キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下が、レバノンを訪問したコンスタンティノープルのフランス府主教エマニュエル座下らと会見(2019年3月)

 キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)は、レバノン共和国を訪問したキリスト教/東方正教会/コンスタンティノープルのフランス府主教エマニュエル座下(His Eminence Metropolitan Emmanuel of France)らと会見しました。

 コンスタンティノープル側から、
 アドリアノープル府主教アンフィロキオス座下(His Eminence Metropolitan Amphilochios of Adrianople)、
 が同行。

 アンティオキア総主教庁側から、
 ビブロス・バトルン府主教シルアン座下(His Eminence, the Most Reverend Metropolitan Silouan of Byblos, Batroun and Dependencies)、
 ザバダニ主教コンスタンティネ座下(His Grace, the Right Reverend Bishop Constantine of Zabadani)、
 らが同席。

 今のところアンティオキア側がこの情報が掲載していませんが、これが特に更新が遅れているか更新対象としていない類のものなのか、あるいはコンスタンティノープル側の府主教二人が(コンスタンティノープルが設置したほうの独立正教会の)「ウクライナ正教会」(アンティオキア総主教庁とコミュニオン状態にない)と深く関わっているからなのかはよくわかりません。
 ただ、ギリシャの正教会系メディア Romfea の記事でも、礼拝がおこなわれたという記述がないため、単なるよくある挨拶回り程度のものなのかもしれません(ほかにも訪問先あり)。

 

 (英語)Delegation of Ecumenical Patriarchate visits Patriarchate of Antioch – Romfea News

 

Romfea.news – Delegation of the Ecumenical Patriarchate at… | Facebook

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、レバノン駐箚のブラジル大使 及び シリア駐箚のブラジル大使らと会見(2019年3月)

 2019年3月23日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、レバノン共和国駐箚ブラジル連邦共和国特命全権大使パウロ・コルデイロ・ジ・アンドラージ・ピント閣下(His Excellency Mr Paulo Cordeiro de Andrade Pinto)及びシリア・アラブ共和国駐箚ブラジル連邦共和国特命全権大使ファビオ・ヴァス・ピタルーガ閣下(His Excellency Mr Fábio Vaz Pitaluga)らと会見しました。

※駐シリア大使のほうはいまいちはっきりした情報が出てこないので、もしかしたら特命全権大使ではないかもしれません。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with the Ambassadors of Brazil to Beirut and Damascus | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل سعادة سفيرَي… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/ルーマニア総主教ダニエル聖下が、アメリカのドナルド・トランプ陣営大統領選挙(2020年)選挙対策本部長ブラッド・パースケール氏と会見(2019年3月)

 2019年3月22日、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の首座/ルーマニア正教会総主教ダニエル聖下(ブカレスト大主教 : ムンテニア・ドブロジャ府主教 : カエサレア・カッパドキアエ座代行 : His Beatitude Daniel, Archbishop of Bucharest, Metropolitan of Muntenia and Dobrudgea, Locum tenens of the throne of Caesarea Cappadociae, Patriarch of the Romanian Orthodox Church)は、2020年アメリカ合衆国大統領選挙のドナルド・トランプ陣営選挙対策本部長【選対本部長】ブラッド・パースケール氏(Brad Parscale)らと会見しました。

 ダニエル総主教聖下は、トランプ大統領をキリスト教的価値の守護者と称えた模様。

 また、アメリカにルーマニア正教会の教区があることと、ルーマニアから移民する人が多くいることでルーマニア社会が疲弊してしまっているので、一部でいいから帰ってきてくれることを希望する旨を伝えたようです(この人にそれを話してなにがどうなるのかよくわかりませんが……)。
 東欧の西側諸国への人口流出は各国及び各教会で問題となっており、その裏返しとして、移民した人々のうちに信仰を維持する人がそれなりに存在することで西側諸国人口内での東方正教会信徒の割合が増加しているという現状があります。

 

 (英語:ルーマニア正教会通信)Patriarch of Romania meets with 2020 Donald Trump presidential campaign manager – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Domnul Brad Parscale în vizită la Patriarhia Română – Basilica.ro

 

Basilica.roさんのツイート: "Domnul Brad Parscale, director digital media al domnului Donald J. Trump în timpul campaniei electorale prezidențiale din anul 2016, este şi directorul viitoarei campanii prezidenţiale a președintelui Trump din anul 2020. https://t.co/BHsGLE6ivF"

 

Domnul Brad Parscale, director digital… – Agenția de știri Basilica | Facebook

 

キリスト教/ブルガリア総主教ネオフィット聖下が、アカデミー・フランセーズ第14席エレーヌ・カレール・ダンコース教授及びフランス大使と会見(2019年3月)

 2019年3月19日、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教・ソフィア府主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria, Metropolitan of Sofia)は、アカデミー・フランセーズ第14席エレーヌ・カレール・ダンコース教授(Hélène Carrère d’Encausse)及びブルガリア共和国駐箚フランス共和国特命全権大使エリック・ルベデル閣下(His Excellency Éric Lebédel)と会見しました。

 

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会【ブルガリア総主教庁】公式サイト)Българският патриарх Неофит се срещна с френския историк Елен Карер д'Анкос и посланика на Франция Ерик Льобедел

 

 エレーヌ・カレール・ダンコース教授は近代ロシア史専門の歴史家で、父親の系統から現在のジョージア大統領【グルジア大統領】サロメ・ズラビシヴィリ閣下(ズラビシュヴィリ大統領 : Her Excellency Ms Salome Zourabichvili)の いとこ にあたるのではないかと思います(系譜を詳細に確認していませんが……)。
 また、上記の記事からすると、東方正教会の信徒かもしれません。

 

 ブルガリア正教会側から、
 プロヴディフ府主教ニコライ座下(His Eminence Metropolitan Nikolay of Plovdiv)、
 ベログラトチク主教ポリカルプ座下(His Grace Bishop Polikarp of Belogradchik)、
 らが同席。

 

キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下が、ロシア駐箚のセルビア大使に勲章を授与(2019年3月)

 2019年3月17日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会首座/モスクワ・全ロシア【全ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、ロシア連邦駐箚セルビア共和国特命全権大使【トルクメニスタン兼轄】スラヴェンコ・テルジッチ閣下(His Excellency Slavenko Terzić)に同教会の勲章(サロフの聖セラフィム勲章の第三等)を授与したようです。

 大使は近代セルビア人の動向について研究している歴史家とのこと。

 

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Serbia’s ambassador awarded an order of the Russian Orthodox Church / News / Patriarchate.ru
 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Serbia’s ambassador awarded an order of the Russian Orthodox Church | The Russian Orthodox Church

 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Посол Сербии награжден орденом Русской Православной Церкви / Новости / Патриархия.ru