2017年12月13日の、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)による週次の説教の動画のようです。
Christian Youth Channel:
hold fast what is good: Pope Tawadros weekly sermon 13 Dec 2017. – YouTube
2017年12月13日の、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)による週次の説教の動画のようです。
Christian Youth Channel:
hold fast what is good: Pope Tawadros weekly sermon 13 Dec 2017. – YouTube
(英語:東方正教会エルサレム総主教庁公式ニュース・ゲート)THE CHRISTMAS MESSAGE OF THE PATRIARCHS AND HEADS OF LOCAL CHURCHES IN JERUSALEM
(英語:ヨルダン・聖地福音ルター派教会)A Christmas Message from the Heads of Local Churches and Patriarchs in Jerusalem | ELCJHL
恒例となっている、キリスト教のエルサレムの教会指導者たちによる合同クリスマス・メッセージですが、今年は、エルサレム問題の話題になっていますね。
東方正教会からは、
キリスト教/東方正教会/エルサレム・全パレスチナ総主教セオフィロス3世聖下(His Beatitude Theophilos III, Patriarch of Jerusalem and All Palestine)、
オリエント正教会からは、
アルメニア使徒教会エルサレム総主教ヌルハン・マヌージャン大主教座下(His Beatitude Archbishop Nourhan Manougian ,the Armenian Patriarch of Jerusalem)、
のほか、コプト正教会、シリア正教会、エチオピア正教会の方々が、
ローマ・カトリック教会からは、
ラテン・エルサレム総大司教庁使徒座管理ピエルバッティスタ・ピッツァバッラ大司教座下(ヴェルベ名義大司教 : Archbishop Pierbattista Pizzaballa, O.F.M., Apostolic Administrator of Latin Patriarchate of Jerusalem, Titular Archbishop of Verbe)、
聖地守護者フランチェスコ・パットン司祭(Father Francesco Patton, O.F.M., Custos of the Holy Land)、
アングリカン・コミュニオンからは、
エルサレム・中東聖公会大主教/エルサレム主教スヘイル・ダワニ座下(The Most Reverend Archbishop Suheil Dawani, 14th Anglican Bishop in Jerusalem)、
ルター派教会からは、
ヨルダン・聖地福音ルター派教会のムニブ・ヨウナン監督(Bishop Munib Younan, Evangelical Lutheran Church in Jordan and the Holy Land)、
といった方々の名前が並んでいます。
キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia)は、同国から他国へ移民したジョージア人【グルジア人】の人々に母国への帰還と呼びかけたそうです。
ジョージアも人口減少問題を抱えています。
東欧(ジョージアを東欧というと違和感ありますけど、そのように分類してる例もありますね)全体は人口流出問題を程度の差はあれ抱えていますが、難民流入が同時に起きているところはとんでもない結末もありそうです。
(ロシア語)Интерфакс-Религия: Илия II призвал грузинских эмигрантов вернуться на родину
(英語)Pat. Ilia II of Georgia urges emigrants to return home / OrthoChristian.Com
キリスト教/オリエント正教会系の小グループ、英国正教会(The British Orthodox Church : イギリス正教会 : ブリテン正教会)は、2017年12月16日にルーマニアにて国葬がおこなわれた旧ルーマニア王ミハイ1世陛下(His Majesty King Michael I【Mihai I】 of Romania)への追悼の礼拝をボーンマスにておこなったようです。
英国正教会首座/グラストンベリー府主教“アバ”・セラフィム座下(His Eminence Abba Seraphim, Metropolitan of Glastonbury)は、同国のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)が葬儀に参列したことにも触れた模様。
(英語:英国正教会 公式ウェブサイト)Memorial Prayers for King Michael at Bournemouth – The British Orthodox Church
(ギリシャ語)ΔΙΣ: Η επέμβαση της Εκκλησίας της Βουλγαρίας αντίκειται στους Ιερούς Κανόνες
(英語)Greek Synod says Bulgarians acting against holy canons in case of Macedonian Church / OrthoChristian.Com
ブルガリア正教会が、セルビア正教会から勝手に独立を宣言しているマケドニア正教会を、自身の傘下の自治的権限を持つ教会として認めようとしている問題について、ギリシャ正教会が懸念を表明。セルビア正教会の管轄権を侵害するのみならず「マケドニア正教会」という名称の教会が東方正教会で教会法上合法となる事態は、マケドニア共和国という名称について反対してきたギリシャ共和国のメンツをつぶすことにもなります。
マケドニアとブルガリアの政教同調による今回の件について、ギリシャのツィプラス政権は教会の国家からの分離(政教分離)を推し進めようとしてきたゆえに、この件についてマケドニアやブルガリアに積極的に抗議をすることもしにくく、弱い指導者という印象が強まるかもしれません(逆に、教会のことなので無視するのが当然の人物とすでに思われているかもしれません)。
ともあれ、ユーゴスラビア崩壊問題、いまだ終わらず広まるのみ。
ロシア正教会およびロシア連邦も、セルビアとの連帯からマケドニアとブルガリアに対してなんらかの処置をおこなう可能性もありますが、そんな余裕はないかなあ。
コンスタンティノープルの全地総主教庁の指導力に期待する向きもあるようですが、ムリでしょう。
トルコのエルドアン大統領がローザンヌ条約の改定について言及し始めた以上、ヘタすると全地総主教庁の聖職者を含むギリシャ系住民はイスタンブール(コンスタンティノープル)から追い出されるかもしれません。