キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、マニラ大司教タグレ枢機卿座下、シリア東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア総大司教イグナティウス・ヨセフ3世ヨナン座下、シリア駐箚ローマ教皇大使ゼナリ枢機卿座下らと会見(2019年3月)

 2019年3月5日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会/フィリピン共和国のマニラ大司教ルイス・アントニオ・ゴキム・タグレ枢機卿座下(His Eminence Luis Antonio Gokim Cardinal Tagle, Archbishop of Manila)、キリスト教/東方典礼カトリック教会/シリア東方典礼カトリック教会の首座/アンティオキア・東方全土総大司教“モラン”・“モル”・イグナティウス・ヨセフ3世ヨナン座下(His Beatitude Patriarch Moran Mor Ignatius Youssef III Younan, the Patriarch of Antioch and All the East for Syriac Catholic Church)、シリア・アラブ共和国駐箚ローマ教皇大使マリオ・ゼナリ枢機卿座下(His Eminence Mario Cardinal Zenari, Apostolic Nuncio to Syria)らと会見しました。
 シリア正教会側から、総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)が同席したようです。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Beatitude Patriarch Younan, and Their Eminences Cardinals Tagle and Zenari | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch
 (アラビア語:シリア東方典礼カトリック教会アンティオキア総大司教庁公式サイト)Syriac Catholic Patriarchate Official Website | غبطة أبينا البطريرك يزور قداسة البطريرك مار اغناطيوس أفرام الثاني بصحبة الكردينال أنطونيو تاغلي رئيس كاريتاس الدولية والكردينال ماريو زيناري السفير البابوي في سوريا، دمشق

 

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل غبطة مار… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教庁のブエノスアイレス・全アルゼンチン府主教ヤコブ座下が着座(2019年3月)共同礼拝ではコンスタンティノープルを排除?

 2019年3月2日、キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教庁の、ブエノスアイレス・全アルゼンチン府主教ヤコブ座下(ジャック府主教 : His Eminence Metropolitan Jacques of Metropolitan of Buenos Aires and All Argentine)が着座したようです(2018年10月5日選出)。
 臨席のなかったキリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)にかわり、メキシコ・ベネズエラ・中米・カリブ海諸島府主教イグナティウス座下(His Eminence, the Most Reverend Metropolitan Ignatius of Mexico, Venezuela, Central America and the Islands of the Caribbean Sea)が聖下からの挨拶を読み上げた模様。

 着座式には、東方正教会以外にも、ローマ・カトリック教会、オリエント正教会の各教会から多数が参列(高位聖職者についてはあとで主な出席者を追記します 追記済みです)。

 翌3月3日は東方正教会の主教らによる共同礼拝がおこなわれたようで、アンティオキアのほかに、在外ロシア正教会、ロシア正教会モスクワ総主教庁、セルビア正教会の主教らが共に礼拝を執り行ったようです。しかし、ブエノスアイレス・全アルゼンチン府主教区の Facebook アカウントの文章によれば、コンスタンティノープルの大主教(府主教?)が、臨席したものの共同で礼拝を執り行っていない(そこにいただけ)とも取れる書き方になっています。ロシア正教会モスクワ総主教庁の公式サイトではコンスタンティノープルについてまったく触れていません。
 ロシア正教会がコンスタンティノープルとフル・コミュニオンを解除しているので、ロシア正教会の主教らと共同で礼拝をおこなう場合、コンスタンティノープル側に参加させるわけにはいかないということに理屈上はなります。しかし、わざわざ呼んでおいて仲間外れにするということをアンティオキアが本当にやったのか、いまいちはっきりしないところです(こちらもあとで主な出席者を追記していきます 追記済みです)。

 

Entronozacion de Monseñor Santiago el Khoury – Iglesia Ortodoxa en Argentina – Patriarcado de Antioquia

 

Entronozacion de Monseñor Santiago El Khoury – Iglesia Ortodoxa en Argentina – Patriarcado de Antioquia

 

Primera Divina Liturgia de Monseñor Santiago – Iglesia Ortodoxa en Argentina – Patriarcado de Antioquia

 

En la tarde del sabado 3 de marzo, se… – Iglesia Ortodoxa en Argentina – Patriarcado de Antioquia | Facebook

 

El día domingo 3 de Marzo, en la… – Iglesia Ortodoxa en Argentina – Patriarcado de Antioquia | Facebook

 

 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Иерарх Русской Православной Церкви принял участие в интронизации митрополита Буэнос-Айресского и всей Аргентины / Новости / Патриархия.ru

