2022年12月6日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Anthony of Volokolamsk, Chairman of the Department for External Church Relations of the Moscow Patriarchate)はブルガリア共和国を訪問、ブルガリアにおけるポドヴォリエ(メトヒオン:東方正教会間の大使館のようなもの)設置70周年を祝いました。
また、同日、アントニー府主教は、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)をブラナ宮殿に訪問。
ミトロファノヴァ大使や、ロシア正教会の関係者が同行。
府主教は、キリル総主教からシメオン2世陛下への、ブルガリア正教会とブルガリア社会への高い貢献への賛辞が伝えら、シメオン2世陛下からの返辞があった模様。
モスクワ総主教庁 渉外局の公式サイトでは、シメオン2世陛下のロシア正教会とブルガリア正教会への関係強化に関する貢献への言及がありますが、これはシメオン2世陛下側のサイトにはありません。
シメオン2世陛下側のサイトでは、アントニー府主教はブラナ宮殿の礼拝堂で、王室とブルガリアの人々の健康を祈念したということです。
2022年11月29日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・ロシア全土【ルーシ全土】総主教キリル聖下(キリール総主教 : キリイル総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、同教会のモスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Anthony of Volokolamsk, Chairman of the Department for External Church Relations of the Moscow Patriarchate)、西欧における総主教代理/コールスニ・西欧府主教ネストル座下(His Eminence Metropolitan Nestor of Chersonese and Western Europe, Patriarchal Exarch of Western Europe)、同総主教代理区の補佐/カファ主教ペトロ座下(His Grace Bishop Peter of Kafa)と会見しました。
#Eritrea: Condolences; His Holiness Abune Qerlos, the 5th Patriarch of the Eritrean Orthodox Tewahdo Church has passed away at the age of 96. Protocol regarding Funeral Services will be announced in the coming days pic.twitter.com/ZTq67SjKVo
もともと、ケルロス総主教は、先代のコプト正教会アレクサンドリア教皇シェヌーダ3世より叙聖されていました。
コプト正教会からの弔意が出ているほか、上記の動画ではコプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)からの弔意が出ているようです(同内容を教皇の弔意としたかもしれません)。
The Coptic Orthodox Church Farewells on the Hope of Resurrection H.H. Patriarch Kirollos, The Eritrean Orthodox Church Patriarch – Coptic Orthodox Church https://t.co/951GHN6FIW
また、同じくオリエント正教会の、シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran MorIgnatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)が弔意を表明しています。
また、
東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・ロシア全土【ルーシ全土】総主教キリル聖下(キリール総主教 : キリイル総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)、
東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Anthony of Volokolamsk, Chairman of the Department for External Church Relations of the Moscow Patriarchate)、
が、それぞれ弔意を表明しています。
キリスト教/ローマ教皇庁/キリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿座下(His Eminence Kurt Cardinal Koch, Prefect of the Dicastery for Promoting Christian Unity)による弔意の表明:
(英語:ローマ教皇庁 キリスト教一致推進評議会 公式サイト)2022 12 05 In memoriam Abune Kerlos I
キリスト教/東方教会(景教、通称:ネストリウス派、など)/アッシリア東方教会の第122代カトリコス=総主教“マル”・アワ3世ロイェル聖下(His Holiness MarAwa III Royel, The Catholicos-Patriarch of the Assyrian Church of the East)が弔意を表明:
2022年11月22日、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、インドの、マランカラ・マル・トマ・シリア教会の補佐府主教ジョセフ・マル・バルナバス座下(His Eminence Joseph Mar Barnabas, Suffragan Metropolitan of the Mar Thoma Syrian Church)と会見しました。
フランシスコ教皇との会見の後、補佐府主教は、ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会次官ブライアン・ファレル司教座下(アビティナエ名義司教 : Bishop Brian Farrell, L.C., Secretary of the Pontifical Council for Promoting Christian Unity, Titular Bishop of Abitinae)およびオリエント正教会担当の司祭と会談したようです。
マランカラ・マル・トマ・シリア教会は、オリエント正教会のシリア正教会との関係が深いですが、現在はアングリカン・コミュニオンの一員です(アングリカンとは分類しないような気もしますが)。
His Eminence Joseph Mar Barnabas, Suffragan Metropolitan of the Mar Thoma Syrian Church (Syro-Malankara Church in communion with the Anglican Communion);
キリスト教/東方正教会/ロシア正教会/アフリカにおける総主教代理/クリン府主教レオニード座下(His Eminence Metropolitan Leonid of Klin, Patriarchal Exarch for Africa)へのインタビュー動画、英語字幕版が出ていたのでリンクしておきます。