2019年9月2日に、キリスト教/オリエント正教会/エチオピア正教会の常任聖シノドの緊急会合がおこなわれたようです。
エチオピア連邦民主共和国内の人種対立の影響がベースにあるようですが……。
人種対立によりエチオピア正教会の聖堂が襲撃されたり、元エチオピア正教会の司祭でオロモ人の政治活動家がオロモ人の教会分離を認めるかのようなエチオピア正教会総主教庁の偽文書を記者会見で公開したり、ということがあったようです。
それなりの人口を擁しながら政治的立場が低く扱われてきたオロモ人ですが、おそらくですが、エチオピア正教会でも立場が低いものなのだと思います。
エチオピア正教会は、アメリカ合衆国の亡命シノドとの統合がおこなわれて一年と少しが経過しましたが、政治状況にあわせて問題がまた浮上してきたようです。
政治家も非常にあやふやな態度を取っているようで、エチオピア正教会は面倒な時期を迎えたかもしれません。