キリスト教/“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の“フィラレート総主教”が、ウクライナ議会選挙【国会選挙】で投票(2019年7月)

 2019年7月21日、“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の“フィラレート総主教”(キーウ・全ルーシ=ウクライナ総主教フィラレート聖下 : His Holiness Patriarch Filaret of Kyiv and All Rus’-Ukraine)は、ウクライナ議会選挙【国会選挙】で投票しました。

 

 (ウクライナ語: UOC-KP 公式サイト)Святійший Патріарх Філарет проголосував на виборах до Верховної Ради України – Українська Православна Церква Київський Патріархат

УПЦ КП – Святійший Патріарх Філарет проголосував на… | Facebook

 

動画:キリスト教/モルドバ正教会のソロカ主教ヨアン座下が、同教会の首座ヴラジミール座下が主教になって30周年のメッセージ(2019年7月)

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の管轄権下で自治的な権限を有するモルドバ正教会【キシナウ・全モルドバ府主教庁】の府主教補佐/ソロカ主教ヨアン座下(His Grace Bishop Ioan of Soroca)による、モルドバ正教会の首座/キシナウ・全モルドバ府主教ヴラジミール座下(His Eminence Metropolitan Vladimir of Chişinău and All Moldova)がキシナウ・モルドバ主教となって30周年のメッセージ映像が公開されています。

 

Moldova Ortodoxa:
Mesajul PS Ioan, adresat ÎPS Vladimir, cu prilejul aniversării celor 30 de ani de arhierie – YouTube

 

キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、セクハラ・横領などの調査を受けていたホイーリング=チャールストン名誉司教マイケル・ジョセフ・ブランスフィールド座下に対し、教区内居住禁止、礼拝参加禁止などの処分を出す(2019年7月)

 2019年7月19日、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、セクハラ及び横領の疑惑で辞任したアメリカ合衆国/ウェストバージニア州のホイーリング=チャールストン名誉司教マイケル・ジョセフ・ブランスフィールド座下(Bishop Michael Joseph Bransfield, Bishop Emeritus of Wheeling-Charleston)に対し、教区内居住禁止、礼拝参加禁止などの処分を出した模様です。

 

 (英語:ホイーリング=チャールストン教区公式サイト:現在トップページにローマ教皇大使館よりの文書のキャプチャ画像が掲載)Diocese of Wheeling-Charleston

 (英語)Vatican announces new restrictions on disgraced Bishop Michael Bransfield

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下が、シリア東方典礼カトリック教会のダマス大司教に叙任されたヨウハンナ・ジハード・ムタノス・バッター座下と会見(2019年7月)

 2019年7月19日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/シリア東方典礼カトリック教会のダマス大司教に叙任された“モル”・ヨウハンナ・ジハード・ムタノス・バッター座下(His Most Reverend Excellency Archbishop Mor Youhanna Jihad Mtanos Battah, Archbishop of Damas)と会見しました。

 シリア正教会より、
 総主教管轄ダマスカス大主教区総主教代理“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence Mor Timotheos Matta Al-Khoury, Patriarchal Vicar of the Patriarchal Archdiocese of Damascus)、
  “モル”・アンティモス・ジャック・ヤコブ座下(His Eminence Mor Anthimos Jack Yakoub, Patriarchal Vicar for Youth Affairs and Religious Education)、
 が同席。

 ヨウハンナ・ジハード・ムタノス・バッター座下は、自身の着座式にイグナティウス・アフレム2世聖下を招待したようです。

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Meeting with His Excellency Mor Youhanna Jihad Battah | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

قداسة سيدنا البطريرك يستقبل سيادة… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

キリスト教/エリトリア正教会が、2007年に政府の意向で強制廃位されたエリトリア総主教アントニオス聖下を追放(破門?)したとのこと(2019年7月)

 BBC Africa の報道によりますと、キリスト教/オリエント正教会/エリトリア正教会の主教らが、2007年にエリトリア国政府の意向によって廃位され軟禁され続けているエリトリア総主教“アブネ”・アントニオス聖下(His Holiness Abune Antonios, Patriarch of the Eritrean Orthodox Tewahedo Church)を異端【heresy】のために追放したとのことです。

※同記事では「expel」の表現のみで「excommunicate」や「anathematise / anathematize」などの単語は使用されていません。
 そもそも同教会は、2015年に(政府側が主導して擁立し、オリエント正教会の各教会が認めるのを拒否した)エリトリア総主教“アブネ”・ディオスコロス聖下(His Holiness Abune Dioskoros, Patriarch of the Eritrean Orthodox Tewahedo Church)の永眠後、首座が不在ゆえに組織上どうなっているのかもわかりません。破門が宣告できる状況にないのかもしれません。

 

 (英語)Eritrea Orthodox Church ex-leader expelled for heresy – BBC News

BBC News Africaさんのツイート: "Eritrea Orthodox Church ex-leader expelled for heresy https://t.co/7ky6b2w0Rf… "

 

 なお、教会の一員ではなくなったアントニオス聖下ですが、そのまま軟禁されている教会の建物に住み続ける(軟禁され続ける)そうです。

 

 アメリカ合衆国副大統領マイケル・R・ペンス閣下(The Honorable Michael R. Penceマイク・ペンスMike Pence)が総主教に言及したニュースが出たばかりの後の処分です。

 Pence calls on Saudi Arabia to release critic of Islam – Reuters

Pence also cited the detention of a 90-year-old Orthodox Church patriarch by Eritrea;

 教会から追放したうえに軟禁し続けてやるぞ、というエリトリア国政府の意思表示とみていいのではないでしょうか。

 

追記:
 主教ら6人のうち(もう少し主教がいたと思いましたが……)、一名だけ署名に参加していないそうです。
 その一名はアケレ・グザイ=アディ・ケイ主教キリロス座下(Bishop Kirillos of Akele Guzay–Adi Keyih)だということですが、理由は不明です。