キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、ポーランド大統領ドゥダ閣下と会見(2020年9月)

 2020年9月25日、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、ポーランド共和国大統領アンジェイ・ドゥダ閣下(His Excellency Mr Andrzej Duda)と会見しました。

 会談では、聖ヨハネ・パウロ2世の生誕100年、独立自主管理労働組合「連帯」40周年、大統領夫妻の結婚25周年(結婚は1994年12月)などが話題となったようです。

 また、ドゥダ大統領は、
 ローマ教皇庁国務省長官【首相 相当】ピエトロ・パロリン枢機卿座下(His Eminence Pietro Cardinal Parolin)、
 ローマ教皇庁国務省外務局局長【外務大臣 相当】ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下(ホデルム名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Paul Richard Gallagher : Titular Archbishop of Hodelm)、
 らとも会談した模様。

 

 教皇、ポーランド大統領と会見 – バチカン・ニュース
 (英語)Pope Francis receives Polish president in the Vatican – Vatican News

 (ポーランド語:ポーランド大統領府公式サイト)Oficjalna strona Prezydenta Rzeczypospolitej Polskiej / Aktualności / Wizyty zagraniczne / Para Prezydencka w Watykanie. Audiencja u Papieża Franciszka

 

Prezydent.pl(ポーランド大統領府公式チャンネル):
Para Prezydencka u Papieża Franciszka – YouTube

 

 (英語)The pope gives a gift to the Polish President and his wife for their wedding anniversary | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
The pope gives a gift to the Polish President and his wife for their wedding anniversary – YouTube

 

Kancelaria PrezydentaさんはTwitterを使っています 「Watykan | Prezydent @AndrzejDuda z Małżonką Agatą Kornhauser-Dudą na audiencji u papieża Franciszka. Spotkanie, odbywające się w ostatnim dniu wizyty w Rzymie, jest związane z przypadającym w tym roku stuleciem urodzin św. Jana Pawła II. https://t.co/bRotJbdKGc https://t.co/147iRsO48G」 / Twitter

 

Kancelaria PrezydentaさんはTwitterを使っています 「Watykan | @AndrzejDuda jest pierwszym prezydentem, którego Papież Franciszek przyjął na audiencji odkąd w marcu również w Watykanie wprowadzono restrykcje w związku z pandemią koronawirusa. Relacja: https://t.co/bRotJbdKGc https://t.co/BfTmFCnQnU」 / Twitter

 

Kancelaria Prezydenta RP – Audiencja u Papieża Franciszka | Facebook

 

Prezydent RP Andrzej Duda(@prezydent_pl) • Instagram写真と動画

 

キリスト教/ロベール・サラ枢機卿座下とローマ名誉教皇ベネディクト16世聖下の共著に関して、名誉教皇が共同著者名と序文などから名前を外すよう求める(2020年1月)そのまま出版された模様?

 キリスト教/ローマ・カトリック教会のローマ教皇庁/典礼秘跡省長官ロベール・サラ枢機卿座下(His Eminence Robert Cardinal Sarah, Prefect of the Congregation for Divine Worship and the Discipline of the Sacraments)とローマ名誉教皇ベネディクト16世聖下(His Holiness Benedict XVI, Pope Emeritus)の共著が出たらしいのですが、これに関してベネディクト16世側が側近のローマ教皇庁/教皇公邸管理部室長ゲオルク・ゲンスヴァイン座下(ウルブス・サルウィア名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Georg Gänswein, Prefect of the Prefecture of the Papal Household, Titular Archbishop of Urbs Salvia)を通じて共同著者名と序文などから名前を外すよう求めたようです。

 サラ枢機卿はこの要求を拒否し、外国の Amazon などを見る限り、そのまま共著として取り扱われているようです。

※名前どころか表紙に堂々と顔が載っている気がしますけど……。

 

 (英語:バチカン・ニュース)The book on priestly celibacy: a clarification by Archbishop Gänswein – Vatican News

 

 (英語)Benedict XVI asks to removal his name as co-author of celibacy book | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Benedict XVI asks to removal his name as co-author of celibacy book – YouTube

 

キリスト教/ピエトロ・パロリン枢機卿座下がジョージア総主教【グルジア総主教】イリア2世聖下を訪問(2019年12月)

 2019年12月29日、キリスト教/ローマ教皇庁国務省長官ピエトロ・パロリン枢機卿座下(His Eminence Pietro Cardinal Parolin)は、キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia)を訪問しました。

 両教会の関係強化や、キリスト教が直面している問題について意見交換がなされた模様。
 報道によりますと、マザー・テレサMother Theresa)のジョージア訪問25周年、そして来年がイリア2世のローマ訪問(ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世訪問)40周年となるようです。ローマ教皇フランシスコ聖下(ローマ法王フランシスコ台下 : His Holiness Pope Francis)は、イリア2世をローマに招待した模様(体調面で難しいのではないかと思いますが……)。

