キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下が、パレスチナ大統領アッバース閣下と会見(2018年2月)

 2018年2月14日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、ロシア連邦を訪問中のパレスチナ国大統領マフムード・アッバース閣下(His Excellency Mr Mahmoud Abbas : 法源が別のパレスチナ自治政府長官【大統領】を兼務)と聖ダニロフ修道院にて会見しました。
 モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))らが同席したようです。

 

russianchurch(ロシア正教会モスクワ総主教庁公式チャンネル):
Патриарх Кирилл встретился с главой Палестинской автономии Махмудом Аббасом – YouTube

 

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Patriarch Kirill met with President of the State of Palestine Mahmoud Abbas | The Russian Orthodox Church

キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下が、 Romfea のインタビューに答える(2018年2月)

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))は、ギリシャの東方正教会メディア「Romfea」のインタビューに答えたようです。

※現在、 Romfea.gr のサイトには該当記事が見当たらないので、少し前の記事か、まだ掲載されていないものだと思われます。

 インタビュー内容は、
 東方正教会全体に関するもの、
 モスクワ総主教庁100周年、
 ブルガリア正教会と、教会法上合法な教会ではない“マケドニア正教会”に関すること、
 アメリカ大統領がエルサレムを首都と認定した問題、など中東の状況
 ウクライナの正教会に関する状況、ウクライナ東方カトリック教会関連、
 などです。

 ロシア正教会の現在の(表向きの)立場を簡潔にまとめた発言と受け止めていいのではないでしょうか。

 

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Metropolitan Hilarion’s interview to Romfea Greek church news agency | The Russian Orthodox Church

キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下は、モスクワ総主教庁下の古儀式派教区の主教の必要性を否定(2018年2月)

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))は、モスクワ総主教庁下の古儀式派教区の主教に推挙されていましたが、この主教座の必要性について(現時点では)否定的にみているようです。

 

 (英語)Met. Hilarion says he sees no need for Edinoverie bishop / OrthoChristian.Com

 

 こういったタイプの件では、主導権争いというか、管轄権争いというか、いろいろな問題が生じるのはよくあることですので、慎重なのは当然かとも思います。
 そもそも本人に仕事を増やす余裕があるのかどうかもわかりませんが。

 

キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下が、モスクワ総主教庁下の古儀式派教区の主教に推挙されているとかいないとか(2018年1月)

 (英語)Met. Hilarion proposed as bishop for Moscow Patriarchate Old Believers / OrthoChristian.Com

 

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))が、モスクワ総主教庁下の古儀式派教区の主教に推挙されているとかいないとか。

 イラリオン座下は、モスクワ総主教庁に属さない古儀式派との融和というか統合にも熱心です。

 

続報:
 キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下は、モスクワ総主教庁下の古儀式派教区の主教の必要性を否定(2018年2月)

 

キリスト教/チェコ・スロバキア府主教ラスティスラフ座下へのインタビュー記事(2018年1月)

 キリスト教/東方正教会/チェコ・スロバキア正教会の首座/チェコ・スロバキア府主教ラスティスラフ座下(プレショフ大主教 : His Beatitude Metropolitan Rastislav of the Czech Lands and Slovakia, Archbishop of Presov)へのインタビュー記事が掲載されています。

 

 (英語:ルーマニア正教会通信)Metropolitan Rastislav of Czech Lands and Slovakia in interview with Basilica.ro: ‘Many become recluses of the cyberspace. We can reach them only using technology’ – Basilica.ro