エストニア共和国当局は、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁下で自治的な権限を保有するエストニア正教会(モスクワ総主教庁系)の首座/タリン・エストニア全土府主教エフゲニー座下(His Eminence Evgeny【Yevgeniy】, Metropolitan of Tallinn and All Estonia, Primate of the Estonian Orthodox Church of Moscow Patriarchate)の滞在許可延長を認めませんでした。
これは、エフゲニー府主教の、ロシア政権寄りの発言を理由とするもののようです。
※エフゲニー府主教はロシア国籍。
これにより、同府主教は、2024年2月6日までにエストニア共和国を退去することになります。
エストニア正教会モスクワ総主教庁系には、他に、
ナルヴァ・ペイプシヴェーレ主教ラーザリ【ラザル】座下(His Grace Bishop Lazar of Narva and Peipsiveere)、
マールドゥ主教セルギイ座下(His Grace Bishop Sergiy of Maardu, vicar of the Tallinn diocese)、
の二人がおり、先代首座コルニリー座下永眠の際には、ラーザリ主教が首座の代行的役職を務めていました。
(英語)Estonia forcing Russian head of church to leave the country by February 6 | News | ERR
(英語)Metropolitan of Estonia must leave country in February—residence permit not renewed / OrthoChristian.Com
(英語)Metropolitan of Estonia appeals decision not to renew his residence permit / OrthoChristian.Com
(エストニア語・ロシア語:エストニア正教会モスクワ総主教庁系 公式ウェブサイト)Palume tugevdada palveid / Просим сугубых молитв » Эстонская Православная Церковь Московского Патриархата
続報:
キリスト教/エストニア正教会モスクワ総主教庁系が緊急集会、首座/タリン・エストニア全土府主教エフゲニー座下の滞在許可延長を要求(2024年1月)当局の滞在許可延長拒否を受けて