キリスト教/アレクサンドリア・全アフリカ総主教セオドロス2世聖下が、新任のギリシャ国防相アポストラキス閣下と会見、勲章を授与(2019年3月)

 2019年3月8日、キリスト教/東方正教会/アレクサンドリア・全アフリカ総主教セオドロス2世聖下(His Beatitude Theodoros II, Pope and Patriarch of Alexandria and All Africa)は、エジプト・アラブ共和国を公式訪問したギリシャ共和国国防大臣エヴァンゲロス・アポストラキス海軍大将閣下(His Excellency Mr Evangelos Apostolakis HN)と会見しました。

 アポストラキス閣下は、ギリシャ海軍参謀長、ギリシャ軍参謀長の軍トップを経て、2019年1月に国防大臣に任命されたようです。
 大臣任命前にも一度アレクサンドリア総主教庁を訪問。
 今回、セオドロス2世聖下は、同庁の聖マルコ十字勲章を大臣に授与した模様

 

 (ギリシャ語:東方正教会アレクサンドリア総主教庁公式サイト)— [ Greek Orthodox ] — | Ο ΑΛΕΞΑΝΔΡΙΝΟΣ ΠΡΟΚΑΘΗΜΕΝΟΣ ΥΠΟΔΕΧΘΗΚΕ ΤΟΝ ΥΠΟΥΡΓΟ ΕΘΝΙΚΗΣ ΑΜΥΝΗΣ ΤΗΣ ΕΛΛΑΔΟΣ

 (ギリシャ語:ギリシャ国防省公式サイト)Επίσημη Επίσκεψη ΥΕΘΑ Ευάγγελου Αποστολάκη στην Αίγυπτο | Υπουργείο Εθνικής Άμυνας

 (英語)The Minister of Defence visited the Patriarch of Alexandria – Romfea News

 

Romfea.newsさんのツイート: "Patriarch Theodore of Alexandria and all Africa met with the Minister of Defence Evangelos Apostolakis in Egypt #romfeanews https://t.co/L4u4hK4b8U"

 

Romfea.news – Patriarch Theodore of Alexandria and all… | Facebook

 

Επίσημη Επίσκεψη ΥΕΘΑ Ευάγγελου… – Υπουργείο Εθνικής Άμυνας | Facebook

 

キリスト教/ブルガリア総主教ネオフィット聖下が、アルメニア使徒教会のルーマニア代表主教と会見(2019年3月)

 2019年3月8日、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria)は、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会のルーマニア代表主教ダテフ・ハゴピャン座下(His Grace Leader Bishop Datev Hagopian of the Church of Armenia in Romania)らと会見しました。

※詳細はわかりませんが、同座下はブルガリアも管轄しているようです。

 

БЪЛГАРСКА ПАТРИАРШИЯ / BULGARIAN PATRIARCHATE(ブルガリア総主教庁公式チャンネル):
Българският патриарх Неофит се срещна с митрополити от Арменската църква – YouTube

 

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会【ブルガリア総主教庁】公式サイト)Българският патриарх Неофит се срещна с митрополити от Арменската църква

 

キリスト教/シリア正教会/アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下と会見(2019年3月)

 2019年3月5日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(ジョン10世 : His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)と会見しました。
 シリア正教会より、総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)が同席。

 シリア及び中東情勢について意見交換がなされたようです。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Beatitude Patriarch John X | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل غبطة… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、マニラ大司教タグレ枢機卿座下、シリア東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア総大司教イグナティウス・ヨセフ3世ヨナン座下、シリア駐箚ローマ教皇大使ゼナリ枢機卿座下らと会見(2019年3月)

 2019年3月5日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会/フィリピン共和国のマニラ大司教ルイス・アントニオ・ゴキム・タグレ枢機卿座下(His Eminence Luis Antonio Gokim Cardinal Tagle, Archbishop of Manila)、キリスト教/東方典礼カトリック教会/シリア東方典礼カトリック教会の首座/アンティオキア・東方全土総大司教“モラン”・“モル”・イグナティウス・ヨセフ3世ヨナン座下(His Beatitude Patriarch Moran Mor Ignatius Youssef III Younan, the Patriarch of Antioch and All the East for Syriac Catholic Church)、シリア・アラブ共和国駐箚ローマ教皇大使マリオ・ゼナリ枢機卿座下(His Eminence Mario Cardinal Zenari, Apostolic Nuncio to Syria)らと会見しました。
 シリア正教会側から、総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)が同席したようです。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Beatitude Patriarch Younan, and Their Eminences Cardinals Tagle and Zenari | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch
 (アラビア語:シリア東方典礼カトリック教会アンティオキア総大司教庁公式サイト)Syriac Catholic Patriarchate Official Website | غبطة أبينا البطريرك يزور قداسة البطريرك مار اغناطيوس أفرام الثاني بصحبة الكردينال أنطونيو تاغلي رئيس كاريتاس الدولية والكردينال ماريو زيناري السفير البابوي في سوريا، دمشق

 

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل غبطة مار… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/ギリシャ正教会聖シノド会合が終了(2019年3月7日)2019年3月19日から会合を開くことを決定

 キリスト教/東方正教会/ギリシャ正教会の聖シノドの会合が終了しましたが、大したことは決まらず、2019年3月19日~21日に(おそらく全主教出席の)会合を開くことが決定されたようです。

 

 (英語)The decisions will be taken by the meeting of the Hierarchs on March 19 – Romfea News

 

Romfea.newsさんのツイート: "The meeting of the #Hierarchs will have the last word on March 19 #romfeanews #ChurhOfGreece https://t.co/GDmrLxAZ8K"

 

 現在、ギリシャ正教会は発狂寸前ではないかという状態です。

 コンスタンティノープルとモスクワの対立をもう引き返せないところまでにしてしまったウクライナの件に加え、SYRIZAを率いるギリシャ共和国首相アレクシス・ツィプラス閣下(チプラス首相 : His Excellency Mr Alexis Tsipras)による国家と教会の分離(平たく言えば教会排除の方針)。また首相・SYRIZAによってマケドニア問題に関して国名を「北マケドニア共和国」で認めることや、トルコ共和国とのなんだかよくわからない関係の構築(ギリシャ正教会の府主教からは首相をトルコ系ユダヤ人とする発言も出ています。首相自身がトルコ紙に語ったことがベースになっているようですが)、そして、アフガニスタン・パキスタンなどからのイスラム教徒【ムスリム】への選挙権付与により票の上積みをはかっているなど。トルコ系ユダヤ人の無神論者がイスラム教徒から支持を受けるということでどこまで本当かわかりませんが、ツィプラス政権でギリシャと教会は滅ぶと恐怖しているようにみえます。
 なお、いろいろありましが、ギリシャの世論調査を信じるならば、今年【2019年】中におこなわれる(首相はかつて10月と発言)ギリシャ議会選挙で SYRIZA に投票すると答えた人は微増している状況です。この調査結果は、選挙までの残り半年以上で首相がさらになにかをやらかす可能性を上昇させています。

 また、欧州全体の景気後退が始まったのではないかという観測に加えて、仮にロシア正教会からフル・コミュニオンを解除されると、ロシア人巡礼観光客はさらに減少し(某府主教はロシア正教会を批判する一方で「365日ロシア人をもてなす」とかのんきなことをいってましたが)、ギリシャ経済は悪化、首相によって教会に責任が押しつけられるという展開もありえます。
 これはギリシャだけでなく、モスクワとの関係は、キプロスやエルサレムもそれぞれの国の経済・政治・外交に直結する問題なので、正直どこも頭が痛いでしょう。