2019年5月29日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【全ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、ロシア連邦を訪問した例の韓国の国会議長(文喜相 : ムン・ヒサン : Moon Hee-sang)と会見しました。
ロシア正教会側から、
東南アジアにおける総主教代理/シンガポール・東南アジア府主教セルギイ座下(His Eminence Metropolitan Sergiy of Singapore and South-East Asia, Patriarchal Exarch in South-East Asia)、
同総主教代理区の朝鮮大主教フェオファン座下(His Eminence Archbishop Theophan【Feofan】 of Korea)、
が同席。
ウクライナに続く、コンスタンティノープルとモスクワの管轄権争いの場になっている朝鮮半島ですが、北朝鮮にはコンスタンティノープルの影響はないので、なにか起こるなら韓国でしょう(すでにモスクワ側が主教区設置と大主教叙任をしていますが)。
韓国の現政権は、モスクワとコンスタンティノープルの争いにうといらしいということを昨年さらけ出しましたが、今回の議長によるモスクワ総主教訪問はロシア側への謝罪行脚かもしれません。
russianchurch(ロシア正教会モスクワ総主教庁公式チャンネル):
Святейший Патриарх Кирилл встретился с Председателем Национального собрания Республики Корея – YouTube
(英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Patriarch Kirill meets with Speaker of the National Assembly of the Republic of Korea | The Russian Orthodox Church