キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が、キプロス大統領ニコス・アナスタシアディス閣下に勲章を授与(2018年5月)

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、キプロス共和国大統領ニコス・アナスタシアディス閣下(His Excellency Mr Nicos Anastasiades)に勲章を授与したようです。

 

Телевизија Храм:
Патријарх Иринеј одликовао председника Републике Кипар орденом Светог Саве првог степена – YouTube

 

 (英語:セルビア正教会総主教庁公式サイト)The highest church medal for the President of Cyprus | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

オマーン滞在中のキリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、インドのマランカラ・マー・トマ・シリア教会首座と会見(2018年5月)

 オマーン国を訪問中のキリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、インドのマランカラ・マー・トマ・シリア教会首座ジョゼフ・マー・トマ府主教座下(His Grace The Most Rev. Dr. Joseph Mar Thoma Metropolitan of the Malankara Mar Thoma Syrian Church)と会見しました。

 シリア正教会より、
 コーチン府主教“モル”・グレゴリオス・ヨセフ座下(His Eminence Mor Gregorios Joseph, Metropolitan of Cochin and Secretary of the Regional Holy Synod of India)、
 インド教会関連担当総主教補佐“モル”・ティモセオス・マシュー座下(His Eminence Mor Timotheos Matthew, Patriarchal Secretary for Indian Affairs【the Church in India】)、
 が同席。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Grace Joseph Mar Thoma | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

 マランカラ・マー・トマ・シリア教会は、オリエント正教会の影響を受けつつも、アングリカン・コミュニオンに加入しています。
 シリア正教会とは特別な関係を維持している模様。

 

キリスト教/チェコ・スロバキア府主教ラスティスラフ座下が、5月11日にキリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下を初訪問する予定とのこと(2018年5月)

 2018年5月11日に、キリスト教/東方正教会/チェコ・スロバキア正教会の首座/チェコ・スロバキア府主教ラスティスラフ座下(プレショフ大主教 : His Beatitude Metropolitan Rastislav, Archbishop of Prešov, Primate of the Orthodox Church of the Czech Lands and Slovakia)が、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)を初訪問する予定とのことです。
 ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿座下(His Eminence Kurt Cardinal Koch, President of the Pontifical Council for Promoting Christian Unity)とも会見予定。

 

 (英語:ルーマニア正教会通信)Orthodox Metropolitan Rastislav to Visit Pope for 1st Time on May 11 – Basilica.ro

 

 チェコ・スロバキア正教会は、チェコ・スロバキア府主教を務めていたクリシュトフ座下の“スキャンダル”が出たあたりからなんだかよくわからなくなっており、ラスティスラフ座下はいろいろあったすえに東方正教会全体からチェコ・スロバキア正教会の首座として認められたようですが、正直、同教会内部はいまだに落ち着いていないように思います(両国では少数派ゆえか、事態をはっきりとまとめてくれる人も見当たりません)。
 現状、同教会の公式サイトがどれかわからず、アクセスできなくなっているサイトも多く、それどころか本当に(チェコ・スロバキア正教会全体の)公式サイトがあるのかどうかすらわかりません(登録団体(?)としてはチェコとスロバキアで別というややこしさもあります)。もっとも有力と思われるウェブサイトは過去にラスティスラフ座下への批判を繰り返しており、今はラスティスラフ座下を無視しています

 

 しかし、今回、ローマ・カトリック教会が、ローマ教皇とラスティスラフ座下の会見を決定したということは、カトリック側は事態は落ち着いたと判断したとも思えます。

 

続報:
 キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、キリスト教/チェコ・スロバキア正教会府主教ラスティスラフ座下と会見(2018年5月)

 

ローマ教皇庁国務省外務局局長【外務大臣相当】ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下が、日本国外務副大臣 中根一幸 閣下と会見(2018年4月)

 2018年4月27日、ローマ教皇庁国務省外務局局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下(ホデルム名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Paul Richard Gallagher : Titular Archbishop of Hodelm)は、欧州諸国を歴訪した日本国外務副大臣中根一幸閣下(なかね かずゆきKazuyuki Nakane)と会見したようです。

 

 中根外務副大臣によるギャラガー・バチカン外務長官表敬 | 外務省

 

外務省さんのツイート: "中根外務副大臣のイタリア,バチカン,サンマリノ及びオランダ訪問(結果) 4月26日から5月1日まで,中根外務副大臣は,イタリア共和国,バチカン,サンマリノ共和国及びオランダ王国を訪問しました。 https://t.co/DQQZueoMbi… https://t.co/gcBofJUTii"

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、オマーン遺産文化相のハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード殿下(スルタンの従弟で、後継候補に名のあがっていた一人)を訪問(2018年5月)

 オマーン遺産文化大臣の“サイイド”・ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード殿下(His Highness Sayyid Haitham bin Tariq Al Said)が、オマーン国を訪問したキリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)と会見したようです。

 シリア正教会より、
 コーチン府主教“モル”・グレゴリオス・ヨセフ座下(His Eminence Mor Gregorios Joseph, Metropolitan of Cochin and Secretary of the Regional Holy Synod of India)、
 ベイルート府主教“モル”・クレーミス・ダニエル・クーリエフ座下(His Eminence Mor Clemis Daniel Kourieh, Metropolitan of Beirut)、
 インド教会関連担当総主教補佐“モル”・ティモセオス・マシュー座下(His Eminence Mor Timotheos Matthew, Patriarchal Secretary for Indian Affairs【the Church in India】)、
 が同行した模様。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Royal Highness Sayyid Haitham bin Tariq Al Said | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II met with His Royal Highness Sayyid Haitham bin Tariq Al Said, the Personal Representative of His Majesty Sultan Qaboos bin Said Al Said, Sultan of Oman, and Minister of Heritage and Culture in the Sultanate of Oman, at the Ministry of Heritage and Culture in Muscat.

※引用した部分、ハイサム殿下に“His Royal Highness”が用いられていますが、通常“His Highness”が使用されます。