キリスト教/セルビア正教会のフランクフルト・全ドイツ主教にグリゴリイェ座下が着座(2018年9月)

 2018年9月16日、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会のフランクフルト・全ドイツ主教にグリゴリイェ座下(His Grace Bishop Grigorije of Frankfurt and All Germany)が着座したようです(着座式はデュッセルドルフでおこなわれた模様)。

 同教会より、シャバツ主教ラヴレンティイェ座下(His Grace Bishop Lavrentije of Šabac)が臨席。

 また、(おそらく)グリゴリイェ座下がボスニア・ヘルツェゴビナの教区の主教を長期間に務めていたことから、ボスニア・ヘルツェゴビナ/スルプスカ共和国【セルビア人共和国】大統領ミロラド・ドディク閣下(His Excellency Mr Milorad Dodik)が参列しています。
 ギリシャ正教会やロシア正教会、カトリック教会、イスラム教指導者、ドイツの政治家の参列もあったようです。

 西欧への難民流入として、シリアなどからの人々が多く挙げられますが、東欧からの移民人口も多く、西欧の東方正教会の信徒数は増加しています。

 

Телевизија Храм:
Устоличен Епископ франкфуртски и све Немачке г-дин Григорије – YouTube

 

На устоличењу Владике Григорија у Немачкој орило се "Ој Косово,Косово" – YouTube

 

На устоличењу Владике Григорија у Диселдорфу дечији хорови из Херцеговине певали "Тамо далеко" – YouTube

 

Срби заиграли коло око Цркве у Диселдорфу на устоличењу Владике Григорија – YouTube

 

Беседа Епископа шабачког Лаврентија на устоличењу Епископа Григорија – YouTube

 

Приступна беседа Епископа франкфуртског и све Немачке г-дина Григорија – YouTube

 

Радост верника у Немачкој због устоличења Епископа Григорија – YouTube

 

 (英語:セルビア正教会総主教庁公式サイト)His Grace Bishop Grigorije of Frankfurt and All Germany enthroned | Serbian Orthodox Church [Official web site]
 (セルビア語:セルビア正教会総主教庁公式サイト)Устоличен Епископ франкфуртски и све Немачке Григорије | Српскa Православнa Црквa [Званични сајт]

 (セルビア語:セルビア正教会モンテネグロ・プリモルスカ府主教庁公式サイト)Устоличен Епископ франкфуртски и све Немачке Григорије | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

 

キリスト教/セルビア正教会のブエノスアイレス・中南米主教にキリロ座下が着座(2018年9月)

 2018年9月2日(?)、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会のブエノスアイレス・南米主教にキリロ座下(His Grace Bishop Kirilo of Buenos Aires and South-Central America)が着座したようです。
 同教会重鎮のモンテネグロ・プリモルスカ府主教アンフィロヒイェ座下(His Eminence Metropolitan Amfilohije of Montenegro and the Littoral)が臨席し、礼拝などがおこなわれました。
 同教会および東方正教会の各教会から主教らが臨席。

 

Телевизија Храм:
Устоличен Епископ буеносајрески и јужно-централноамерички Г.Кирило – YouTube

 

Острог Тв Студио:
Устоличење Епископа Кирила Бојовића у Буенос Аиресу, 2 9 2018 љ Г – YouTube

 

 (英語:セルビア正教会総主教庁公式サイト)The First Serbian Bishop of Buenos Aires and South-Central America Kiril (Bojovic) enthroned | Serbian Orthodox Church [Official web site]
 (セルビア語:セルビア正教会モンテネグロ府主教庁公式サイト)Устоличен Епископ буеносајрески и јужно-централноамерички Кирило (Бојовић) | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)
 (セルビア語:セルビア正教会モンテネグロ府主教庁公式サイト)ПРИСТУПНА БЕСЕДА НОВОУСТОЛИЧЕНОГ ЕПИСКОПА СПЦ ЗА БУЕНОС АЈРЕС ЈУЖНУ И ЦЕНТРАЛНУ АМЕРИКУ Г. КИРИЛА | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Representative of the Russian Orthodox Church attends enthronement of Bishop Kirill of Buenos Aires and South and Central America | The Russian Orthodox Church

 

アンフィロヒイェ座下のほかの聖職者:
 セルビア正教会/ドゥクリャ主教メトディイェ座下(His Grace Vicar Bishop Metodije of Dioclea)、

 ロシア正教会/アルゼンチン・南米府主教イグナティー座下(His Eminence Metropolitan Ignaty【Ignatiy】 of Argentina and South America)、
 アメリカ正教会【OCA】/メキシコシティー・メキシコ大主教アレホ座下(The Most Reverend Alejo, Archbishop of Mexico City and Mexico)、
 在外ロシア正教会【ROCOR】/カラカス・南米主教イオアン座下(His Grace Bishop John【Ioann】 of Caracas and South America)、
 コンスタンティノープル全地総主教庁/パタラ主教イオシフ座下(Bishop Joseph【Iosíf】 of Patara)、

 

88歳(2018年8月28日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が88歳を迎える

 2018年8月28日、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、88歳を迎えたようです。

 

 (英語:ルーマニア正教会通信)Patriarch Irinej of Serbia celebrates his 88th birthday – Basilica.ro

Basilica.ro (EN)さんのツイート: "Patriarch Irinej of Serbia celebrates his 88th birthday https://t.co/xmhl6uHbd3… "

 

キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が、総主教庁でセルビア大統領ブチッチ閣下と会見(2018年8月)