 (セルビア語:セルビア正教会モンテネグロ・プリモルスカ府主教庁公式サイト)Владика Кирило на устоличењу антиохијског Митрополита за Аргентину Јакова | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

 (スペイン語:カトリック系メディア)AICA: Nuevo arzobispo ortodoxo de Antioquía en Buenos Aires

AICAさんのツイート: "#Ecumenismo Nuevo arzobispo ortodoxo de Antioquía en Buenos Aires https://t.co/SPlfyybKnN… "

[ECUMENISMO] El sábado 3 de marzo asumió… – AICA -Agencia Informativa Católica Argentina | Facebook

 

共同礼拝:
 東方正教会/アンティオキア総主教庁/
 ブエノスアイレス・全アルゼンチン府主教ヤコブ座下、
 メキシコ・ベネズエラ・中米・カリブ海諸島府主教イグナティウス座下、
 サンティアゴ・全チリ府主教セルギオス座下(His Eminence, the Most Reverend Metropolitan Sergios of Santiago and all Chile)、
 サンパウロ・全ブラジル府主教ダマスキノス座下(His Eminence, the Most Reverend Metropolitan Damaskinos of Sao Paulo and all Brazil)、
 リオデジャネイロにおける総主教代理セオドル主教座下(His Grace, the Right Reverend Bishop Theodor, Patriarchal Vicar in Rio de Janeiro)

 在外ロシア正教会【ROCOR】/カラカス・南米主教イオアン座下(His Grace Bishop John【Ioann】 of Caracas and South America)、
 ロシア正教会/アルゼンチン・南米府主教イグナティー座下(His Eminence Metropolitan Ignaty【Ignatiy】 of Argentina and South America)、
 セルビア正教会/ブエノスアイレス・中南米主教キリロ座下(His Grace Bishop Kirilo of Buenos Aires and South-Central America)、

 (礼拝には参加せず?)
 コンスタンティノープル/ブエノスアイレス府主教・南米における首座代理タラシオス座下(His Eminence Metropolitan Tarasios of Buenos Aires and Exarch of South America)、

着座式参列者:
 ローマ・カトリック教会/
 ブエノスアイレス大司教マリオ・アウレリオ・ポリ枢機卿座下(His Eminence Mario Aurelio Cardinal Poli, Archbishop of Buenos Aires)、

 オリエント正教会/アルメニア使徒教会/(エチミアジン系かキリキア系かちょっとわかりません)/
 キサク・ムラジャン大主教座下(His Eminence Archbishop Kissag Mouradián)、

 オリエント正教会/シリア正教会/
 アルゼンチンにおける総主教代理クリソストモス・ヨウハンナ・ガッサリー大主教座下(His Eminence Mor Chrysostomos Youhanna Ghassaly, Archbishop and Patriarchal Vicar in Argentina)、

 ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/マロン東方典礼カトリック教会(マロン派)/
 サン・チャーベル・エン・ブエノス・アイレス使徒座管理ファン・アビブ・チャミー司教座下(Bishop Juan Habib Chamieh, O.M.M., Apostolic Administrator of San Charbel en Buenos Aires : ノメントゥム名義司教 : Titular Bishop of Nomentum)、

 ローマ・カトリック教会/
 アルゼンチン共和国駐箚ローマ教皇大使レオン・カレンガ・バディケベレ大司教座下(Archbishop Léon Kalenga Badikebele, Apostolic Nuncio to Argentina : マグネトゥム名義大司教 : Titular Archbishop of Magnetum)、
 サンタフェデラベラクルス名誉大司教ホセ・マリア・アランセド座下(Archbishop José María Arancedo, Archbishop Emeritus of Santa Fe de la Vera Cruz)、

 ほか、コプト正教会の聖職者らしく見える人物も写っているような気がしますが……??

 

キリスト教/ウクライナ東方典礼カトリック教会の聖堂がひとつ、コンスタンティノープルによって承認されたほうの「ウクライナ正教会」に移った模様(2019年3月)追記:「ウクライナ正教会」の広報担当者は「受け入れられない」

 ウクライナのリヴィウにある、ウクライナ東方典礼カトリック教会の聖堂と小教区の信徒が、コンスタンティノープルに承認されたほうの「ウクライナ正教会(AOCU : OCU)」に移ったようです。

 

 (ロシア語)Интерфакс-Религия: Ликвидированный приход УГКЦ во Львове присоединился к ПЦУ

 

 なんだかよくわかりませんが、小教区の信徒たちの間で争いごと(?)があって、ウクライナ東方典礼カトリック教会が司祭を引上げさせ、小教区を廃止した後、信徒たちによる投票で決まったようです。

