2021年4月16日、キリスト教/ローマ・カトリック教会のローマ名誉教皇ベネディクト16世聖下(His Holiness Benedict XVI, Pope Emeritus)は94歳を迎えました。
特に大きな催しはなかったようですが、数週前に側近のローマ教皇庁/教皇公邸管理部室長ゲオルク・ゲンスヴァイン座下(ウルブス・サルウィア名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Georg Gänswein, Prefect of the Prefecture of the Papal Household, Titular Archbishop of Urbs Salvia)が答えたインタビュー映像が ROME REPORTS より配信されています。
2020年11月28日、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、すでに発表されている13人を枢機卿に昇叙しました。
13人のうち、
フィリピンのカピス大司教ホセ・フエルテ・アドヴィンクラ枢機卿座下(His Eminence Jose Fuerte Cardinal Advincula, Archbishop of Capiz)
ブルネイ使徒座代理【代牧】コルネリウス・シム枢機卿座下(His Eminence Cornelius Cardinal Sim, Vicar Apostolic of Brunei)
は、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】対策のため、参加できなかったようです。また、同じく対策のため、参加人数が制限されました。
2020年1月18日、枢機卿団はアンジェロ・ソダーノ枢機卿座下の辞任により空位になっていた首席枢機卿に、次席枢機卿ジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿座下(His Eminence Giovanni Battista Cardinal Re)を選出、ローマ教皇フランシスコ聖下はこれを承認しました。レ枢機卿座下は同時にオスティア枢機卿名義司教となっています。85歳。
また、次席枢機卿のレ座下が首席枢機卿に選出されたことにより、次席枢機卿が空位となりました。
2020年1月24日、枢機卿団はローマ教皇庁東方教会省長官レオナルド・サンドリ枢機卿座下(His Eminence Leonardo Cardinal Sandri, Prefect of the Congregation for the Oriental Churches)を次席枢機卿に選出、ローマ教皇フランシスコ聖下はこれを承認しました。
On 18 January 2020 the Holy Father approved the election – by the cardinals of the Order of Bishops – of the dean of the College of Cardinals, in the person of His Eminence Cardinal Giovanni Battista Re, of the Title of the Suburbicarian Church of Sabina-Poggio Mirteto, who will also assume the Title of the Suburbicarian Church of Ostia.
Likewise on 24 January 2020, the Supreme Pontiff approved the election of the deputy dean of the same College, in the person of His Eminence Cardinal Leonardo Sandri, of the Title of Santi Biagio e Carlo ai Catinari, prefect of the Congregation for the Oriental Churches.
キリスト教/ローマ・カトリック教会のローマ教皇庁/典礼秘跡省長官ロベール・サラ枢機卿座下(His Eminence Robert Cardinal Sarah, Prefect of the Congregation for Divine Worship and the Discipline of the Sacraments)とローマ名誉教皇ベネディクト16世聖下(His Holiness Benedict XVI, Pope Emeritus)の共著が出たらしいのですが、これに関してベネディクト16世側が側近のローマ教皇庁/教皇公邸管理部室長ゲオルク・ゲンスヴァイン座下(ウルブス・サルウィア名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Georg Gänswein, Prefect of the Prefecture of the Papal Household, Titular Archbishop of Urbs Salvia)を通じて共同著者名と序文などから名前を外すよう求めたようです。