キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、モンテネグロ大統領ミロ・ジュカノヴィッチ閣下と会見(2018年10月)

 2018年10月8日、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、モンテネグロ大統領ミロ・ジュカノヴィッチ閣下(His Excellency Mr Milo ĐukanovićМило Ђукановић)と会見しました。

 

Predsjednik Crne Gore(モンテネグロ大統領府公式チャンネル):
Predsjednik Crne Gore Milo Đukanović u zvaničnoj posjeti Svetoj Stolici – KADROVI – YouTube

 

 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)Holy See Press Office Communiqué: Audience with the President of Montenegro, 08.10.2018

 (モンテネグロ大統領府公式サイト)Novosti | Predsjednik Crne Gore Milo Đukanović boravi u zvaničnoj posjeti Svetoj Stolici
 (モンテネグロ大統領府公式サイト)Novosti | Papa primio predsjednika Crne Gore: “Nastavite da se zalažete za mir”
 (イタリア語)Il Papa riceve il presidente del Montenegro: “Continui a lavorare per la pace” – La Stampa

 

 ジュカノヴィッチ大統領閣下は、
 ローマ教皇庁国務省長官ピエトロ・パロリン枢機卿座下(His Eminence Pietro Cardinal Parolin)、
 ローマ教皇庁国務省外務局局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下(ホデルム名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Paul Richard Gallagher : Titular Archbishop of Hodelm)、
 らとも会談した模様。

 

関連:
 マルタ騎士団総長殿下が、モンテネグロ大統領ミロ・ジュカノヴィッチ閣下と会見(2018年10月)

 

シスマ2018:キリスト教/ウクライナ駐箚ローマ教皇大使館が、ウクライナ外務省公式サイトの内容(ローマ教皇聖座がウクライナへの独立正教会設置を支持しているかのようにとれるタイトルと記事)を否定。「東方正教会内部の問題」(2018年9月)

【シスマ2018~】 ウクライナへの独立正教会設置を巡るコンスタンティノープルの全地総主教庁とロシア正教会モスクワ総主教庁の対立とそれに端を発した出来事の記事一覧

 

 2018年9月25日、ローマ教皇庁国務省外務局局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下(ホデルム名義大司教 : Archbishop Paul Richard Gallagher : Titular Archbishop of Hodelm)は、ウクライナ外務大臣パウロ・クリムキン閣下(His Excellency Mr Pavlo Klimkin)と会見しました。

 ウクライナ外務省はこの会談の内容について記事を出していましたが……

 

 (ウクライナ語:ウクライナ外務省公式サイト)Святий Престол поважає рішення українського народу щодо створення Єдиної помісної церкви | Міністерство закордонних справ України

Святий Престол поважає рішення українського народу щодо створення Єдиної помісної церкви

「ローマ教皇聖座は単一の(東方正教会の独立正教会の)教会を設置するというウクライナの人々の決定を尊重する」

 

 ウクライナ駐箚ローマ教皇大使館公式サイトがこれを否定。

 

 (英語:ウクライナ駐箚ローマ教皇大使館公式サイト)Communiqué of the Apostolic Nunciature in Ukraine – Apostolic Nunciature in Ukraine

this is an internal question of the Orthodox Church, on which the Holy See never did and has no intention whatsoever of expressing any evaluation, in any venue.

 東方正教会内部の問題であるとしています。
 引用より前の「wishes to once again state」という部分から、「またいわないといけないのか……」とうんざりしているのが伝わってくるようです。

 

 ウクライナ外務省公式サイトは、 stopfake.org のバナーをはってリンクしていますが、自らがフェイクニュースを発信している有様で、ウクライナ系メディアはさらにひどく、コンスタンティノープルの全地総主教庁ですらそれに乗っかって高位の聖職者が無責任な発言をしています。
 理由の一つは、各正教会の声明や首座の発言が、それぞれの言語(要するにほかのところの人には読めない)で発信されているケースが多いことでしょう。
 そしてもちろん、ウクライナ政府やウクライナ系メディア、そして全地総主教庁も、勝たないとすべてが終わるのでフェイクニュースでもなんでも、ということは間違いありません。
 しかし、この一連のフェイクニュースが、彼らにとって少しでもプラスになっているのかどうか?

