2020年11月3日、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会日本支部の聖堂の成聖式がおこなわれたようです。
同教会の西欧・南欧府主教ヨシフ座下(イオシフ府主教 : His Eminence Metropolitan Iosif of Western and Southern Europe)が来日、
キリスト教/東方正教会/ロシア正教会下で自治的な権限を持つ日本正教会【日本ハリストス正教会】の首座/東京大主教・全日本府主教ダニイル座下(His Eminence Daniel【Daniil】, Archbishop of Tokyo, Metropolitan of All Japan : 主代郁夫 : ぬしろ いくお : Ikuo Nushiro)が臨席したようです。
News&Topics | ルーマニア正教会 聖堂成聖式(日本正教会|ハリストス正教会 The Orthodox Church in Japanより)
(英語:ルーマニア正教会通信)Consecration of the Romanian Orthodox Church in Tokyo – Basilica.ro
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— Basilica.ro (EN) (@BasilicaNews) November 6, 2020
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やや枠外の話ですが、興味深いのは、ギリシャの正教会系メディア OrthodoxTimes ( Romfea.gr の英語版)が 11月7日 付でこの件をルーマニア正教会通信の情報を引用する形で報じていたのですが、その後記事が削除されたことです。
コンスタンティノープルによる、日本に対するロシア正教会の管轄権を認めず、またルーマニア正教会がそれを認めることも認めないという意思を受けてのものとも推察できます。
もちろん、単純に別の理由かもしれませんが、東方正教会全体からみれば世界の片隅の日本の聖堂の成聖式でコンスタンティノープルとモスクワのシスマがすぐ連想されるというのはなんともいえないものです。