キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、中央アフリカ共和国大統領トゥアデラ閣下と会見(2019年3月)

 2019年3月5日、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、中央アフリカ共和国大統領フォースタン・アーシャンジュ・トゥアデラ閣下(フォースタン=アルシャンジュ・トゥアデラ大統領 : His Excellency Mr Faustin Archange Touadéra)と会見しました。

 

 (英語)President of Central African Republic thanks pope for new pediatric hospital | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
President of Central African Republic thanks pope for new pediatric hospital – YouTube

 

 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)Holy See Press Office Communiqué: Audience with the President of the Central African Republic, 05.03.2019
 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)Communiqué: Entry into force of the Framework Agreement between the Holy See and the Central African Republic on matters of mutual interest, 05.03.2019

 (英語:バチカンニュース)Pope and CAR President satisfied for Framework Agreement between their states – Vatican News

 

 トゥアデラ大統領閣下は、
 ローマ教皇庁国務省長官ピエトロ・パロリン枢機卿座下(His Eminence Pietro Cardinal Parolin)、
 ローマ教皇庁国務省外務局局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下(ホデルム名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Paul Richard Gallagher : Titular Archbishop of Hodelm)、
 らとも会談した模様。

 

※大統領の名前表記ですが「Faustin Archange」「Faustin-Archange」とどちらも見られ(ハイフンの有無)、更新が止まっている公式サイトのトップページは前者、経歴ページは後者、と同国の事務方すら気にしていないのではないかと思われるような節があります。
 また、「Touadéra」についても公式サイト内で「Touadera」になっていたりケースもあり、こちらもまたわかりません。

 

キリスト教/コプト正教会首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下の週次説教【英語字幕付き】(2019年2月27日)

 キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)の、週次の説教の動画、CYCによる英語字幕付き版です。

 

Christian Youth Channel:
Pope Tawadros sermon 27-2-2019:Be Faithful Until Death – YouTube

 

キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、ギリシャ正教会の「アポストリキ・ディアコニア」代表団のファナリオン主教アガサンゲロス座下らと会見(2019年2月)

 2019年2月25日、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、キリスト教/東方正教会/ギリシャ正教会に聖シノドに属する「アポストリキ・ディアコニア(Apostolikì Diakonìa : Αποστολική Διακονία)」の訪問を受け、ファナリオン主教アガサンゲロス座下(His Grace Bishop Agathanghelos of Phanarion)らと会見しました。

 フランシスコ教皇聖下は、「フル・コミュニオンへの道にそびえる困難を克服」することを呼びかけることなどを含む挨拶をしたようです。

 

Vatican News – Italiano:
Papa Francesco: i discepoli di Cristo non siano prigionieri delle differenze – YouTube

 

 (英語)Pope Francis meets Orthodox Church of Greece delegation | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Pope Francis meets Orthodox Church of Greece delegation – YouTube

 

 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)Audience with a delegation of the “Apostolikì Diakonìa” of the Church of Greece, 25.02.2019
 (英語:バチカンニュース)Pope to Greek Orthodox: ‘we have more in common than what keeps us apart' – Vatican News

 

キリスト教/カメルレンゴにケヴィン・ジョセフ・ファレル枢機卿座下が叙任される(2019年2月)

 キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、ローマ教皇庁信徒・家庭・いのちの部署長官ケヴィン・ジョセフ・ファレル枢機卿座下(His Eminence Kevin Joseph Cardinal Farrell, Prefect of the Dicastery for the Laity, Family and Life)を新たなカメルレンゴに叙任したようです。

 カメルレンゴはローマ教皇の帰天時などの使徒座空位期間に教皇代理としていくつかの権限を持ちます。

 

 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)Resignations and Appointments, 14.02.2019

Appointment of Camerlengo of the Holy Roman Church

The Pope has appointed as Camerlengo of the Holy Roman Church His Eminence Cardinal Kevin Joseph Farrell, prefect of the Dicastery for the Laity, Family and Life.

 

 (英語)Card. Farrell on being named Camerlengo: I accept, if the pope speaks at my funeral | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Card. Farrell on being named Camerlengo: I accept, if the pope speaks at my funeral – YouTube

 

キリスト教/メンフィス司教の解任理由に諸説飛び交う。バチカン「教区管理の問題」、本人「有力枢機卿の野望を妨害したことの報復」、その他「虐待関連(バチカンも本人も否定)」「黒人だから」「無断で悪魔祓いをおこなった司祭を重用」(2018年10月)

 2018年10月24日に、キリスト教/ローマ・カトリック教会/アメリカ合衆国のマーティン・デイヴィッド・ホリー司教座下(Bishop Martin David Holley)がメンフィス司教を解任されました。

 この理由について、虐待関連の話が報道された枢機卿との関連の話が出ましたが、バチカン、本人ともに否定。

 本人は、 Catholic News Agency の取材に対し、2012年に当時のローマ教皇ベネディクト16世聖下(His Holiness Pope Benedict XVI)から当時のワシントン大司教ドナルド・ウィリアム・ワール枢機卿座下(His Eminence Donald William Cardinal Wuerl)の国務省長官への適性に関する質問を受けて(当時ホリー座下は同教区の補佐司教)、「職務への適性が心配」との回答をしたために、同枢機卿は国務省長官になれず、今回その報復を受けた、と回答しています。
※本当にベネディクト16世とホリー司教の間でそのようなやりとりがあったのか、またあったとしてベネディクト16世がホリー司教の回答を重要視したのかは不明。

 一方で、バチカンは教区管理の問題としており、こちらでは起こった出来事については見解の相違はないようです。
 ホリー司教座下は、教区の組織構成を大幅に変えようとしたり、側近となる司祭を呼び寄せてすぐに重要な地位に昇格させたり、ということをした模様。
 これについて座下は、組織が体をなしていなかったことと、呼び寄せた司祭はよく知っている人物なのでなんの問題もないとしています。また、黒人なので差別があったとそういうコメントもしているようです。
 これらに関して、大幅な組織構成の変更は通常あり得ないほどということと、司祭の重要役職への昇格に関しては同地への赴任から五年くらいかかるとの指摘もあります。また、この司祭が、過去に司教の許可を得ずに悪魔祓い(エクソシズム)をおこなったとの話もあります。

 真偽は不明なものの、正直なところ大物というわけではなさそうですし、支持者が多数集まっているわけでもなさそうなので、さほど興味はわきません。
 本人はスピリチュアル・バトルの始まりといっているようですが、具体的になにをやるのかはまったく見えてきません。
 ただ、もしベネディクト16世聖下が本当にホリー司教座下に適性を尋ねその回答を重要視したとするなら、聖下から評価を受けている可能性もあり、その方面で失地回復を図っていくかもしれません。

 

 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)Resignations and Appointments, 24.10.2018
 (英語:バチカンニュース)Pope removes Bishop of Memphis from pastoral care of his diocese – Vatican News
 (英語:Catholic News Agency)Bishop Martin Holley says Cardinal Wuerl influenced his removal from Memphis
 (英語)The mysterious removal of Bishop Holley | CatholicHerald.co.uk