同大司教区の教区長は、東インド諸島総大司教/ゴア・ダマン大司教フィリペ・ネリ・アントニオ・セバスティアン・ド・ロザリオ・フェラン枢機卿座下(His Eminence Filipe Neri António Sebastião do Rosário Cardinal Ferrão, Archbishop of Goa and Daman, Patriarch of East Indies)で、補佐司教となったフェルナンデス司祭は(協働司教ではありませんが)将来的に同大司教区と総大司教座を継承する可能性もあります。
Appointment of auxiliary bishop of the archdiocese of Goa and Damão, India
The Holy Father has appointed the Reverend Simiao Purificaçao Fernandes of the clergy of Goa and Damão, India, until now director of the Saint Pius X Pastoral Institute, as auxiliary bishop of the same archdiocese, assigning him the titular see of Salde.
キリスト教/オリエント正教会/マランカラ正教シリア教会【インド正教会】首座/東方カトリコス・マランカラ府主教“モラン”・“マル”・バセリオス・マルトマ・マシューズ3世聖下(シロ・マランカル典礼カトリコスバゼリオス・マルトマ・マテウス3世 : His Holiness Moran MarBaselios Marthoma【Mar Thoma】 Mathews III)が、インドを訪問中のキリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Anthony of Volokolamsk, Chairman of the Department for External Church Relations of the Moscow Patriarchate)と会見しました。
2024年1月~2月、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran MorIgnatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)のインド司牧訪問がおこなわれています。
2024年1月9日、シリア・マラバル東方典礼カトリック教会の聖シノドスは、シャムシャバード司教ラファエル・タッティル座下(Bishop Raphael Thattil, Bishop of Shamshabad)を新たな首座・エルナクラム=アンガマリー首位大司教に選出しました。
座下の選出は予想されていなかったことであり、現地では意外に受け止められています。
翌2024年1月10日、ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、同教会による座下の選出を承認。
これにより、ラファエル・タッティル座下は、シリア・マラバル東方典礼カトリック教会の首座・エルナクラム=アンガマリー首位大司教となると同時に、エルナクラム=アンガマリー大司教区の教区長となります(His Beatitude Archbishop MarRaphael Thattil, Major Archbishop of Ernakulam-Angamaly)。
同大司教区の教区付きのセバスティアン・ヴァニヤプラッカル司教座下(Bishop MarSebastian Vaniyapurackal, Archiepiscopal Administrator of Ernakulam-Angamaly, Administrator of Syro-Malabar Church, Titular Bishop of Troyna)は、首位大司教の代行として、同教会の首座代行となっていましたが、この役割は終了となったとみてよいと思われます。
しかしローマ教皇聖座の発表によれば、使徒座管理であるボスコ・プサー司教(Bishop MarBosco Puthur, Apostolic Administrator of Ernakulam-Angamaly)は、使徒座管理として職に留まります。これの理由は不明ですが、同教会内部での伝統を巡る争いなどが終結していないことが一因なのか……?
Bishop Bosco Puthur, emeritus of Saint Thomas the Apostle of Melbourne of the Syro-Malabars, Australia, will continue as apostolic administrator ad nutum Sanctae Sedis of the archeparchy of Ernakulam-Angamaly of the Syro-Malabars donec aliter provideatur.
2023年12月7日、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、インドの、シリア・マラバル東方典礼カトリック教会(シロ=マラバル東方典礼カトリック教会)首座のジョージ・アレンチェリー枢機卿座下(His Beatitude MarGeorge Cardinal Alencherry, Major Archbishop of Ernakulam-Angamaly)がエルナクラム=アンガマリー首位大司教を辞任することを許可しました。
※なお、同教会の状況をよく把握していないので、下記文には間違いがあるかもしれません。
エルナクラム=アンガマリー大司教区では、首位大司教の他に、使徒座管理を兼職していた別教区のアンドルーズ・タザット大司教座下(トリチュール大司教 : Archbishop MarAndrews Thazhath, Archbishop of Trichur)がいましたが任を解かれ、ボスコ・プサー司教(Bishop MarBosco Puthur, Apostolic Administrator of Ernakulam-Angamaly)が新たな使徒座管理に叙任されています。
また、シリア・マラバル東方典礼カトリック教会の首座代行/エルナクラム=アンガマリー大司教座管理には、教会法に基づき、同大司教区の教区付きのセバスティアン・ヴァニヤプラッカル司教座下(Bishop MarSebastian Vaniyapurackal, Archiepiscopal Administrator of Ernakulam-Angamaly, Administrator of Syro-Malabar Church, Titular Bishop of Troyna)が任にあたるようです。
次の首位大司教の選出は、2024年1月とされています。