 2018年8月4日、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、セルビア総主教庁にて、セルビア共和国大統領アレクサンダル・ブチッチ閣下(ヴチッチ大統領 : His Excellency Mr Aleksandar Vučić)と会見しました。

 会見では、現在の極めて重要な問題である、セルビア共和国外及び実行統治が及んでいない地域(コソボ・メトヒヤ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、クロアチア)に居住しているセルビア人に関する会談が行われたようです。

※近年セルビアでは、国家、セルビア正教会、また現在セルビア王室を称する旧ユーゴスラビア王室などを含めあらゆる方面から近隣地域のセルビア人の保護と影響力拡大が図られているように思えます。
 これはロシア人が旧ソ連圏各国などに移住していることによるロシア連邦の政策及びロシア正教会の活動を縮小したような状況でしょうか。

 会談には、セルビア総主教庁から、セルビア総主教補佐/レメジヤナ主教ステファン座下(His Grace Bishop Stefan of Remesiana, Vicar Bishop of the Serbian Patriarch)が同席した模様。
※ステファン主教座下は、割と最近に総主教補佐に起用されたので、これから名前を見る機会が増えるかと思います。

 

 (英語:セルビア正教会総主教庁公式サイト)President Vucic talked with the Serbian Patriarch | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

 (セルビア語キリル文字:セルビア大統領府公式サイト)Председник Вучић и Његова светост патријарх српски г. Иринеј | Председник Републике Србије

 

 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Patriarhul Irineu s-a întâlnit cu Preşedintele Serbiei – Basilica.ro
 (英語:ルーマニア正教会通信)Patriarch Irinej receives the visit of Serbian President – Basilica.ro
※先に掲載されたルーマニア語版では、会談の話題は「セルビア人」でしたが、後の英語版では「現在の極めて重要な問題」となっています(ブログ記事作成時点)。英語版は単なるルーマニア語版からの翻訳かと思っていたのですが、違うのでしょうか……。

Basilica.roさんのツイート: "În cadrul întrevederii au fost discutate aspecte contemporane care vizează poporul sârb. https://t.co/EFfpZQUgYV"

 

キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下が、今月【2018年8月】下旬にコンスタンティノープル全地総主教バルソロメオス聖下を訪問予定(2018年8月)東方正教会の分裂もささやかれる昨今

2018年~ ウクライナへの独立正教会設置を巡るコンスタンティノープルの全地総主教庁とロシア正教会モスクワ総主教庁の対立関連の記事一覧

 

 一部報道によりますと、今月【2018年8月】下旬に、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、トルコ共和国イスタンブールのキリスト教/東方正教会首席/コンスタンティノープル=新ローマ大主教・全地総主教バルソロメオス聖下(バーソロミュー1世世界総主教バルトロマイ1世ヴァルソロメオス1世 : His All-Holiness Bartholomew, Archbishop of Constantinople-New Rome and Ecumenical Patriarch)を訪問するとのことです。

 ギリシャの正教会系メディアによると、これはロシア正教会側から口頭で申し込まれたとのこと。

 

 問題のもともとの発端は、ロシア正教会モスクワ総主教庁とコンスタンティノープルの全地総主教庁の主導権争いですが、特にここ数年のモスクワ側の全地総主教庁を軽視していると取られてもしょうがない数々の行動があり、全地総主教庁内で、ロシア正教会の管轄権下にあるウクライナに独立正教会を承認してもよいという動きが出てきていました。
 これはウクライナの政治家や、教会法上合法でない各教会(キエフ総主教庁やウクライナ独立正教会)からの要望もありますが、いずれにせよ当初は、本気でウクライナに独立正教会を承認するつもりなどなく、モスクワへの牽制という色合いが強かったように思えたものです(というか温厚(?)な意見をいう主教らの記事も出ていた状況)。
 しかし、いつの間にやらバルソロメオス聖下が「ウクライナは元から全地総主教庁の管轄権下にある」と発言し、モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(ヒラリオン府主教 : His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))が「歴史的根拠はなにもない」と批判するなど、火種は燃え上がる一方、はっきりいって全地総主教庁は、現在合法でない教会からなる各教会を元にしたウクライナの独立正教会を承認するのではないかという見方が日に日に増えてきている状況です。

 正直、いまさら全地総主教庁がウクライナを見捨てることはないように思えます。それはモスクワへの完全な屈服を意味します。
 ロシア人の考えることはよくわからないので、今回の会談でなにを狙っているのかわかりませんが、完全な決裂となれば騒動になるでしょう。

 ロシア正教会の権威とバルカンでの影響力が低下すれば、ブルガリアの反ロシア派は勢力を増すでしょう。
 全地総主教庁すら否定している、ブルガリア正教会によるマケドニア正教会-オフリド大主教庁の教会法上合法な教会への組み入れ(独立正教会として承認するか、自らの管轄権下の自治的権限を持つ教会として承認)が起こる可能性も高く、その場合、「絶対に承認できない」とマケドニア側に伝えてきた全地総主教庁の権威もまた低下するでしょう。

 トルコ共和国大統領レジェップ・タイップ・エルドアン閣下(His Excellency Mr Recep Tayyip Erdoğan)の動向も問題となってきます。
 バルソロメオス聖下がウクライナに独立正教会を承認した場合、「エルドアンは全地総主教の力を見直すだろう」という楽観的すぎる見方もありますが、正直、ロシアとの関係の状況によっては、弾圧もあるのではないかと思います。

 

 (英語)Patriarch Kirill reportedly to visit Constantinople in late August / OrthoChristian.Com