は、12月18日(金)午後1時22分、頸部食道がんに伴う出血性ショックのため東京医科歯科大学付属病院にて帰天されました。享年79歳でした。お祈りください。葬儀・告別式等の詳細に関しては、追ってご連絡いたします。https://t.co/eAvH6YC1f4」 / Twitter

 

前東京大司教、ペトロ岡田 武夫名誉大司教は、12月18日(金)午後1時22分、頸部… – カトリック東京大司教区 Catholic Archdiocese of Tokyo | Facebook

 

 岡田武夫・前東京大司教死去、79歳 司教協議会会長など歴任 : 訃報 : クリスチャントゥデイ