キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会のタヴシュ教区長バグラト・ガルスタニャン大主教座下(His Eminence Archbishop Bagrat Galstanyan, Primate of the Diocese of Tavush)がアルメニア共和国の首相候補への名乗りを挙げたようです。
アルメニア共和国では、パシニャン首相率いる政権が、アゼルバイジャン共和国との国境画定のための政治的な協議をおこなっており、それがアルメニア側には納得できないものであるとする、反政権行動が起こっていますが、ガルスタニャン座下もその行動を率いる一人です。
座下は、首相候補への名乗りを挙げるにあたり、アルメニア使徒教会の首座である全アルメニア人のカトリコスガレギン2世聖下へ教区長としての地位の返上を申し出たようです。
これに対し、ガレギン2世と聖エチミアジン母座は、教区長としての地位は停止しているものの、座下は引き続き大主教の聖職階級に留まることが発表されています。
座下が首相候補としてどれだけ支持を広げられるかという問題以前に、カナダとの二重国籍のため憲法上不可能であるようで、座下は憲法の改正から訴えているようです。
(英語)Archbishop Bagrat Galstanyan Declares That He Is a Candidate for Prime Minister • MassisPost
MassisPost – Archbishop Bagrat Galstanyan Declares That He… | Facebook
(英語)Archbishop Bagrat Galstanyan to retain episcopal rank – Mother See – Public Radio of Armenia
(英語)In Armenia, Archbishop Bagrat becomes a candidate for premiership – News – news of Orthodoxy – the Union of Orthodox Journalists