インタビュー:ローマ教皇庁国務省外務局局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下のインタビュー映像(2024年5月)

 ローマ教皇庁国務省外務局局長【外務大臣 相当】ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下(ホデルム名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Paul Richard Gallagher : Titular Archbishop of Hodelm)

 ベトナム、ヨルダン・中東、ガザ地区の話題・二国家解決や、ウクライナ、中南米、移民の話題など。

 

 (英語)Vatican Foreign Minister on Israel-Gaza conflict: Two state solution is “the only option” – Rome Reports

ROME REPORTS in English:
Vatican Foreign Minister on Israel-Gaza conflict: Two state solution is “the only option” – YouTube

 

ロングバージョン/
ROME REPORTS in English:
Vatican Foreign Minister: relations with Vietnam and challenges of migration – YouTube

インタビュー動画(英語):キリスト教/シリア・マラバル東方典礼カトリック教会(シロ=マラバル東方典礼カトリック教会)首座/エルナクラム=アンガマリー首位大司教ラファエル・タッティル座下へのインタビュー映像(2024年5月)

 インドのキリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/シリア・マラバル東方典礼カトリック教会(シロ=マラバル東方典礼カトリック教会)首座/エルナクラム=アンガマリー首位大司教“マル”・ラファエル・タッティル座下(His Beatitude Archbishop Mar Raphael Thattil, Major Archbishop of Ernakulam-Angamaly)へのインタビュー映像です。

 

Vatican News – English:
Interview: Archbishop Raphael Thattil, head of Syro-Malabar Church – YouTube

 

 (英語:バチカンニュース)Archbishop Thattil: Union with Rome central to Syro-Malabar identity – Vatican News

The following transcript has been lightly edited for reasons of style and brevity.

※つまり、記事のテキストは、動画中の座下の発言そのままではありません。

 

関連:
 キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、インドのシリア・マラバル東方典礼カトリック教会(シロ=マラバル東方典礼カトリック教会)首座/ラファエル・タッティル首位大司教座下ら同教会の聖職者らと会見(2024年5月)

キリスト教/スペインのブルゴス大司教区にあるクララ会の修道院の修道女たちが、教皇座空位論の“司教”に従いカトリック教会を離れると宣言した模様(2024年5月)

 2024年5月13日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/スペインのブルゴス大司教区にあるクララ会の修道院(ベロラドとオルドゥーニャ?)の修道女たちが、教皇座空位主義者(Sedevacantism)の“司教”であるパブロ・デ・ロハス・サンチェス=フランコPablo de Rojas Sánchez-Franco)に従い、カトリック教会を離れる決定をしたと報じられています。

 彼女たちの「カトリック・マニフェスト」によると、正統な最後のローマ教皇をピウス12世としており、その後のローマ教皇は現在に至るまで異端の僭称者ということになります。
 従って、彼女たち自身の立場からすると、現在のカトリック教会のほうがカトリックでなくなっており、彼女たち自身が正しいカトリックの立場を取っているという理屈になります。

 ブルゴス大司教マリオ・イセタ・ガビカゴヘアスコア座下(Archbishop Mario Iceta Gavicagogeascoa, Archbishop of Burgos)は、当初そのニュースを信じなかったそうですが、事実を確認したのちに、驚きと懸念を表明しています。

 

 (英語)Spain archbishop on schismatic nuns: ‘I don’t know if they realize the profound consequences’ | Catholic News Agency
 (英語)Nuns in Burgos and Vizcaya break with the Pope and the Catholic Church: "They will call us heretics and madwomen" | Sur in English
 (英語)Schismatic Poor Clares: A major scandal surrounding a small monastery – english.katholisch.de
 (英語)Spain Archbishop on Schismatic Nuns: ‘I Don’t Know if they Realize the Profound Consequences’| National Catholic Register

 

続報:
 キリスト教/スペインのブルゴス大司教区にあるクララ会の修道院の修道女たちが、教皇座空位論の“司教”に従いカトリック教会を離れると宣言した件、処分の手続きが開始されている模様(2024年6月)

キリスト教/フィンランド正教会の首座/ヘルシンキ・フィンランド全土大主教レオ座下が退任(2024年5月)11月に次の大主教を選出

 キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープルの管轄権下の自治正教会、フィンランド正教会の首座/ヘルシンキ・フィンランド全土大主教レオ座下(His Eminence Archbishop Leo of Helsinki and All Finland)の退任が、コンスタンティノープルに承認されたようです。

 2024年11月25日~11月28日に、次の大主教の選出がおこなわれ、コンスタンティノープルの承認後に着座します。

 

 (フィンランド語版:フィンランド正教会 公式ウェブサイト)Helsingin ja koko Suomen arkkipiispa Leo eläköityy Ekumeenisen patriarkaatin Pyhän Synodin siunauksella – Suomen ortodoksinen kirkko

 (英語)Archbishop Leo of Finland to retire by the end of the year / OrthoChristian.Com
 (英語)Archbishop Leo of Finland Announces Retirement, Successor to be Elected in November – Orthodoxy Cognate PAGE

 

Kirkkoamme piispana kaikkiaan yli 45… – Ortodoksit Suomessa | Facebook

 

Aamun Koitto – Mittavan uran kirkkomme palveluksessa… | Facebook

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、同教会の管轄権下にあるインドのクナナヤ大主教区の首位府主教を停職に(2024年5月)

 キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、自らの管轄権に属するインドのクナナヤ大主教区の、クナナヤ大主教・クナナヤ大主教区首位府主教“モル”・セヴェリウス・クリアコス座下(His Eminence Mor Severius【Severios】 Kuriakose, Archbishop and Chief Metropolitan of the Knanaya Archdiocese)を停職にしたと報道されています。

 セヴェリウス・クリアコス座下は裁判所に停職を無効にするように申請し、裁判所側は一時的に無効にするよう裁定を出したようです(インドの司法制度と、シリア正教会の首座の権限と、これは独立したものなので、特に取り決めがなければ、シリア正教会の聖職者としては停職・現地の宗教団体のリーダーとしてはいまだその地位にある、という理解をしていますが、それで正しいかはわかりません)。

 停職の理由は、クナナヤ大主教区の憲章を総主教の権限を低下させるように変えようとする動きを起こし、総主教が反対したにも関わらず、変更のための会議を開くことを決定したことが一つ。これに対し、同大主教区に所属する、
 カリスズリー府主教“モル”・グレゴリオス・クリアコス座下(His Eminence Mor Gregorios Kuriakose, Metropolitan of Kallissery Region of the Knanaya Archdiocese)、
 ラニ府主教“モル”・イヴァニオス・クリアコス座下(His Eminence Mor Ivanios Kuriakose, Metropolitan of the Ranni Region of the Knanaya Archdiocese)、
 アメリカ・カナダ・欧州大主教“モル”・シルヴァヌス・アイユーブ座下(His Eminence Mor Silvanus Ayyub, Archbishop of America, Canada and Europe Region of the Knanaya Archdiocese)、
 らは、総主教に従う姿勢を見せているようです。
 また、セヴェリウス・クリアコス座下は、シリア正教会とは別の教会(おそらくマランカラ正教シリア教会(インド正教会))の聖職者に接近しているともみられており、これに関しても総主教が説明を求めたものの、拒否したとされています。

 平信徒らも、座下を支持し、総主教に憲章変更受諾を求めるクラウドファンディングを開始している人物から、総主教を支持している人物まで見解は割れているようです。

 

※ニュースへのリンクは、追加していくかもしれません。

 (英語)Patriarch of Antioch suspends Knanaya Jacobite metropolitan