シリア正教会の“イグナティウス”・アフレム2世聖下のアカウントはもはや閲覧できませんが、シリア正教会自体のアカウントは残っていますし、キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教庁のほうは該当記事が読めなくなっているだけです。
うーん、正教会系メディアのほうで話題になっているわけではないので、詳細はわかりませんが、露骨にカトリック(アメリカに信者が多いから)系列を贔屓したFacebookによる東方のキリスト教会差別ではないのかという疑念もわきます。
シリア正教会の“イグナティウス”・アフレム2世聖下のアカウントはもはや閲覧できませんが、シリア正教会自体のアカウントは残っていますし、キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教庁のほうは該当記事が読めなくなっているだけです。
うーん、正教会系メディアのほうで話題になっているわけではないので、詳細はわかりませんが、露骨にカトリック(アメリカに信者が多いから)系列を贔屓したFacebookによる東方のキリスト教会差別ではないのかという疑念もわきます。
キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/メルカイト東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア・東方全土(、アレクサンドリア、エルサレム)総大司教ユーセフ・アブシ座下(His Beatitude Patriarch Youssef Absi, S.M.S.P., Patriarch of Antioch【Antiochia】 and All the East, of Alexandria and Jerusalem of the Melkite Greek Catholic Church)と会見しました。
アメリカ合衆国、英国、フランス共和国によっておこなわれたシリア・アラブ共和国への攻撃について、「国際法違反の侵略行為」などとする共同声明が発表されていますが、そのための来訪かどうかはよくわかりません(復活祭にあわせての来訪予定があったかもしれません)。
シリア正教会側から、
総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)、
が同席したようです。
(英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Beatitude Patriarch Joseph Absi | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch
قداسة سيدنا البطريرك يستقبل غبطة… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook
キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)、
キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)、
キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/メルカイト東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア・東方全土(、アレクサンドリア、エルサレム)総大司教ユーセフ・アブシ座下(His Beatitude Patriarch Youssef Absi, S.M.S.P., Patriarch of Antioch【Antiochia】 and All the East, of Alexandria and Jerusalem of the Melkite Greek Catholic Church)は、
アメリカ合衆国、英国、フランス共和国によっておこなわれたシリア・アラブ共和国への攻撃について、「国際法違反の侵略行為」などとする共同声明を発表しました。
(英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)A Statement Issued by the Patriarchates of Antioch and all the East for the Greek Orthodox, Syrian Orthodox, and Greek-Melkite Catholic | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch
(英語:東方正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)A Statement Issued by the Patriarchates of Antioch and all the East for the Greek Orthodox, Syrian Orthodox, and Greek-Melkite Catholic Damascus, 14 April 2018 – Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and All the East
(英語)A Statement Issued by the Patriarchates of Antioch and all the East for the Greek Orthodox, Syrian Orthodox, and Greek-Melkite Catholic / OrthoChristian.Com
(アラビア語)المكتب الإعلامي لبطريركية الروم الملكيّين الكاثوليك
(英語)Syrian church leaders blast 'brutal' and 'unjustified' airstrikes
(英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Patriarchs of three Syrian Churches make statement concerning escalation of the situation in the country | The Russian Orthodox Church
Mor Aphrem IIさんのツイート: "https://t.co/8NqQJpdR94… "
https://t.co/8NqQJpdR94 pic.twitter.com/2SbVH0N0ld
— Mor Aphrem II (@MorAphremII) April 14, 2018
