2019年4月4日、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会/ベッサラビア府主教庁のベッサラビア府主教/キシナウ大主教ペトル座下(His Eminence Petru, the Archbishop of Chisinau, the Metropolitan of Basarabia and the Exarch of the Plains)は、モルドバ共和国駐箚ルーマニア特命全権大使ダニエル・ヨニツァ閣下(His Excellency Daniel Ioniță)と会見しました。
(ルーマニア語:ベッサラビア府主教庁公式サイト)Excelența Sa d-l Daniel Ioniță – Ambasadorul României în R. Moldova, în vizită la Mitropolia Basarabiei | Mitropolia
ペトル座下は、現在ルーマニア正教会のベッサラビア府主教庁(モルドバ共和国)を管轄していますが、かつてはロシア正教会の主教で、ロシアを離脱するなどモルドバにおける両教会の対立に関わっていました。
その後、ペトル座下はモスクワ総主教庁に対し赦免を要請し許され、近年はモルドバではそこまで緊迫感がある出来事はありませんでしたが、昨年のシスマにともないロシア正教会側がモルドバ府主教庁とルーマニア正教会に向ける視線は警戒的です。