キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、アレッポ使徒座代理ジョルジュ・アブー・ハーゼン司教座下と会見(2019年7月)

 2019年7月20日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会のアレッポ使徒座代理【代牧】ジョルジュ・アブー・ハーゼン司教座下(Bishop Georges Abou Khazen, O.F.M., Apostolic Vicar of Alep)と会見しました。

 シリア正教会より、総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)が同席。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with Latin Apostolic Vicar in Syria | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل سيادة النائب… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

 ハーゼン座下ですが、ラテン典礼の聖職者で、シリア出身という情報と、レバノン出身という情報があります。
 ラテン典礼の聖職者ですが、レバノン出身だとすると、マロン派の総大司教を輩出している有力家門ハーゼン家の一員である可能性があります。

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、シリア東方典礼カトリック教会のダマス大司教に叙任されたヨウハンナ・ジハード・ムタノス・バッター座下と会見(2019年7月)

 2019年7月19日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/シリア東方典礼カトリック教会のダマス大司教に叙任された“モル”・ヨウハンナ・ジハード・ムタノス・バッター座下(His Most Reverend Excellency Archbishop Mor Youhanna Jihad Mtanos Battah, Archbishop of Damas)と会見しました。

 シリア正教会より、
 総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)、
  “モル”・アンティモス・ジャック・ヤコブ座下(His Eminence Mor Anthimos Jack Yakoub, Patriarchal Vicar for Youth Affairs and Religious Education)、
 が同席。

 ヨウハンナ・ジハード・ムタノス・バッター座下は、自身の着座式にイグナティウス・アフレム2世聖下を招待したようです。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Excellency Mor Youhanna Jihad Battah | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل سيادة… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/エリトリア正教会が、2007年に政府の意向で強制廃位されたエリトリア総主教アントニオス聖下を追放(破門?)したとのこと(2019年7月)

 BBC Africa の報道によりますと、キリスト教/オリエント正教会/エリトリア正教会の主教らが、2007年にエリトリア国政府の意向によって廃位され軟禁され続けているエリトリア総主教“アブネ”・アントニオス聖下(His Holiness Abune Antonios, Patriarch of the Eritrean Orthodox Tewahedo Church)を異端【heresy】のために追放したとのことです。

※同記事では「expel」の表現のみで「excommunicate」や「anathematise / anathematize」などの単語は使用されていません。
 そもそも同教会は、2015年に(政府側が主導して擁立し、オリエント正教会の各教会が認めるのを拒否した)エリトリア総主教“アブネ”・ディオスコロス聖下(His Holiness Abune Dioskoros, Patriarch of the Eritrean Orthodox Tewahedo Church)の永眠後、首座が不在ゆえに組織上どうなっているのかもわかりません。破門が宣告できる状況にないのかもしれません。

 

 (英語)Eritrea Orthodox Church ex-leader expelled for heresy – BBC News

BBC News Africaさんのツイート: "Eritrea Orthodox Church ex-leader expelled for heresy https://t.co/7ky6b2w0Rf… "

 

 なお、教会の一員ではなくなったアントニオス聖下ですが、そのまま軟禁されている教会の建物に住み続ける(軟禁され続ける)そうです。

 

 アメリカ合衆国副大統領マイケル・R・ペンス閣下(The Honorable Michael R. Penceマイク・ペンスMike Pence)が総主教に言及したニュースが出たばかりの後の処分です。

 Pence calls on Saudi Arabia to release critic of Islam – Reuters

Pence also cited the detention of a 90-year-old Orthodox Church patriarch by Eritrea;

 教会から追放したうえに軟禁し続けてやるぞ、というエリトリア国政府の意思表示とみていいのではないでしょうか。

 

追記:
 主教ら6人のうち(もう少し主教がいたと思いましたが……)、一名だけ署名に参加していないそうです。
 その一名はアケレ・グザイ=アディ・ケイ主教キリロス座下(Bishop Kirillos of Akele Guzay–Adi Keyih)だということですが、理由は不明です。

 

キリスト教/アルメニア使徒教会/キリキア・カトリコスのアラム1世聖下が、レバノン駐箚のアルメニア大使と会見(2019年7月)

 キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会(アルメニア正教会)のキリキア・カトリコスアラム1世聖下(His Holiness Aram I, Catholicos of the Great House of Cilicia【Catholicos of the Holy See of Cilicia】)は、レバノン共和国駐箚アルメニア共和国特命全権大使ヴァハグン・アタベキャン閣下(Vahagn Atabekyan)と会見しました。

 

 (英語:アルメニア使徒教会キリキア・カトリコス庁公式サイト)THE ARMENIAN AMBASSADOR TO LEBANON IN BIKFAYA | Armenian Church Catholicosate of Cilicia

 

Armenian Churchさんのツイート: "Vahagn Atabekyan, the #ambassador of the #Republic of #Armenia in #Lebanon, visited @CatholicosAramI in his summer residence, in Bikfaya.… https://t.co/zC9QLXc6w9"

 

キリスト教/アルメニア使徒教会/キリキア・カトリコスのアラム1世聖下が、北キプロス・トルコ共和国にあるアルメニア人関連の施設・遺跡などを訪問(2019年6月)

 2019年6月28日、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会(アルメニア正教会)のキリキア・カトリコスアラム1世聖下(His Holiness Aram I, Catholicos of the Great House of Cilicia【Catholicos of the Holy See of Cilicia】)は、北キプロス・トルコ共和国にある、アルメニア人関連の施設・遺跡などを訪問しました。

 キリキア・カトリコス庁のホレン・ドフラマジャン大主教(Archbishop Khoren Doghramajian, Pontifical Vicar Cyprus)が同行。

 

Cilicia TV:
Ն.Ս.Օ.Տ.Տ. ԱՐԱՄ Ա. ԿԱԹՈՂԻԿՈՍ ԹՈՒՐՔԻՈՅ ԿՈՂՄԷ ԲՌՆԱԳՐԱՒԵԱԼ ԿԻՊՐՈՍԻ ՄԷՋ ԳՏՆՈՒՈՂ Ս. ՄԱԿԱՐԱՅ ՎԱՆՔԻՆ ՄԷՋ – YouTube

 

 (英語:アルメニア使徒教会キリキア・カトリコス庁公式サイト)HIS HOLINESS ARAM I VISITS THE ARMENIAN MONASTERY “MAGARAVANK” IN NORTHERN CYPRUS | Armenian Church Catholicosate of Cilicia
 (アルメニア語:アルメニア使徒教会キリキア・カトリコス庁公式サイト)Ն.Ս.Օ.Տ.Տ. ԱՐԱՄ Ա. ԿԱԹՈՂԻԿՈՍ ԹՈՒՐՔԻՈՅ ԿՈՂՄԷ ԲՌՆԱԳՐԱՒԵԱԼ ՀԻՒՍԻՍԱՅԻՆ ԿԻՊՐՈՍԻ ՄԷՋ ԳՏՆՈՒՈՂ Ս. ՄԱԿԱՐԱՅ ՎԱՆՔԻՆ ՄԷՋ | Armenian Church Catholicosate of Cilicia

 

Ն.Ս.Օ.Տ.Տ. ԱՐԱՄ Ա. ԿԱԹՈՂԻԿՈՍ ԹՈՒՐՔԻՈՅ… – His Holiness Catholicos Aram I of the Armenian Church, Holy See of Cilicia | Facebook

 

Cilicia TV – Friday, June 28th, 2019 became a significant… | Facebook