キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、オマーン遺産文化相のハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード殿下(スルタンの従弟で、後継候補に名のあがっていた一人)を訪問(2018年5月)

 オマーン遺産文化大臣の“サイイド”・ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード殿下(His Highness Sayyid Haitham bin Tariq Al Said)が、オマーン国を訪問したキリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)と会見したようです。

 シリア正教会より、
 コーチン府主教“モル”・グレゴリオス・ヨセフ座下(His Eminence Mor Gregorios Joseph, Metropolitan of Cochin and Secretary of the Regional Holy Synod of India)、
 ベイルート府主教“モル”・クレーミス・ダニエル・クーリエフ座下(His Eminence Mor Clemis Daniel Kourieh, Metropolitan of Beirut)、
 インド教会関連担当総主教補佐“モル”・ティモセオス・マシュー座下(His Eminence Mor Timotheos Matthew, Patriarchal Secretary for Indian Affairs【the Church in India】)、
 が同行した模様。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Royal Highness Sayyid Haitham bin Tariq Al Said | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II met with His Royal Highness Sayyid Haitham bin Tariq Al Said, the Personal Representative of His Majesty Sultan Qaboos bin Said Al Said, Sultan of Oman, and Minister of Heritage and Culture in the Sultanate of Oman, at the Ministry of Heritage and Culture in Muscat.

※引用した部分、ハイサム殿下に“His Royal Highness”が用いられていますが、通常“His Highness”が使用されます。

 

アラビア語:キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下が、レバノン総選挙にむけたスピーチ(2018年4月)

 キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)が、2018年5月6日(日曜日)にせまったレバノン共和国総選挙に対してメッセージ映像を配信しています……が、アラビア語で、テキストが見つからなかったので内容はわかりません。

 レバノンの選挙は、「宗派別議席」という世界的に珍しいシステムが導入されているため、興味のある方はしっかりとした知識を持った方に尋ねてみてください(調べてみましたが、頭がクラクラしました)。

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
غبطة البطريرك يوحنا العاشر – كلمة في الإنتخابات اللبنانية – YouTube

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、レバノン大統領アウン大将閣下を訪問(2018年4月)

 2018年4月30日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、レバノン共和国大統領ミシェル・アウン大将閣下(His Excellency General Michel Aoun)を訪問しました。

 イグナティウス・アフレム2世聖下は、6月にレバノン国内に完成する総主教邸宅の完成式典にアウン閣下を招待した模様。

 シリア正教会より、
 レバノン山脈・トリポリ大主教“モル”・セオフィルス・ゲオルゲス・サリバ座下(His Eminence Mor Theophilus Georges Saliba, Archbishop of Mount Lebanon and Tripoli)、
 インド教会関連担当総主教補佐“モル”・ティモセオス・マシュー座下(His Eminence Mor Timotheos Matthew, Patriarchal Secretary for Indian Affairs【the Church in India】)、
 が同行したようです。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with the Lebanese President General Michel Aoun | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

 (アラビア語:レバノン大統領府公式サイト)بطريرك السريان الأرثوذكس مار اغناطيوس افرام الثاني نوّه من بعبدا بدور الرئيس عون في حماية لبنان ومسيحيي الشرق – رئاسة الجمهورية اللبنانية

 

Lebanese Presidencyさんのツイート: "بطريرك سريان الارثوذكس مار أغناطيوس أفرام الثاني نقل الى الرئيس عون محبّة أبناء الطائفة وتقديرهم لدوره في حماية لبنان وتعزيز أمنه واستقراره، ورعايته لمسيحيي الشرق… https://t.co/hK9jUxfvw1"

 

بطريرك سريان الارثوذكس مار أغناطيوس… – Lebanese Presidency | Facebook

 

On 30 April 2018, His Holiness Patriarch… – Universal Syriac Orthodox Church | Facebook

 

Facebookが、シリアへのミサイル攻撃を「国際法違反」とする共同声明に参加したうち、キリスト教/シリア正教会/アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下のアカウントを凍結ないし削除、キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教庁のアカウントの記事が自主削除ないしは強制削除、カトリック系のメルカイト東方典礼カトリック教会は特になし(2018年4月)

 シリア正教会の“イグナティウス”・アフレム2世聖下のアカウントはもはや閲覧できませんが、シリア正教会自体のアカウントは残っていますし、キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教庁のほうは該当記事が読めなくなっているだけです。

 うーん、正教会系メディアのほうで話題になっているわけではないので、詳細はわかりませんが、露骨にカトリック(アメリカに信者が多いから)系列を贔屓したFacebookによる東方のキリスト教会差別ではないのかという疑念もわきます。

 

アラビア語:キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下へのインタビュー動画(2018年4月)

 キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)へのインタビュー動画のようです。

 最近の活動や現地の状況が、写真などで挟まれています。

 

※シリア現地の状況やケガを負った子供の写真も映ります/
Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
مقابلة مع صاحب الغبطة يوحنا العاشر – YouTube