 前々からの確執でもあったのか、それとも興奮状態が続くウクライナでのさして気にする必要も理由も原因もない小さな争いごとの一つなのか。

 

追記:
 (英語)Ukrainian schismatics say they won’t accept Catholic communities that want to transfer / OrthoChristian.Com

 そのコンスタンティノープル側の「ウクライナ正教会(AOCU : OCU)」の広報担当者によると、「このカトリックの小教区は受け入れられない」そうです。首座の“エピファニー府主教”も一連の動きを承認していないとのこと。

 ただ、上記の記事からは、誰だかわかりませんが、主教と司祭がその小教区に現れてなにかをおこなったらしいので、意思の疎通に問題があったのか、組織としていまだしっかりしていないのか。

 

キリスト教/コンスタンティノープルから認められたほうの「ウクライナ正教会」が、ウクライナ東方典礼カトリック教会の首座/キエフ=ハリチ首位大司教スヴャトスラフ・シェウチューク大司教座下から要請された、聖ソフィア大聖堂の礼拝使用を断ることを決定した模様(2019年3月)

 2019年3月4日、キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープルに独立正教会として認められたほうの「ウクライナ正教会(AOCU : OCU)」の聖シノドは、キリスト教/東方典礼カトリック教会/ウクライナ東方典礼カトリック教会の首座/キエフ=ハリチ首位大司教スヴャトスラフ・シェウチューク大司教座下(His Beatitude Archbishop Sviatoslav Shevchuk, Major Archbishop of Kiev-Galicia : キエフ大司教 : Archbishop of Kiev)より要請されていた、聖ソフィア大聖堂の礼拝使用を断ることを決定したようです。

 

 (英語)The Autocephalous Church said “no” to the Uniate Archbishop to officiate in Saint Sophia Cathedral – Romfea News

Romfea.newsさんのツイート: "Recent statements of the Synod of the Autocephalous Church of Ukraine which convened today #romfeanews https://t.co/uaLZU7yLqE"

 

 上記、 Romfea 英語版の記事では、ウクライナの国内問題に深刻な影響を与えるという聖シノド側の見解が掲載されています。
 これより前に、シェウチューク大司教座下からの要請に対し、事実上この「ウクライナ正教会」を率いている“フィラレート名誉総主教”は、「東方正教会全体の問題となる」「ローマで東方正教会の首座が礼拝をおこなうようなもの」「プーチンが攻撃してくるかも」なぜか急にヘタレになったようなコメントをしたという情報もありました。東方正教会圏内以外には弱気なのか、とりあえず独立正教会設置にこぎつけて気合が抜けてしまったのか。この間まで世界で最も言論の自由を謳歌する一人だったのにガッカリです(「かわりにワシにバチカンの聖ペトロ大聖堂で礼拝させろ」くらい言ってみたらどうでしょうか)。

 一方、シェウチューク大司教座下は、この聖シノド会合よりも前の話ですが、フィラレート名誉総主教との直接対話で説得できる自信を示していました。会談がおこなわれたのか、これからおこなわれるのかおこなわれないのか、その辺りは不明です。

 シェウチューク大司教座下は、コンスタンティノープルからこの「ウクライナ正教会」に独立正教会として認めるトモスが渡されたことを受けて、ウクライナ東方典礼カトリック教会と合同してウクライナ総主教庁【ウクライナ総大司教庁】を結成し、ローマ及びコンスタンティノープルとのデュアル・コミュニオンに入ることを提案するという、なんとも誰も賛成しそうにない案を披露したりしていますが、この案自体も遡ればコンスタンティノープル側がかつて別の形で示したものが原型となっています。

 

インタビュー動画(イタリア語):キリスト教/マロン東方典礼カトリック教会アンティオキア総大司教ベカラ・ブートロス・ライ枢機卿座下へのインタビュー映像(2018年10月)

 「世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会(テーマ:若者、信仰そして召命の識別)」のためにバチカンを訪問した、キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/マロン東方典礼カトリック教会のアンティオキア・全レバント総大司教ベカラ・ブートロス・ライ枢機卿座下(His Beatitude and Eminence Moran Mor Béchara Boutros Cardinal Raï, O.M.M. , Patriarch of Antioch【Antiochia】 and the Whole Levant (Maronite))のインタビュー動画です。

 

Vatican News – Italiano:
Sinodo giovani 2018, intervista al cardinale Bechara Raï, Libano, su migrazioni e cultura – YouTube