2019年2月26日、キリスト教/ロシア正教会の聖シノドは、東南アジアにおける総主教代理区に4教区を設置することを決定した模様。
東南アジアにおける総主教代理/シンガポール・東南アジア府主教セルギイ座下(His Eminence Metropolitan Sergiy of Singapore and South-East Asia, Patriarchal Exarch in South-East Asia)がうち1教区である「シンガポール・東南アジア教区(シンガポール・インドネシア・マレーシア)」を管理するのに加え、残る「朝鮮教区(北朝鮮及び大韓民国)【朝鮮主教】」「タイ王国教区(タイ王国・カンボジア王国・ラオス)【バンコク・プノンペン主教】」「フィリピン・ベトナム教区(フィリピン・ベトナム)【マニラ・ハノイ主教】」も当面のところその管理下に置かれるようです。
(ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Образованы епархии в составе Патриаршего экзархата в Юго-Восточной Азии / Новости / Патриархия.ru
(英語)Interfax-Religion: Russian Orthodox Church to set up 4 dioceses in SE. Asia
(ロシア語)Интерфакс-Религия: Синод РПЦ создал четыре епархии в Юго-Восточной Азии
あわただしく設置された「東南アジアにおける総主教代理区」ですが、その中は4教区で構成されることになりました。
区割りなどは、また主教が選ばれるなどなんらかのタイミングで変わる可能性もあるでしょう。
また、タイ王国にあった総主教庁下の小教区は、タイ王国教区の設置に伴い、解消となるようです。