訃報(2019年7月27日):キリスト教/ギリシャ正教会のフティオティダ府主教ニコラオス座下が永眠(1948~2019)

 2019年7月27日、キリスト教/東方正教会/ギリシャ正教会のフティオティダ府主教ニコラオス座下(His Eminence Metropolitan Nikolaos of Phthiotis【Phthiotida】)が永眠した模様。
 1948年生まれの71歳。
 永眠に伴い、デメトリアス・アルミロス府主教イグナティオス座下(His Eminence Metropolitan Ignatios of Demetrias and Almyros)が同教区の府主教代理となっているようです。

 

 (ギリシャ語:ギリシャ正教会公式サイト)H ΕΚΚΛΗΣΙΑ ΤΗΣ ΕΛΛΑΔΟΣ : Ιερά Σύνοδος Εκκλησίας Ελλάδος – Ιεραρχία

Ιερά ΣύνοδοςさんはTwitterを使っています: 「Εκοιμήθη το απόγευμα του Σαββάτου 27 Ιουλίου 2019, ο Μητροπολίτης Φθιώτιδος Νικόλαος. https://t.co/dgEyAWnF60」 / Twitter

Εκοιμήθη το απόγευμα του Σαββάτου 27… – Ιερά Σύνοδος της Εκκλησίας της Ελλάδος – Ecclesia.gr | Facebook

 

 (英語)Metropolitan Nikolaos of Phthiotida has passed away – Romfea News

Romfea.newsさんはTwitterを使っています: 「Greek Orthodox Church mourns as dearest Metropolitan Nikolaos of Phthiotis passes away at the age of 71 #romfeanews https://t.co/ykh3KXZ4yz」 / Twitter

Romfea.news – Greek Orthodox Church mourns as dearest… | Facebook

 

追記:
 ギリシャ共和国首相キリアコス・ミツォタキス閣下(His Excellency Mr Kyriakos Mitsotakis)がツイッターで弔意を表明。

Prime Minister GRさんはTwitterを使っています: 「Με μεγάλη θλίψη πληροφορήθηκα ότι εκοιμήθη ο Μητροπολίτης Φθιώτιδας Νικόλαος. Αγαπητός σε λαό και κλήρο, αφήνει ανεξίτηλο πνευματικό αποτύπωμα, καθώς και πολύτιμο φιλανθρωπικό έργο.」 / Twitter

 (英語)Prime Minister on late Metropolitan Nikolaos of Phthiotida: He left an indelible spiritual mark – Romfea News

 

追記2:
 リンク追加。

 (英語)Metropolitan Nicholas of Phthiotis reposes in the Lord / OrthoChristian.Com

 

キリスト教/ギリシャ正教会首座アテネ大主教イエロニモス2世座下が、イスタンブールでコンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】首座と会見(2019年6月)共同礼拝の予定はないとなっていますが……

 キリスト教/東方正教会/ギリシャ正教会首座/アテネ・全ギリシャ大主教イエロニモス2世座下(His Beatitude Hieronymos II, Archbishop of Athens and All Greece and Primate of the Autocephalous Orthodox Church of Greece)は、キリスト教/東方正教会首席/コンスタンティノープル=新ローマ大主教・全地総主教バルソロメオス聖下(バーソロミュー1世世界総主教バルトロマイ1世ヴァルソロメオス1世 : His All-Holiness Bartholomew, Archbishop of Constantinople-New Rome and Ecumenical Patriarch)の聖名日を祝うためにトルコ共和国イスタンブールを訪問しました。
 コンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】首座“エピファニー府主教”と会見し、晩課をともにした模様。

 翌日の礼拝を共同でおこなう予定はないようですが……。
 ギリシャ正教会の司祭が OCU の主教に叙されましたが、ギリシャの府主教(公式サイトに該当する名前が載ってない人)が会見したという報道が、ギリシャ・ロシア双方のメディアから出ています(ただしロシア側メディアの情報はギリシャのメディアの内容を踏まえたもの)。
 また、ギリシャの正教会系メディア「ΒΗΜΑ ΟΡΘΟΔΟΞΙΑΣ」が、キリスト教/ギリシャ正教会がコンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】を承認する見込みと報道するなど、そろそろという状況が整いつつあります。
 コンスタンティノープルが強く押せばあっさり共同で礼拝をおこなうのではないかとも思われます。ギリシャ正教会は OCU を承認していないため、現段階で共同で礼拝をおこなえば教会法もヘッタクレもないですが、そんなものよりもコンスタンティノープルの意思のほうが上だというのが東方正教会だということになったようなので、やるかもしれません。

 

 (英語)Archbishop of Greece meets Ukrainian schismatic primate in Istanbul / OrthoChristian.Com
 (英語)The Vespers of the Ecumenical Patriarch’s name day with the Archbishop of Athens and the Metropolitan of Kiev – Romfea News