キリスト教/ジョージア総主教【グルジア総主教】イリア2世聖下が、他国へ移民したジョージア人【グルジア人】たちに帰国をうながす(2017年12月)

 キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia)は、同国から他国へ移民したジョージア人【グルジア人】の人々に母国への帰還と呼びかけたそうです。

 ジョージアも人口減少問題を抱えています。
 東欧(ジョージアを東欧というと違和感ありますけど、そのように分類してる例もありますね)全体は人口流出問題を程度の差はあれ抱えていますが、難民流入が同時に起きているところはとんでもない結末もありそうです。

 

 (ロシア語)Интерфакс-Религия: Илия II призвал грузинских эмигрантов вернуться на родину
 (英語)Pat. Ilia II of Georgia urges emigrants to return home / OrthoChristian.Com

 

キリスト教/英国正教会【イギリス正教会】が、旧ルーマニア王ミハイ1世陛下への追悼の礼拝(2017年12月)

 キリスト教/オリエント正教会系の小グループ、英国正教会(The British Orthodox Church : イギリス正教会 : ブリテン正教会)は、2017年12月16日にルーマニアにて国葬がおこなわれた旧ルーマニア王ミハイ1世陛下(His Majesty King Michael IMihai I】 of Romania)への追悼の礼拝をボーンマスにておこなったようです。
 英国正教会首座/グラストンベリー府主教“アバ”・セラフィム座下(His Eminence Abba Seraphim, Metropolitan of Glastonbury)は、同国のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)が葬儀に参列したことにも触れた模様。

 

 (英語:英国正教会 公式ウェブサイト)Memorial Prayers for King Michael at Bournemouth – The British Orthodox Church

 

キリスト教/ギリシャ正教会が、ブルガリア正教会がマケドニア正教会を“承認”しようとしていることについて懸念を表明(2017年12月)

 (ギリシャ語)ΔΙΣ: Η επέμβαση της Εκκλησίας της Βουλγαρίας αντίκειται στους Ιερούς Κανόνες
 (英語)Greek Synod says Bulgarians acting against holy canons in case of Macedonian Church / OrthoChristian.Com

 

 ブルガリア正教会が、セルビア正教会から勝手に独立を宣言しているマケドニア正教会を、自身の傘下の自治的権限を持つ教会として認めようとしている問題について、ギリシャ正教会が懸念を表明。セルビア正教会の管轄権を侵害するのみならず「マケドニア正教会」という名称の教会が東方正教会で教会法上合法となる事態は、マケドニア共和国という名称について反対してきたギリシャ共和国のメンツをつぶすことにもなります。
 マケドニアとブルガリアの政教同調による今回の件について、ギリシャのツィプラス政権は教会の国家からの分離(政教分離)を推し進めようとしてきたゆえに、この件についてマケドニアやブルガリアに積極的に抗議をすることもしにくく、弱い指導者という印象が強まるかもしれません(逆に、教会のことなので無視するのが当然の人物とすでに思われているかもしれません)。
 ともあれ、ユーゴスラビア崩壊問題、いまだ終わらず広まるのみ。

 ロシア正教会およびロシア連邦も、セルビアとの連帯からマケドニアとブルガリアに対してなんらかの処置をおこなう可能性もありますが、そんな余裕はないかなあ

 コンスタンティノープルの全地総主教庁の指導力に期待する向きもあるようですが、ムリでしょう。
 トルコのエルドアン大統領がローザンヌ条約の改定について言及し始めた以上、ヘタすると全地総主教庁の聖職者を含むギリシャ系住民はイスタンブール(コンスタンティノープル)から追い出されるかもしれません。

 

キリスト教/ウクライナ府主教オヌフリー座下が、チェルノブイリ原発事故で死亡した作業員らを追悼(2017年12月)

 2017年12月14日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で高度な自治的権限を有するウクライナ正教会の首座キエフ・全ウクライナ府主教オヌフリー座下(His Beatitude Metropolitan Onufry of Kiev and All Ukraine)は、1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故で亡くなった作業員らを追悼したようです。
 オブーホフ大主教イオナ座下(His Eminence Archbishop JonahIona】 of Obukhov : オブーヒウ大主教 / Archbishop of Obukhiv)が同行。

 ウクライナ大統領ペトロ・ポロシェンコ閣下(His Excellency Mr Petro Poroshenko)、
 ウクライナ最高会議【国会】議長アンドリー・パルビー閣下(His Excellency Mr Andriy Parubiy)、
 らが参列。

 

Українська Православна Церква(ウクライナ正教会公式チャンネル):
Предстоятель вшанував пам’ять ліквідаторів аварії на Чорнобильській АЕС – YouTube

 

 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Предстоятель вшанував пам'ять ліквідаторів аварії на Чорнобильській АЕС (+відео) – Українська Православна Церква
 (ロシア語:ウクライナ正教会公式サイト)Предстоятель почтил память ликвидаторов аварии на Чернобыльской АЭС (+видео) – Украинская Православная Церковь

 (英語)Met. Onuphry of Kiev honors memory of heroes of Chernobyl / OrthoChristian.Com

 

マルタ騎士団副長(総長代行)が、モンテネグロとグアテマラの大使を接受(2017年12月)

 (英語:マルタ騎士団公式サイト)Credentials presented by Montenegro and Guatemala – Order of Malta

 

 マルタ騎士団の“フラー”・ジャコモ・ダッラ・トッレ・デル・テンピオ・ディ・サングイネット副長(総長代行 : Lieutenant of the Grand Master, Frà Giacomo Dalla Torre del Tempio di Sanguinetto)は、マルタ騎士団を駐箚する特命全権大使二名を接受したようです(いずれもローマ教皇聖座との兼轄)。

 モンテネグロからミオドラグ・ヴラホヴィッチ閣下(His Excellency Miodrag Vlahović)、
 グアテマラからアルフレード・バスケス・リベラ閣下(His Excellency Alfredo Vásquez Rivera)、

 モンテネグロのヴラホヴィッチ閣下は、国名「モンテネグロ共和国」時代に外務大臣を務めていました(独立前~独立初代)。