マクシム主教発言問題収束せず:ウクライナ問題を巡ってキリスト教/セルビア正教会の米国西部主教マクシム座下がコンスタンティノープル支持(ウクライナへの独立正教会設置は800年前のセルビア正教会設置と同様)の発言をしたと報道された件 → 教会側が本人の釈明・否定の発言を発表 → その発表内容が捏造だと報道 → 教会側がその報道を否定する声明を発表(2019年5月)

 2019年1月に、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の米国西部主教マクシム座下(His Grace Bishop Maxim【Maksim】 of Western America)が、インタビューを受けるという出来事がありました。
 これはシスマに関連するもの以外も含むものです(ものらしいです)。
 その内容なのですが、ウクライナ問題に関連してコンスタンティノープルを支持といいますか、コンスタンティノープルがウクライナに独立正教会を設置したのはセルビア正教会が独立正教会となったのと同じという内容が含まれており、教会法上非合法な集団をルールを完全に無視して独立正教会としたことをセルビア正教会の設立と同様に言及したことでセルビア正教会の800年の歴史の中でかかる暴言を受けたことはないという怒りの声が報道されたりしていたのですが、今月の同教会の聖シノドにおいて本人が釈明・否定をしたという内容の発表がされていました。
 ところが、5月22日付の報道で、この発表の内容がバチュカ主教イリネイ座下による捏造だというものが出たらしく、またまた教会側が報道を否定する声明を発表する騒ぎになっています。

 

 (セルビア語:セルビア正教会公式サイト)Саопштење за јавност | Српскa Православнa Црквa [Званични сајт]

 

 もしやロシア正教会より統制が取れなくなってきているのでは……。
 もうなにが崩れても驚きません。