訃報(2022年2月11日):キリスト教/古代東方教会首座/カトリコス=総主教アッダイ2世ゲワルギス聖下が永眠(1948?~2022)

 2022年2月11日、キリスト教/東方教会/古代東方教会首座/第109代カトリコス=総主教“マル”・アッダイ2世ゲワルギス聖下(His Holiness Mar Addai II Gewargis, Catholicos Patriarch of the Ancient Church of the East)が永眠したようです。
 1948年生まれという情報が出ています。

 古代東方教会は、アッシリア東方教会から1964年に離脱しました(首座歴代数は離脱前の代数を含むもの)。
 たびたび、(再)統合のための協議がおこなわれますが、成功していません。

 (英語)PM Barzani Offers Condolences over Passing of Patriarch Mar Addai II

 

続報:
 キリスト教/古代東方教会の次の首座/カトリコス=総主教に、ヤコブ・ダニル府主教座下が選出(2022年6月)
 キリスト教/古代東方教会の首座/カトリコス=総主教に選出されていたヤコブ3世ダニル聖下が「退位」を表明との報道(2022年8月)
 キリスト教/古代東方教会が、新たに首座/カトリコス=総主教として米国東部・欧州全土主教ゲワルギス・ヨナン座下を選出(2022年11月)「ゲワルギス3世ヨナン」を名乗る予定

訃報(2022年2月9日):キリスト教/エリトリア正教会首座/エリトリア総主教アントニオス聖下が永眠(1927~2022)

 2022年2月9日、キリスト教/オリエント正教会/エリトリア総主教“アブネ”・アントニオス聖下(His Holiness Abune Antonios, Patriarch of the Eritrean Orthodox Tewahedo Church)が永眠したようです。
 1927年7月12日生まれの94歳。

 

 (英語:エリトリア正教会 アントニオス聖下を支持してきたほうの北米教区 公式サイト)H.H. Abune Antonios, the Third Patriarch of the Eritrean Orthodox Church is Reposed (Press Release)

 (英語)Patriarch of the Eritrean Orthodox Church Abune Anotnios passes away – Radio Erena
 (英語)The Martyr of Dictatorship – Patriarch Abune Antonios of Eritrea Enters Eternal Rest – Orthodoxy Cognate PAGE

 

 聖下は、2007年にエリトリア国政府の意向によって廃位され軟禁され続けていました。

 政府側の聖職者(と言い切っていいかどうかわかりませんが)は、その間に総主教を二人選出しています。

関連:
 訃報(2015年12月21日):キリスト教/(地位について議論のある)エリトリア総主教ディオスコロス聖下が永眠との報道(1935~2015)
 キリスト教/エリトリア正教会が新たな首座・総主教を選出(2021年6月)他のオリエント正教会の独立教会は承認せず。世界教会協議会【WCC】は祝福

訃報(2021年8月10日):キリスト教/名誉カメルレンゴのエドゥアルド・マルティネス・ソマロ枢機卿座下が帰天(1927~2021)

 2021年8月10日、キリスト教/ローマ・カトリック教会スペインの名誉カメルレンゴのエドゥアルド・マルティネス・ソマロ枢機卿座下(His Eminence Eduardo Cardinal Martínez Somalo, Camerlengo Emeritus of the Holy Roman Church)が帰天したようです。
 1927年3月31日生まれの94歳。

 カメルレンゴ、ローマ教皇庁典礼秘跡省長官、ローマ教皇庁奉献・使徒的生活会省長官、首席助祭枢機卿、コロンビア駐箚ローマ教皇大使などを務めました。

 帰天に伴い、枢機卿の人数は219人に減少します。

 

 エドゥアルド・マルティネス・ソマロ枢機卿逝去 – バチカン・ニュース
 (英語:バチカン・ニュース)Cardinal Martinez Somalo dies at age of 94 – Vatican News
 (英語:バチカン・ニュース)Pope sends condolences upon death of Cardinal Martinez Somalo – Vatican News

 (英語:ローマ教皇聖座 公式サイト)Telegram of condolence on the death of His Eminence Cardinal Eduardo Martínez Somalo, 11.08.2021

 

 (英語)Spanish Cardinal Eduardo Martínez Somalo dies at 94 | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Spanish Cardinal Eduardo Martínez Somalo dies at 94 – YouTube

キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下が、永眠したマランカラ正教シリア教会【インド正教会】首座/東方カトリコスのバセリオス・マルトマ・パウロス2世聖下への弔意を表明(2021年7月)

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(ヒラリオン府主教 : His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))は、2021年7月12日に永眠したキリスト教/オリエント正教会/マランカラ正教シリア教会【インド正教会】首座/東方カトリコス・マランカラ府主教“モラン”・“マル”・バセリオス・マルトマ・パウロス2世聖下(シロ・マランカル典礼カトリコスモラン・バゼリオス・マルトマ・パウロス2世 : His Holiness Moran Mar Baselios Marthoma【Mar Thoma】 Paulose II, the Catholicos of the East and Malankara Metropolitan, the Supreme Head of the Malankara Orthodox Syrian Church of India)への弔意を表明しました。

 

 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁 公式サイト)Председатель ОВЦС выразил соболезнования в связи с кончиной Предстоятеля Маланкарской Церкви: новость ОВЦС

訃報(2021年7月11日):キリスト教/キンシャサ名誉大司教ロラン・モンセングオ・パシンヤ枢機卿座下が帰天(1939~2021)

 2021年7月11日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/キンシャサ名誉大司教ロラン・モンセングオ・パシンヤ枢機卿座下(His Eminence Laurent Cardinal Monsengwo Pasinya, Archbishop Emeritus of Kinshasa)がフランス共和国ベルサイユで帰天したようです。
 1939年10月7日生まれの81歳。

 帰天に伴い、枢機卿の人数は 221 人に減少しました。

 

 (英語)Cardinal Monsengwo Pasinya dies at 81 years old | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Cardinal Monsengwo Pasinya dies at 81 years old – YouTube

 

 パシンヤ枢機卿死去、コンゴ民主共和国の対話と和解に貢献 – バチカン・ニュース
 (英語:バチカン・ニュース)Cardinal Monsengwo dies in France – Vatican News
 (英語:バチカン・ニュース)DRC: Cardinal Laurent Monsengwo Pasinya – a life of firsts. – Vatican News
 (英語:バチカン・ニュース)Pope pays tribute to Cardinal Monsengwo: “a man of justice and peace" – Vatican News

 (英語:ローマ教皇聖座 公式サイト)Telegram of condolence on the death of His Eminence Cardinal Laurent Monsengwo Pasinya, 13.07.2021