80歳(2020年9月29日):キリスト教/ローマ教皇庁 シノドス事務局 名誉事務局長ロレンツォ・バルディッセーリ枢機卿座下が80歳を迎え、ローマ教皇選挙権を喪失。選挙権を持つ枢機卿の人数は 120人に減少

 2020年9月29日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/ローマ教皇庁 シノドス事務局 名誉事務局長ロレンツォ・バルディッセーリ枢機卿座下(His Eminence Lorenzo Cardinal Baldisseri, Secretary General Emeritus of the Synod of Bishops)が80歳を迎え、ローマ教皇選挙権を喪失しました。
 これに伴い、選挙権を持つ枢機卿の人数は 120 人に減少しました。

 

 (英語)Cardinal Lorenzo Baldisseri turns 80, reducing electoral college to 120 | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Cardinal Lorenzo Baldisseri turns 80, reducing electoral college to 120 – YouTube

 

キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下が、薨去したクウェート首長サバーハ殿下への弔意を表明(2020年9月)

※この記事は世界の王室ニュースと重複します。

 

 2020年9月30日付で、キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)による、薨去したクウェート国首長“シャイフ【シェイク】”・サバーハ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ殿下(サバハ首長 : His Highness Sheikh Sabah Al-Ahmad Al-Jaber Al-Sabah, the Amir【Emir】 of the State of Kuwait)への弔意が表明されています。

 

 (英語:東方正教会アンティオキア総主教庁 公式サイト)His Beatitude Patriarch John X Offers Condolences Over the Death of Kuwait’s Emir – Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and All the East

 (英語)Patriarch of Antioch offered condolences over death of Kuwait’s Emir – Orthodox Times

البطريرك يوحنا العاشر معزياً بأمير… – Antioch Patriarchate | Facebook

 

関連:
 訃報(2020年9月29日)クウェート首長サバーハ殿下が薨去(1929~2020)

 

キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープルの全地総主教バルソロメオス聖下とアルメニア使徒教会コンスタンティノープル総主教サハク2世マシャリャン座下の会談(2020年10月?)

 ギリシャの正教会系メディア Orthodox Times( Romfea.gr の英語版)が、キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープル=新ローマ大主教・全地総主教バルソロメオス聖下(バーソロミュー1世世界総主教バルトロマイ1世ヴァルソロメオス1世 : His All-Holiness Bartholomew, Archbishop of Constantinople-New Rome and Ecumenical Patriarch)とキリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会コンスタンティノープル総主教サハク2世マシャリャン主教座下(His Beatitude Bishop Sahak II Mashalian, Armenian Patriarch of Constantinople)の会談がおこなわれたことを報じています。

 会談の内容ははっきりしませんが、アルメニアとアゼルバイジャンのナゴルノカラバフでの戦闘と、イスタンブールでの騒動を受けていると記事は示唆しています。
関連:
 アルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突を受けて、トルコ/イスタンブールのキリスト教/アルメニア使徒教会コンスタンティノープル総主教庁周辺およびアルメニア系住民居住地区で、アゼルバイジャン国旗を掲げた車両がクラクションを鳴らしながら通行する出来事が(2020年9月)

 

 (英語)The Ecumenical Patriarch meets with the Armenian Patriarch in Turkey – Orthodox Times

Orthodox TimesさんはTwitterを使っています 「.@EcuPatriarch Bartholomew had a meeting in #Phanar with the Patriarch of the #Armenians in #Turkey, Sahag Maşalyan #orthodox_times https://t.co/ODRpwCrTS5」 / Twitter

Orthodox Times – Ecumenical Patriarch Bartholomew had a… | Facebook

 

 なお、アルメニア使徒教会のコンスタンティノープル総主教とエルサレム総主教は個人の称号として主教または大主教を維持します(維持という表現が正確かはわかりませんが)。
 サハク2世マシャリャン座下は選出・着座時には主教であり、その後に大主教となったという報道を見ていませんが、なっているかもしれません。

関連:
 着座式(2020年1月11日):キリスト教/アルメニア使徒教会の第85代コンスタンティノープル総主教サハク・マシャリャン座下の着座式がおこなわれる。東方正教会/コンスタンティノープルの全地総主教バルソロメオス聖下らも参列

 

キリスト教/アルメニア使徒教会エルサレム総主教ヌルハン・マヌージャン座下が、イスラエル大統領リヴリン閣下に対してアゼルバイジャンへの兵器供与を止めるよう要請(2020年9月)イスラエルのメディアがアゼルバイジャンが使用している軍用機などにイスラエルからの供与があるとの報道を受けて

 キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会/第97代エルサレム総主教のヌルハン・マヌージャン大主教座下(His Beatitude Archbishop Nourhan Manougian, the Armenian Patriarch of Jerusalem)は、イスラエル国大統領ルーベン・リヴリン閣下(His Excellency Mr Reuven Rivlinルヴィ・リヴリンRuvi Rivlin)に対し、イスラエルからアゼルバイジャンへの兵器供与を止めるよう要請したようです。

 イスラエルのメディアが、現在のナゴルノ・カラバフ紛争において、アゼルバイジャンが使用する軍用機などがイスラエルから供与されていると報じたことを受けてのこと。

 なお、イスラエルの大統領は、いわゆる儀礼的な存在です。

 

 (英語)Armenian Patriarch of Jerusalem calls on President Rivlin to stop delivery of Israeli weapons to Azerbaijan – Public Radio of Armenia