キリスト教/アルメニア使徒教会カトリコスのガレギン2世聖下が、同国を訪問したイタリア大統領マッタレッラ閣下と会見(2018年7月)

 2018年7月31日、キリスト教/アルメニア使徒教会/全アルメニア人のカトリコス・最高総主教ガレギン2世聖下(His Holiness Karekin II, Supreme Patriarch and Catholicos of All Armenians)は、アルメニア共和国を訪問中のイタリア共和国大統領セルジョ・マッタレッラ閣下(セルジオ・マッタレラ : His Excellency Sergio Mattarella)と会見しました。

 

Armenian Church(アルメニア使徒教会 聖エチミアジン母座 公式チャンネル):
Իտալիայի Հանրապետության նախագահն այցելեց Մայր Աթոռ Սուրբ Էջմիածին – YouTube

 

Presidenza della Repubblica Italiana Quirinale(イタリア共和国大統領府公式チャンネル):
Mattarella incontra Sua Santità Karekin II, Patriarca Supremo e Catholicos di tutti gli Armeni – YouTube

 

Quirinaleさんのツイート: "Visita di Stato in #Armenia, il Presidente #Mattarella incontra Sua Santità #Karekin II, Patriarca Supremo e Catholicos di tutti gli Armeni, alla Santa Sede di Etchmiadzin… https://t.co/K5oAdauR6I"

 

キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下が、今月【2018年8月】下旬にコンスタンティノープル全地総主教バルソロメオス聖下を訪問予定(2018年8月)東方正教会の分裂もささやかれる昨今

2018年~ ウクライナへの独立正教会設置を巡るコンスタンティノープルの全地総主教庁とロシア正教会モスクワ総主教庁の対立関連の記事一覧

 

 一部報道によりますと、今月【2018年8月】下旬に、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、トルコ共和国イスタンブールのキリスト教/東方正教会首席/コンスタンティノープル=新ローマ大主教・全地総主教バルソロメオス聖下(バーソロミュー1世世界総主教バルトロマイ1世ヴァルソロメオス1世 : His All-Holiness Bartholomew, Archbishop of Constantinople-New Rome and Ecumenical Patriarch)を訪問するとのことです。

 ギリシャの正教会系メディアによると、これはロシア正教会側から口頭で申し込まれたとのこと。

 

 問題のもともとの発端は、ロシア正教会モスクワ総主教庁とコンスタンティノープルの全地総主教庁の主導権争いですが、特にここ数年のモスクワ側の全地総主教庁を軽視していると取られてもしょうがない数々の行動があり、全地総主教庁内で、ロシア正教会の管轄権下にあるウクライナに独立正教会を承認してもよいという動きが出てきていました。
 これはウクライナの政治家や、教会法上合法でない各教会(キエフ総主教庁やウクライナ独立正教会)からの要望もありますが、いずれにせよ当初は、本気でウクライナに独立正教会を承認するつもりなどなく、モスクワへの牽制という色合いが強かったように思えたものです(というか温厚(?)な意見をいう主教らの記事も出ていた状況)。
 しかし、いつの間にやらバルソロメオス聖下が「ウクライナは元から全地総主教庁の管轄権下にある」と発言し、モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(ヒラリオン府主教 : His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))が「歴史的根拠はなにもない」と批判するなど、火種は燃え上がる一方、はっきりいって全地総主教庁は、現在合法でない教会からなる各教会を元にしたウクライナの独立正教会を承認するのではないかという見方が日に日に増えてきている状況です。

 正直、いまさら全地総主教庁がウクライナを見捨てることはないように思えます。それはモスクワへの完全な屈服を意味します。
 ロシア人の考えることはよくわからないので、今回の会談でなにを狙っているのかわかりませんが、完全な決裂となれば騒動になるでしょう。

 ロシア正教会の権威とバルカンでの影響力が低下すれば、ブルガリアの反ロシア派は勢力を増すでしょう。
 全地総主教庁すら否定している、ブルガリア正教会によるマケドニア正教会-オフリド大主教庁の教会法上合法な教会への組み入れ(独立正教会として承認するか、自らの管轄権下の自治的権限を持つ教会として承認)が起こる可能性も高く、その場合、「絶対に承認できない」とマケドニア側に伝えてきた全地総主教庁の権威もまた低下するでしょう。