 

 (ジョージア語【グルジア語】:ジョージア正教会総主教庁公式サイト)სრულიად საქართველოს კათოლიკოს-პატრიარქი ვატიკანის სახელმწიფო მდივანს შეხვდა

 

საქართველოს საპატრიარქო ❲ოფიციალური… – საქართველოს საპატრიარქო ❲ოფიციალური გვერდი❳ | Facebook

 

 (英語)Interfax-Religion: Georgian patriarch, cardinal from Vatican discuss challenges faced by Christian world

 

 ピエトロ・パロリン座下は、ジョージア首相【グルジア首相】ギオルギ・ガハリア閣下(His Excellency Mr Giorgi Gakharia)と会見しています。

 (英語:ジョージア政府【グルジア政府】公式サイト)Government of Georgia – Appearance 2019 | Secretary of State of the Holy See Congratulates Prime Minister on the Release of Doctor Vazha Gaprindashvili

冒頭:
საქართველოს მთავრობა – შეხვედრა წმინდა საყდრის სახელმწიფო მდივანთან | Facebook

 

訃報(2019年7月26日):キリスト教/サン・クリストバル・デ・ラ・ハバナ名誉大司教ハイメ・ルーカス・オルテガ・イ・アラミノ枢機卿座下が帰天(1936~2019)

 2019年7月26日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/キューバのサン・クリストバル・デ・ラ・ハバナ名誉大司教ハイメ・ルーカス・オルテガ・イ・アラミノ枢機卿座下(His Eminence Jaime Lucas Cardinal Ortega y Alamino, Archbishop Emeritus of San Cristobal de la Habana)が帰天しました。
 1936年10月18日生まれの82歳。

 帰天に伴い、枢機卿の人数は217人に減少しました。

 

 (英語)Cardinal Jaime Ortega dies at 82 years of age | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Cardinal Jaime Ortega dies at 82 years of age – YouTube

 

 (英語)Cardinal Jaime Ortega, the man who welcomed three popes to Cuba | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Cardinal Jaime Ortega, the man who welcomed three popes to Cuba – YouTube

 

 米との国交回復橋渡し役 キューバ・カトリックの枢機卿死去 | NHKニュース

アメリカとキューバの国交回復に向けて両国の交渉の橋渡し役を担ったとされるキューバ・カトリック教会のハイメ・オルテガ枢機卿が26日、亡くなりました。82才でした。

オルテガ氏の功績は、アメリカ国内でも高く評価されていて、2016年に当時のオバマ大統領がアメリカの大統領として88年ぶりにキューバを公式訪問した際にも、オルテガ氏と面会しています。

キューバをめぐってアメリカのトランプ大統領は、国交を回復したオバマ前政権のキューバ政策を見直し送金制限や渡航制限を復活させるなど経済制裁を強めていて、両国の関係は再び悪化しています。

 

 (英語:バチカン・ニュース)Pope's condolence for the death of Cardinal Ortega of Cuba – Vatican News

 

ハプスブルク家のエドゥアルト大公殿下(ローマ教皇聖座駐箚ハンガリー大使)が、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下のルーマニア訪問への喜びを語る(2019年5月)ハンガリー系コミュニティなどの訪問予定が組まれている模様

 ローマ教皇聖座駐箚ハンガリー特命全権大使の、オーストリア大公エドゥアルト殿下(オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Eduard of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : エドゥアルト・フォン・ハプスブルクEduard von Habsburgエドゥアルト・ハプスブルク=ロートリンゲンEduard Habsburg-Lothringen)が、2019年5月末~6月頭に予定されているキリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)のルーマニア訪問への喜びを語っています。
 ハンガリー系コミュニティなどへの訪問予定があるようです。

 エドゥアルト殿下は、いわゆるハンガリー副王系の人物です。

 

 (英語)Hungarian Ambassador to Vatican on pope's trip to Romania: “for us it has a special meaning” | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Hungarian Ambassador to Vatican on pope's trip to Romania: “for us it has a special meaning” – YouTube

 

追記:
 聖ヨハネ・パウロ2世のルーマニア訪問時に、これらのハンガリー系コミュニティや教会関係の場への訪問がおこなわれなかったことを考えると(おそらくルーマニア正教会への遠慮でしょうから)、カトリックは、ルーマニア正教会を、そして東方正教会を“格下げ”したのでしょう(融和への努力が実ったと表現しても同じですが)。
 ウクライナをめぐる一連のいざこざというか醜態で東方正教会の敗北は決まりましたが、後は、これからどれくらいカトリック側が東方正教会のメンツを立ててさしあげるのかというところでしょう。
 今回も、おそらく教皇からは、ルーマニア側へのお世辞の数々が出るとは思いますが、もう勝ったと思えば、安いものです。