Mor Aphrem IIさんのツイート: "https://t.co/dIbkH2hHRD… "
https://t.co/dIbkH2hHRD pic.twitter.com/JTZMxkaY3R
— Mor Aphrem II (@MorAphremII) April 14, 2018
A Statement Issued by the Patriarchates… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook
بيان صادر عن بطريركيات أنطاكية وسائر… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook
↑ のイグナティウス・アフレム2世聖下のアカウントは削除(?)されている模様。同内容がシリア正教会公式アカウント↓にあるので、Facebookの強制削除ではないかもしれませんす。
A Statement Issued by the Patriarchates… – Universal Syriac Orthodox Church | Facebook
بيان صادر عن بطريركيات أنطاكية وسائر… – Antioch Patriarchate | Facebook
東方正教会アンティオキア総主教庁のアカウントの記事は表示されなくなっています。
ローマ・カトリック教会系列のメルカイト東方典礼カトリック教会のもの(もちろん同内容)は普通に表示されています。アラビア語版のみです。
昨年12月に、「The Dictator Pope」(独裁者ローマ教皇)という書籍が出ているのですが、この書物がキリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)をアルゼンチン共和国の大統領だったこともある故ファン・ペロン氏(Juan Perón)の政治手法を重ねるなど、聖下に対して批判的なものだったらしいです。
※ペロン氏に対しては評価がわかれていますが、少なくともこの本自体はペロン氏=独裁者という図式の上で、その手法を聖下と重ねているのでしょう(読んでいないので詳細は知りませんが)。
そして著者がペンネームを用いていたのですが、このほどヘンリー・サイアー(Henry Sire)という人物が、自分が著者であると発言し、それに対してマルタ騎士団はサイアー氏の団員資格停止処分と調査の開始をアナウンスしています。
(英語:マルタ騎士団公式サイト)Author of “The Dictator Pope” Henry Sire suspended from Order of Malta membership – Order of Malta
(英語:記事の掲載が終了しています)‘Dictator Pope’ author Henry Sire suspended from Order of Malta | CatholicHerald.co.uk
掲載時URL:http://catholicherald.co.uk/news/2018/03/22/dictator-pope-author-henry-sire-suspended-from-order-of-malta/
2016年末からの騒動で、当時のマルタ騎士団総長マシュー・フェスティング殿下は(フランシスコ聖下によって)辞任に追い込まれましたが、その後の総長選挙(2017年)でマルタ騎士団は総長(終身)を選出できず、任期一年の“フラー”・ジャコモ・ダッラ・トッレ・デル・テンピオ・ディ・サングイネット副長(総長代行 : The Lieutenant of the Grand Master, Frà Giacomo Dalla Torre del Tempio di Sanguinetto)を選出したのみです。内部分裂は明らか。
今年の選挙は5月ですが、今回の一件は、マルタ騎士団内部にある程度の勢力をもっていると思われる、「フランシスコ聖下による『内政干渉』『国際法違反』によって主権実体であるマルタ騎士団の主権が脅かされている」という考えの一端ではないかとも思われます。
※団員資格停止処分になったままだと総長選挙には投票できないと思いますけど。
2018年2月8日~2月11日の期間にイタリア共和国のローマで、マルタ騎士団の“フラー”・ジャコモ・ダッラ・トッレ・デル・テンピオ・ディ・サングイネット副長(総長代行 : Lieutenant of the Grand Master, Frà Giacomo Dalla Torre del Tempio di Sanguinetto)臨席の元、憲法改正に関する集会に五大陸から140人が参加した模様です。
また、キリスト教/ローマ・カトリック教会のローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)より教皇の使節として、つまりマルタ騎士団を抑え込むためのローマ・カトリック教会の代表として送られてきている、ジョヴァンニ・アンジェロ・ベーチュ大司教座下(Monsignor Giovanni Angelo Becciu)が開会に臨席したようです。
2016年~2017年に起こった当時のマシュー・フェスティング総長殿下とフランシスコ教皇聖下の間の争い(結果フェスティング殿下が辞任するも、後任の総長を選出できず、ジャコモ・ダッラ・トッレ総長代行が指名され任にあたっている。任期は一年)を念頭に、教会が騎士団を完全に抑え込むような形を整えるのが最重要項目の一つでしょう(つまり総長の権限を削るということ)。
しかし、当時フェスティング殿下が抵抗して発言したように、主権実体の元首であるマルタ騎士団総長に対して、主権実体「ローマ教皇聖座」および主権国家「バチカン市国」の元首であるローマ教皇が“命令”するのは、主権侵害=国際法違反という見方もあり、ローマ教皇の権威に逆らうものに対して厳しいフランシスコ聖下の方針・選択がうかがえます。
Constitutional Reform of the Order of Malta: in Rome the international strategic seminar
"The reform aims to renew the forms of the Order founded on the same principles that inspired its creation almost one thousand years ago and its action” https://t.co/3ylSqXyutA #OrderofMalta pic.twitter.com/eYKd2yCqxz— Order of Malta (@orderofmalta) February 12, 2018