 トルコ共和国大統領レジェップ・タイップ・エルドアン閣下(His Excellency Mr Recep Tayyip Erdoğan)の動向も問題となってきます。
 バルソロメオス聖下がウクライナに独立正教会を承認した場合、「エルドアンは全地総主教の力を見直すだろう」という楽観的すぎる見方もありますが、正直、ロシアとの関係の状況によっては、弾圧もあるのではないかと思います。

 

 (英語)Patriarch Kirill reportedly to visit Constantinople in late August / OrthoChristian.Com

 

キリスト教/ブルガリア総主教ネオフィット聖下が退院、入院してから一ヶ月ほど(2018年5月)

 キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria)が、退院したようです。

 

 (英語)Patriarch Neofit of Bulgaria discharged from hospital after month-long stay / OrthoChristian.Com
 (英語)Patriarch Neophyte Discharged From Hospital – EU Scoop

 

 聖下の入院中、ブルガリア正教会では、マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】との関係を巡っていくつかの動きがありました。
 公式サイトの文章が読みにくいので、よくわからないのですが、ブルガリア正教会聖シノドは、 MOC-OA を“承認”することに及び腰になっているのではないかとも思えます。

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会公式サイト)СЪОБЩЕНИЕ до медиите относно Синодалната архиерейска комисия за преговори с МПЦ
 (ブルガリア語:ブルガリア正教会公式サイト)ИЗЯВЛЕНИЕ НА НЕГОВО ВИСОКОПРЕОСВЕЩЕНСТВО РУСЕНСКИЯ МИТРОПОЛИТ НАУМ

 

関連:
 キリスト教/ブルガリア総主教ネオフィット聖下が緊急入院(2018年4月)ちなみに入院先は徳洲会系として設立された病院のようです

 

キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、新任の七ヶ国(タンザニア、レソト、パキスタン、モンゴル、デンマーク、エチオピア、フィンランド)のローマ教皇聖座駐箚特命全権大使を接受(2018年5月)

 キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、新任の七ヶ国(タンザニア連合共和国、レソト王国、パキスタン・イスラム共和国、モンゴル国、デンマーク王国、エチオピア連邦民主共和国、フィンランド共和国)のローマ教皇聖座駐箚特命全権大使を接受、信任状の捧呈を受けました。

 

 (英語)Pope to ambassadors: welcome, protect and integrate those fleeing war or persecution | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Pope to ambassadors: welcome, protect and integrate those fleeing war or persecution – YouTube

 

 教皇、駐バチカンの新大使らに挨拶 – バチカン放送局

 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)The Credential Letters of the Ambassadors of Tanzania, Lesotho, Pakistan, Mongolia, Denmark, Ethiopia and Finland to the Holy See, 17.05.2018

 

訃報(2018年5月17日? 5月18日?):キリスト教/ローマ教皇庁教理省エクレジア・デイ委員会名誉委員長ダリオ・カストリヨン・オヨス枢機卿座下、帰天(1929~2018)

 2018年5月17日のことか5月18日かはっきりしませんが(深夜帯?)、ローマ教皇庁教理省エクレジア・デイ委員会名誉委員長ダリオ・カストリヨン・オヨス枢機卿座下(His Eminence Darío Cardinal Castrillón Hoyos, President Emeritus of the Pontifical Commission “Ecclesia Dei”)が帰天しました。
 1929年7月4日生まれの88歳。

 コロンビア出身で、現役中の最も後期には、教理省のエクレジア・デイ委員会委員長を務めました(エクレジア・デイ委員会は、簡単にいえば、聖ピオ十世会などとの対話をおこなう部署)。

 帰天に伴い、枢機卿の人数は213人に減少しました。

 

 (英語)Cardinal Darío Castrillón Hoyos passes away in Rome | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Cardinal Darío Castrillón Hoyos passes away in Rome – YouTube

 

 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)Telegram of condolences of the Holy Father for the death of His Eminence Cardinal Darío Castrillón Hoyos, 18.05.2018

 (スペイン語)Muere Darío Castrillón Hoyos – Religión – Vida – ELTIEMPO.COM