ローマ・カトリック教会ウォルシンガムの聖母属人裁治区のキース・ニュートン座下が「属人裁治区は期待されていたほど受け入れられていない」(2014年4月)

 属人裁治区(Personal Ordinariate : オルディナリアートゥス・ペルソナーリス : Ordinariatus Personalis)とは、2011年にローマ教皇ベネディクト16世の下に成立した、最近の英国国教会(聖公会)の変化に反対し、離脱してローマ・カトリック教会傘下に入りながらも、自分たちの伝統を維持することを選んだ人々のための制度です。特殊な教区のようなものとして認識されていることが多いようです。

※「オプス・デイ」の「属人区」とは関係ありません。

 現在、三つの属人裁治区が成立していますが、その一つでイングランドとウェールズを統轄する「ウォルシンガムの聖母属人裁治区」(Personal Ordinariate of Our Lady of Walsingham)の裁治権者キース・ニュートン座下(The Right Reverend Monsignor Keith Newton)が、「属人裁治区は期待されていたほど受け入れられていない」と認めています。

 

記事:
 (英語)Leader of Anglican ordinariate admits interest has waned : News Headlines – Catholic Culture
 (英語)Ordinariate leader says growth is too slow