キリスト教/アレクサンドリア・全アフリカ総主教セオドロス2世聖下がコンゴ共和国を訪問、コンゴ共和国大統領ドゥニ・サス・ンゲソ閣下と会見(2019年2月)

 2019年2月15日~2月19日の日程で、キリスト教/東方正教会/アレクサンドリア・全アフリカ総主教セオドロス2世聖下(His Beatitude Theodoros II, Pope and Patriarch of Alexandria and All Africa)は、コンゴ共和国を訪問。
 同庁より、バビロノス主教セオドロス座下が同行。
 また、同共和国では、コンゴ=ブラザビル・ガボン大主教パンテレイモン座下(His Eminence Panteleimon, Metropolitan Archbishop of Congo-Brazzaville and Gabon, Most Honored and Exarch of Atlantic Africa)や大臣・エジプト大使らが出迎え。
 その後、コンゴ共和国大統領ドゥニ・サス・ンゲソ閣下(ドニ・サスヌゲソ大統領Denis Sassou Nguesso)と会見したようです。

 

 (英語:コンゴ=ブラザビル・ガボン大主教区公式サイト)ARRIVAL OF THE ALEXANDRIAN PATRIARCHATE IN CONGO
 (英語:コンゴ=ブラザビル・ガボン大主教区公式サイト)MEETING WITH THE PRESIDENT OF THE REPUBLIC

 (英語:東方正教会アレクサンドリア総主教庁公式サイト)— [ Greek Orthodox ] — | ARRIVAL OF HIS BEATITUDE THE ALEXANDRIAN PATRIARCHATE IN CONGO-BRAZZAVILLE MEETING WITH THE PRESIDENT OF THE REPUBLIC

 (フランス語)Religion: le primat de l’église orthodoxe d’Alexandrie et de toute l’Afrique reçu par le président Denis Sassou N’Guesso | Congo Actuel

 (英語:セルビア正教会公式サイト)Alexandrian Patriarchate in Congo-Brazzavile | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

 (英語)Patriarch Theodore of Alexandria was received by President Denis Sassou Nguesso (Congo) ⋆ Orthodoxie.com

Orthodoxie.comさんのツイート: "Patriarch Theodore of Alexandria was received by President Denis Sassou Nguesso (Congo) https://t.co/bR9Cfy6t3J… "

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、“ウクライナのシリア化”を懸念する書簡をロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下に(2019年2月)

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の公式サイトによりますと、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)からロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【全ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)に対し、「ウクライナは、“宗教の皮をかぶった政治”が国内を無茶苦茶にしたシリアと同じ道をたどる」と懸念する書簡を送ったそうです。

※書簡についての発表はロシア正教会側からのみです。

 

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教公式サイト)Primate of the Syriac Orthodox Church has great concerns about large-scale of violence against believers of the canonical Church in Ukraine / News / Patriarchate.ru
 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Предстоятель Сирийской Ортодоксальной Церкви глубоко обеспокоен масштабами насилия, которому подвергаются верующие канонической Церкви на Украине / Новости / Патриархия.ru

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Primate of the Syriac Orthodox Church has great concerns about large-scale of violence against believers of the canonical Church in Ukraine | The Russian Orthodox Church

 

 シリアでの問題というか戦争というか内戦というか紛争というかについて、シリア正教会の立場は、アメリカや西側諸国とIS【イスラム国】含むイスラム過激派によって起こされた騒乱が国内を無茶苦茶にし、それらがキリスト教信者を弾圧したという立場であり、シリアのアサド政権及び同政権を支援しているロシアのプーチン政権はキリスト教の保護者という位置付けになると思います。
 「宗教の皮をかぶった政治」が、IS【イスラム国】含むイスラム過激派であり、またウクライナでそれに相当するものが、ポロシェンコ政権とコンスタンティノープルにトモスを与えられた独立正教会であるということになるでしょう。
 要するに、ウクライナのポロシェンコ政権はイスラム国【IS】のようなものと遠回しに述べているようにも取れますし、そうだとするとシリアと同じくプーチン政権による軍事介入が必要という帰結になるとも取れます。
 が、はっきりとそう書いてあるわけでは、無論ありません。