2024年6月11日、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)は、同教会のロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下(His Eminence Archbishop Angaelos of London)と会見しました。
2024年5月22日、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)は、ローマ教皇庁教理省長官ビクトル・マヌエル・フェルナンデス枢機卿座下(His Eminence Victor Manuel Cardinal Fernández, Prefect of the Dicastery for the Doctrine of the Faith)と会見しました。
枢機卿には、エジプト駐箚ローマ教皇大使ニコラス・ヘンリー・マリー・デニス・テヴナン大司教座下(アエクラヌム名義大司教 : Archbishop Nicolas Henry Marie Denis Thevenin, Titular Archbishop of Aeclanum, Apostolic Nuncio to Egypt, Apostolic Nuncio to Oman)が同行(なぜかコプト正教会の記事では毎回 Cardinal と表記されますが……)。
コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)、
シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran MorIgnatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)
アルメニア使徒教会(アルメニア正教会)キリキア・カトリコスのアラム1世聖下(His Holiness Aram I, Catholicos of the Great House of Cilicia【Catholicos of the Holy See of Cilicia】)
の三者の会合がエジプトで開催。
コプト正教会より、
クサイア・ミール主教【アルクサヤ・ミール主教】“アンバ”・トマス座下(His Grace AnbaThomas, Bishop of Alqousaya and Meer)、
北シュブラ教会代主教“アンバ”・アンゲロス座下(His Grace AnbaAngelos, General Bishop of North Shoubra Churches)、
シリア正教会より、
ホムス・ハマ・タルトゥース及び近郊大主教“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence MorTimotheos Matta Al-Khoury, Archbishop of Homs, Hama, Tartous and Environs)
ベイルート大主教“モル”・クレーミス・ダニエル・クーリエフ座下(His Eminence MorClemis Daniel Kourieh, Archbishop of Beirut)、
キリキア・カトリコス庁より、 ナレグ・アレメジャン大主教座下(His Eminence Archbishop Dr Nareg Alemezian, Ecumenical Officer)
シリア駐箚使徒座使節マガル・アシュカリャン主教座下(His Grace Bishop Magar Ashkarian, Pontifical Nuncio to the Prelacy of Syria)
らが同席。
前日の、5月9日、イグナティウス・アフレム2世とアラム1世がエジプトに到着しています。
コプト正教会側から、
クサイア・ミール主教【アルクサヤ・ミール主教】“アンバ”・トマス座下(His Grace AnbaThomas, Bishop of Alqousaya and Meer)、
北シュブラ教会代主教“アンバ”・アンゲロス座下(His Grace AnbaAngelos, General Bishop of North Shoubra Churches)、 エクリマンドス主教座下(His Grace Bishop Eklimandos, General Bishop of the churches of Almaza, Al Amal City and East Nasr City)
らが出迎え。
シリア正教会では、
ホムス・ハマ・タルトゥース及び近郊大主教“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence MorTimotheos Matta Al-Khoury, Archbishop of Homs, Hama, Tartous and Environs)
ベイルート大主教“モル”・クレーミス・ダニエル・クーリエフ座下(His Eminence MorClemis Daniel Kourieh, Archbishop of Beirut)、
らがイグナティウス・アフレム2世を出迎え。
イグナティウス・アフレム2世には、“モル”・ウジーン・アル=クーリー・ネマト大主教座下(His Eminence Archbishop MorAugeen Al-Khoury Nemat, Patriarchal Secretary)が同行。
上記の出来事に関して、 Romfea.gr によると(あるいは他に同様な報道をしているところによると)、府主教個人のFacebook アカウント(ギリシャ語で検索しても見つかりませんでした)でのコメントらしいのですが、キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープルのイコニウム府主教セオレプトス座下(リカオニア全土における首座代行 : His Eminence Metropolitan Theoleptos of Iconium, Exarch of All Lycaonia)が、この叙聖を屈辱と述べ、猛批判した、というような報道が出ています。
同・府主教は、バルソロメオス総主教や(次期総主教の有力候補である)エルピドフォロス大主教に近いと見られていますが、一方、以前の人事でコンスタンティノープルの中枢からは外されているとみる向きもあり、今回の私見がどの程度コンスタンティノープルを代表している感覚なのかはわかりません(そもそも該当アカウントを発見できていませんが……)。