 政治的ギャンブルが前面に出て進んできた「シスマ2018」ですが、さらに形容しがたい状況に突入しています。

 

ローマ教皇聖座と中国が、司教任命について暫定合意(2018年9月)帰天(死去)した一名を含む八名の司教らとのコミュニオンが承認される

 2018年9月22日、ローマ教皇聖座と中華人民共和国は、キリスト教/ローマ・カトリック教会の同国内での司教任命について暫定合意しました(内容詳細不明)。

 ローマ教皇庁の国務省長官ピエトロ・パロリン枢機卿座下(His Eminence Pietro Cardinal Parolin)のアナウンス映像が公開されています。

 キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、中国国内で独自に叙階・叙任がおこなわれた司教らのうち、2018年9月22日付で、帰天(死去)している一人を含む八人とのフル・エクレジアル・コミュニオンを承認(司教叙階・教区長叙任などの承認・有効化・再有効化)したようです。

 

パロリン枢機卿座下によるアナウンス・英語版/
Vatican News – English:
Parolin on the Agreement between Holy See and People’s Republic of China – YouTube

 

パロリン枢機卿座下によるアナウンス・イタリア語版/
Vatican News – Italiano:
Dichiarazione card. Parolin sull'accordo provvisorio tra Santa Sede e Repubblica Popolare Cinese – YouTube

 

 (英語)Vatican and China sign historic deal to appoint new bishops | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Vatican and China sign historic deal to appoint new bishops – YouTube

 

 バチカン国務長官、教皇庁と中国間の司教任命めぐる暫定合意について語る – バチカン・ニュース
 教皇庁と中国、司教任命について暫定合意 – バチカン・ニュース
 教皇、中国の全司教らとの交わりを承認 – バチカン・ニュース
 教皇、中国に新教区を設立 – バチカン・ニュース

 (記事の掲載が終了しています)中国とバチカン「教会の司教の任命方法で暫定合意」 | NHKニュース
掲載時URL:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180923/k10011640991000.html

 

キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、モザンビーク大統領ニュシ閣下と会見(2018年9月)

 2018年9月14日、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、モザンビーク共和国大統領フィリッペ・ジャシント・ニュシ閣下(フィリペ・ニュシ大統領 : His Excellency Filipe Jacinto Nyusi)と会見したようです。

 同・大統領は、ローマ教皇庁の国務省長官ピエトロ・パロリン枢機卿座下(His Eminence Pietro Cardinal Parolin)および国務省外務局局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下(ホデルム名義大司教 : Archbishop Paul Richard Gallagher : Titular Archbishop of Hodelm)とも会談した模様。

 

 (英語)Mozambique's President to Pope: 'Can I announce that next year you will travel to Mozambique?' | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Mozambique's President to Pope: 'Can I announce that next year you will travel to Mozambique?' – YouTube

 

 (英語:ローマ教皇聖座公式サイト)Holy See Press Office Communique: Audience with the President of the Republic of Mozambique, 14.09.2018

 (英語)Mozambican President of visits Pope Francis – Vatican News

 

キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下が、ロシア連邦駐箚のローマ教皇大使チェレスティーノ・ミッリョーレ大司教座下と会見(2018年9月)

 2018年9月13日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(ヒラリオン府主教 : His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))は、ロシア連邦駐箚ローマ教皇大使チェレスティーノ・ミッリョーレ大司教座下(His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Celestino Migliore, Apostolic Nuncio to Russian Federation : カノーザ名義大司教 : Titular Archbishop of Canosa)と会見しました。

 ローマ・カトリック教会とロシア正教会の間の問題などが話し合われたようです。
 現在の東方正教会“分裂”に関する話もあったのではないかと思うのですが、特に記述はありません。

 

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)DECR chairman meets with Apostolic Nuncio to Russia | The Russian Orthodox Church