動画:キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下のクリスマス(降誕祭)メッセージ(2019年12月)

 キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)によるクリスマス(降誕祭)のメッセージ映像が公開されています。

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
معايدة صاحب الغبطةيوحنا العاشر بطريرك أنطاكية وسائر المشرقميلاد ٢٠١٩ – YouTube

 

動画(英語):キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下のクリスマス(降誕祭)メッセージ映像(2019年12月)

 キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)のクリスマス・メッセージ映像です。

 

Christmas Message 2019 – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 

 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)Christmas Message 2019 | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

キリスト教/英国正教会【イギリス正教会】【ブリテン正教会】首座/グラストンベリー府主教セラフィム座下(英国総主教)が、転倒して負傷したとのこと(2019年9月)

 キリスト教/オリエント正教会系統の英国正教会【イギリス正教会】【ブリテン正教会】(British Orthodox Church)の首座/グラストンベリー府主教“アバ”・セラフィム座下(His Eminence Abba Seraphim, Metropolitan of Glastonbury)は、転倒して上腕骨を骨折した模様。
 用語の正確な意味がいまいちわかりませんが、六週間は腕を吊るような包帯か何かの着用が必要なようです。

 

 (英語:英国正教会公式サイト)Abba Seraphim suffers a fall and a fracture – The British Orthodox Church

 

 セラフィム座下は英国総主教を称しており、また、今回の記事では後継者のジェームズ大主教座下がいるのでなにも心配はないというような記述もあります。

 セラフィム座下自身はコプト正教会で叙聖を受けており、その後コプト正教会から英国正教会が離脱した後にどうなったかはわかりませんが、オリエント正教会の主流の教会の聖職者として認められる条件は過去においては満たしています。
 が、ジェームズ座下は、そのような主流の教会に属さない主教を含んだ形で叙聖を受けています。
 また、(長い形での)ジェームズ座下の称号を含む表記は(His Eminence Abba James, Archbishop Titular of Caerleon-upon-Usk and Mafrian to the Metropolis of Glastonbury and British Patriarchate)となっており、カーリアン=アポン=アスク名義大主教に加え、「Mafrian」というものが付加されています。これはおそらく「Maphrian」と主に表記される過去のシリア正教会において総主教に次ぐ地位を持っていた聖職者の称号を後継者兼補佐(カトリックでいう協働)のためのジェームズ座下のために使用しているのでしょう。

 

キリスト教/“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”公式サイトに“フィラレート総主教”へのインタビューが掲載(2019年9月)コンスタンティノープルを批判

 “ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の公式サイトに、“フィラレート総主教”(キーウ・全ルーシ=ウクライナ総主教フィラレート聖下 : His Holiness Patriarch Filaret of Kyiv and All Rus’-Ukraine)へのインタビュー記事が掲載されています。
 記事によれば、ジャーナリストによるインタビューのようです。

 

 (ウクライナ語: UOC-KP 公式サイト)Патріарх Філарет: «В Українській державі повинна бути дійсно незалежна автокефальна Церква» – Українська Православна Церква Київський Патріархат

 (英語)Filaret: Pat. Bartholomew asked President to speed up liquidation of UOC-KP – UOJ – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Filaret: Patriarch Bartholomew seeks absolute power in Orthodoxy – UOJ – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Philaret effectively admits to election tampering, claims Epiphany became primate thanks to him / OrthoChristian.Com

 

 内容は、これまでに比べれば整理されており、この一年いうことがコロコロ変わったり、これまでの行動のまずいところがうまく(?)スルーされているような気がするようなところ、そしてそもそも教会にナショナリズムは必要なの?という根本的なことを除けば、ある程度の説得力はあるのではないかと思います。

 フィラレート総主教によれば、まず彼はロシア正教会モスクワ総主教庁に独立正教会としてくれるように請願したが、これははねつけられたということです。
 そのためコンスタンティノープルを頼ったが、彼らはずーっとグズグズしたあげく、事実上独立を認めていない内容のトモスを渡してきた。それはコンスタンティノープルを絶対的な権力として確立させるためだ、としています。数年前の東方正教会全体の会合で、ロシア正教会、アンティオキア総主教庁、ブルガリア正教会、ジョージア正教会【グルジア正教会】、が欠席しましたが、これはコンスタンティノープルが自らの権力を絶対にしようとしたためであるとし、欠席したロシア正教会などの立場を支持しています(!)。
 また、なぜ「総主教」にこだわるかといえば、ポーランド正教会のように府主教を首座とする独立正教会というのは可能だが、府主教は必ずしも独立正教会の首座というわけではない。「総主教」ならば必ずそうだ、ということです(なぜ総主教にこだわるかについてもこれまで発言が変わったりしているので話半分に聞いていけばいいのですが、確かに総主教と認めた相手にあの内容のトモスを渡すのはムチャ度が増すとは思います)。
 ポロシェンコ(元)大統領については、選挙目当てだったとまたも批判、というか事実を指摘
 その他、欧州を批判したりしていますが、結論としては、ウクライナには、モスクワからもコンスタンティノープルからも真に独立(independent)した「独立正教会(autocephalous church)」が必要だということです。

 

 理屈の展開はわからないでもありませんが、そもそも国単位で独立教会を作らねばならないというのは東方正教会全体では合意されていないというのはどうでもいいとしても、モスクワとコンスタンティノープルを共に敵に回していったいどこに独立正教会として認定してもらおうというのか。もらったとしてなんなんだというのがさっぱりわからないところです。

 

キリスト教/シリア正教会アンティオキア総主教イグナティウス・アフレム2世聖下がアルメニア使徒教会/キリキア・カトリコスのアラム1世聖下を訪問。母親が永眠したアラム1世聖下に弔意を伝える(2019年9月)

 2019年9月17日、キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会(アルメニア正教会)キリキア・カトリコスのアラム1世聖下(His Holiness Aram I, Catholicos of the Great House of Cilicia【Catholicos of the Holy See of Cilicia】)を訪問、母親のルシン・ケシシャン夫人が永眠したアラム1世聖下に弔意を伝えました。
 “モル”・グレゴリウス・ヨセフ府主教座下(His Eminence Mor Gregorius Joseph, Metropolitan Trustee of the Syrian Jacobite Church in India)が同行。

 

 (英語:アルメニア教会キリキア・カトリコス庁公式サイト)HIS HOLINESS ARAM I RECEIVES IGNATIUS APHREM II PATRIARCH OF THE SYRIAC ORTHODOX CHURCH | Armenian Church Catholicosate of Cilicia
 (英語:シリア正教会アンティオキア総主教庁公式サイト)His Holiness offers condolences to His Holiness Catholicos Aram for the passing away of his mother | Syrian Orthodox Patriarchate of Antioch

 

Armenian ChurchさんはTwitterを使っています: 「On September 17, 2019, His Holiness Patriarch Mor @Ignatius Aphrem II visited @CatholicosAramI, to offer his condolences on the passing away of late Lousine Keshishian, mother of Aram I. https://t.co/WiAHck3EWw」 / Twitter

 

ՆՈՐԻՆ ՍՐԲՈՒԹԻՒՆ ԻԳՆԱՏԻՈՍ ԱՖՐԱՄ Բ. ԱՍՈՐԻ… – His Holiness Catholicos Aram I of the Armenian Church, Holy See of Cilicia | Facebook

 

Երեքշաբթի, 17 Սեպտեմբեր 2019-ին,… – Armenian Church, Holy See of Cilicia | Facebook

 

قداسة سيدنا البطريرك يقدّم التعازي… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook